工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

温もりを感じよう

2007年09月05日 21時52分35秒 | 鍼灸・東洋医学
今週から小学校も始まり、坊主は真岡の家にとどまって生活しております(事情がわからない方は過去の日記読んでください・笑)。ついでに娘もこちらにおりましてね。私の寂しさもまぎれ、ようやく工藤家も賑わいを取り戻しつつありますよ。

賑やかなのは結構なのですが、坊主と娘は毎晩ケンカが絶えず、私も少々困っております。
ケンカの理由は毎回些細な事なのでしょうけれど、そのたびに「お兄ちゃんがやったぁ~(T_T)」「コトコがやったぁ~(T_T)」とふたりとも責任逃れに終始致しまして、結局何が原因だったのか曖昧になってしまいます。
これではいかんと思うのですが、きっとどっちもどっちの理由なのでしょうしねぇ。ケンカするほど仲がいいとも申しますし、度を超さない限りは放っておくように努めております。

どうしても収拾がつかなくなった時にはやおら間に割って入りまして、とにかくおまえら手を握れと。無理矢理にでも握手させますとあら不思議、激化の一途を辿っておりました京古都戦争も瞬く間に停戦を迎えるのでありました。
誰からだったか忘れましたが、そんな方法もいいと伺いましてね。試してみましたら、これが本当に効果抜群なのであります。
初対面の相手とも握手をすれば何か通じ合うものがありますしね。
いろいろ悩んで試行錯誤しましたが、ケンカした時は握手させるに限るという結論に達しました。

肌と肌が触れ合うって、言葉を交わすよりも深く、様々な思いが伝わるようでございます。
我々の仕事にもこれは共通しているように思います。
問診で得られる情報も大事ですが、実際に肌に触れて行う脈診や腹診、切経や切穴等から得る情報の方が深く患者さんの事を知る手がかりになるものでございます。

こじれたケンカの仲裁も、そして迷った時の診察も、どちらも触れる事が一番の解決策となるわけですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする