皇后杯予選がはじまりますが･･･

9月から皇后杯予選となる関東大会がはじまります。つくばFCレディースは2回戦から登場。9月3日（日）に日本大さんと前橋育英高さんの勝者と対戦します。

【女子TOP】#つくばFCレディース が出場する、第45回関東女子サッカー選手権大会（兼）#皇后杯 JFA第45回 #全日本女子サッカー選手権大会 関東予選の組み合わせが決まりましたので、お知らせいたします。

詳細はこちら⏬https://t.co/1UhXwvq4e7

— つくばFC (@tsukubafc) August 22, 2023

今大会からは関東枠が1つ減り、全国大会進出は6枠となりました。2回戦を勝ち上がらなければそこで予選敗退が決定です。まずはそこに向けた準備を！

･･･と行きたいところですが、つくばFCレディースのキャプテン、原嶋選手が海外移籍のためチームを退団することになりました。

【女子TOP】
原嶋 祐芽選手が、#つくばFCレディース を退団し、Auckland United FC（LOTTO NRFL Women's Premiership/ニュージーランド）へ移籍することとなりましたので、お知らせいたします。#つくばFC #女子サッカー #海外
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— つくばFC (@tsukubafc) August 22, 2023

中盤の底で危険の芽を摘み、水を運ぶ役割りを淡々とこなしてくれた原嶋選手。地味で目立たないプレースタイルでしたが、キャプテンシーも発揮出来る、このチームには絶対に欠かせない選手のひとりでした。

原嶋選手は26歳。選手として脂が乗った時期です。昨シーズンは体調不良で長期欠場も経験しています。この先のサッカー人生を考えた時、海外にチャレンジするならこのタイミングを逃すわけには行かなかったのだと思います。ちなみにですが、原嶋選手は既に現地入りしているそうです。

どこへ行っても応援しています！原嶋選手、ニュージーランドでサッカー選手としてもっと飛躍してください！
最後にサインもらっておきました。今までありがとう！娘がお世話になりました( ^ω^ )

さて、つくばのボランチはどうしたもんかな（；＾＾）

女子W杯2023総括

遅くなりましたが、サッカー女子W杯2023の総括を。

先日決勝が行われた女子W杯2023はスペインがイングランドに勝利し初優勝という結果でした。決勝は歴史に残る好ゲームでした。おめでとうスペイン！

SPAIN ARE WORLD CHAMPIONS!!! 🇪🇸#BeyondGreatness | #FIFAWWC pic.twitter.com/x4liWtvgpN

— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) August 20, 2023

決勝では日本の山下さんが第4審を務めました。これは日本人初の快挙です。

🇯🇵 日本人審判が偉業 👏#山下良美 氏、#女子W杯 決勝で第4審の担当が発表！日本人審判が女子W杯で第4審を務めるのは、2007年大会の大岩真由美氏以来で史上2人目となっている。

— GOAL Japan (@GoalJP_Official) August 18, 2023

優勝したスペインに大会期間中唯一の黒星をつけたなでしこジャパンはフェアプレー賞を受賞。大会期間中1試合あたりのファウル数は最少で、イエローカードはトータル1枚という内容での受賞です。あれだけの強さを見せながら、フェアプレーで戦ったなでしこジャパンはとても誇らしいです。
そして大会得点王（女王じゃないのね）は5ゴールで宮澤ひなた選手。日本人では2011年大会の澤選手以来2人目の快挙です！

「やっぱり優勝して賞を頂けたらなお嬉しかった」サッカー女子W杯の得点王“宮澤ひなた選手”独占インタビュー https://t.co/mh2MN0IQVf

— tbc東北放送 報道部 (@TBC_houdou) August 21, 2023

さて、決勝でスペインを優勝に導くゴールを決めたキャプテンのカルモナ選手。実は決勝2日前に実父が亡くなっていたことがわかりました。家族の意向により、カルモナ選手にはこの事実は決勝が終わるまで伏せられていたそうです。

女子W杯で初優勝決定ゴール決めた23歳のスペイン代表主将、試合後に父の死を知るhttps://t.co/C0jV6UMYbG#ゲキサカ #W杯 #ワールドカップ #WorldCup

— ゲキサカ (@gekisaka) August 21, 2023

亡くなったお父様も喜んでいることと思います。最高の親孝行でした。

そして、3位決定戦は2-0でスウェーデンが勝利。ホスト国として大会を盛り上げたオーストラリアは4位でフィニッシュ。もうひとつのホスト国ニュージーランドはGL敗退となったものの、開幕戦で勝利するなど大会を盛り上げてくれました。今大会は平均観客動員数が史上初めて3万人を超えるなど、大成功に終わった印象です。

最新のFIFAランクはこうして見ると1位から10位まではほぼ横一線。20位まででもほとんど差はありません。女子サッカーは世界的に群雄割拠の新時代に突入しましたね。

The state of things (as of next Friday):#FIFAWWC #FIFAWorldRanking01 - #SWE 02 - #ESP03 - #USA04 - #ENG05 - #FRA06 - #GER07 - #NED08 - #JPN09 - #BRA10 - #CAN 11 - #AUS12 - #DEN13 - #NOR14 - #ISL15 - #CHN16 - #AUT17 - #BEL18 - #ITA19 - #POR20 - #KOR

— Jared Burzynski (@JaredBeeSV) August 20, 2023

今大会のなでしこジャパンは世界的な高評価を得ています。日本国内よりも海外での評価が高いというのはちょっと不思議な感覚ですけど、大会を4勝1敗で去ったなでしこジャパンの多彩な戦い方は多くのサッカーファンを楽しませてくれました。これからの4年でどれだけ伸びるか、世界を牽引できるか。来年にはパリ五輪も控えています。なでしこジャパンの今後が楽しみです。
今週末からWEリーグ杯が始まりますし、サマーブレイク中だったなでしこリーグ1部も再開します。なでしこジャパンの活躍で女子サッカーに興味を持った方は、ぜひお近くのスタジアムで女子サッカーを楽しんでください。

／WEリーグを見に行こう📣＼我が事のように選手を応援していたという内田さん女子W杯の盛り上がりを #WEリーグ へ🫶『#内田篤人 のFOOTBALL TIME』📱#DAZN 配信中#フットボールタイム pic.twitter.com/AK07WrGM1a

— DAZN Japan (@DAZN_JPN) August 19, 2023

ただ、この女子W杯はきっかけに過ぎません。2011年大会優勝後の女子サッカーブームが一瞬で去ってしまったことを教訓にするなら、一時的なムーブメントに任せるのではなく、各クラブが地道な努力を続けることが大事です。女子サッカーの真価が問われるシーズンです。