反省会

本日は経絡治療学会関東支部講習会の今年度第3回目、今年最後の回でした。

私が受け持っている3年目の研修科では寸口部位の脈状とその病証についての講義と実技でしたが、まだ病理病証と脈が繋がらない受講生が非常に多いように感じています。問聞望切（脈診を除く）の四診から、その患者の脈がどんな形をしているかをしっかり考えながら脈を診る習慣を身に付けるようにしてください。脈診を病理病証と結びつけずに診察するのは非常に難しい高度な技術です。脈診だけで証を決めるのは講師レベルでも至難の業ですから、学生さんや臨床経験が浅い先生方ならなおさら難しいはず。脈診以外の情報をきちんと把握し、それを脈と結び付けられるようにしましょうね。

というわけで、今年も講習会が終わりました。



講師反省会をやって参りました。こらまた有意義なお話をたくさん拝聴することが出来ました( ^ω^ )



東京は意外と寒いですね。皆さま、来年もよろしくお願いします。

あ、そうだ私、3月に広島で行われる学術大会のシンポジウムで妊娠、出産、育児の一連の出来事の中に鍼灸師がどのように関われるかというお話をさせていただきます。機械音痴が必死にパワーポイントで資料作成してます…ウソです。まだやってませんけど（笑）、とりあえず当日までにはなんとかします。
広島大会の運営の皆さま、そして参加される皆さま。3月の学術大会ではよろしくお願いします。