今年10月、兵庫県の高校サッカーでこんな出来事がありました。
『サッカー試合中に前歯折る 須磨学園高が被害届 相手高は「故意ではない」』(神戸新聞NEXT)
『サッカー試合中に前歯2本折る重傷神戸・須磨学園高が被害届』(産経新聞 THE SANKEI NEWS)
ハンドの反則で試合が止まった際、相手選手の内くるぶしが顔に当たり前歯を折るという負傷だったらしいです。これが事故だったのか、それとも故意によるものなのか。両者の言い分が真っ向から対立し、負傷した選手の高校が警察に被害届を提出する騒ぎにまで発展。保護者が撮影した動画が残っていたらしいので、それも含めて警察が聞き取り捜査を進めていたようです。
そして今日、当該選手が傷害の疑いで書類送検となりました。しかしながら、故意の可能性は低いとして処罰を求めない意見を付けたとみられるそうです。今後は不起訴処分になるものと思われます。
『高校サッカーで傷害疑い 試合中に顔を蹴る暴行』(ニッカンスポーツ)
『高校サッカー部員、試合中に相手の前歯折る 容疑で書類送検』(神戸新聞NEXT)
『高校サッカーで大けが、男子部員を書類送付 故意の立証困難』(産経新聞 THE SANKEI NEWS)
とはいえ、おそらくこの件は嫌疑不十分による不起訴と考えるのが妥当。要するに、故意かどうかはわからないという結論なのだと思われます。そりゃそうですよね。第三者的に見ればいろいろと疑問は残りますが、故意か事故かの判断は本当に難しいと思います。
2012年、東京都社会人4部リーグの試合中に左すねを蹴られて重傷を負った事故では、相手選手に約247万円の賠償を命じる判決が出ています。今回の案件も今後民事裁判へ移行するかも知れません。そうなれば加害生徒に賠償命令が出される可能性もありますが、いずれにしてもことの真相は闇の中です。
プレー中はいつどんな時でも事故が起き得ます。疑いの目を向けられたということは、負傷する前に何か伏線があったのかも知れませんし、例え故意ではないとしても負傷させたことに対してはきちんと謝罪をするべきでした。
対戦相手へのリスペクトを忘れず、日頃からフェアプレーを心掛けるべきですし、それを諭すのは指導者や保護者の責任だと思います。
『サッカー試合中に前歯折る 須磨学園高が被害届 相手高は「故意ではない」』(神戸新聞NEXT)
『サッカー試合中に前歯2本折る重傷神戸・須磨学園高が被害届』(産経新聞 THE SANKEI NEWS)
ハンドの反則で試合が止まった際、相手選手の内くるぶしが顔に当たり前歯を折るという負傷だったらしいです。これが事故だったのか、それとも故意によるものなのか。両者の言い分が真っ向から対立し、負傷した選手の高校が警察に被害届を提出する騒ぎにまで発展。保護者が撮影した動画が残っていたらしいので、それも含めて警察が聞き取り捜査を進めていたようです。
サッカーの試合で神港学園高校の部員の足が須磨学園の部員の顔と接触し前歯2本折れるケガに対する謝罪なし、警察に被害届提出 pic.twitter.com/08b6TChoEY
— わり_と_ぐら...ぐら(毎日が) (@serawing_titan) 2018年10月5日
そして今日、当該選手が傷害の疑いで書類送検となりました。しかしながら、故意の可能性は低いとして処罰を求めない意見を付けたとみられるそうです。今後は不起訴処分になるものと思われます。
『高校サッカーで傷害疑い 試合中に顔を蹴る暴行』(ニッカンスポーツ)
『高校サッカー部員、試合中に相手の前歯折る 容疑で書類送検』(神戸新聞NEXT)
『高校サッカーで大けが、男子部員を書類送付 故意の立証困難』(産経新聞 THE SANKEI NEWS)
とはいえ、おそらくこの件は嫌疑不十分による不起訴と考えるのが妥当。要するに、故意かどうかはわからないという結論なのだと思われます。そりゃそうですよね。第三者的に見ればいろいろと疑問は残りますが、故意か事故かの判断は本当に難しいと思います。
2012年、東京都社会人4部リーグの試合中に左すねを蹴られて重傷を負った事故では、相手選手に約247万円の賠償を命じる判決が出ています。今回の案件も今後民事裁判へ移行するかも知れません。そうなれば加害生徒に賠償命令が出される可能性もありますが、いずれにしてもことの真相は闇の中です。
プレー中はいつどんな時でも事故が起き得ます。疑いの目を向けられたということは、負傷する前に何か伏線があったのかも知れませんし、例え故意ではないとしても負傷させたことに対してはきちんと謝罪をするべきでした。
対戦相手へのリスペクトを忘れず、日頃からフェアプレーを心掛けるべきですし、それを諭すのは指導者や保護者の責任だと思います。