惹かれるもの

こだわって、好きなもの、惹かれるもの探し

-486- アールデコの館ー9  最終章

2008-01-23 | 日記・その他
二階はプライベートスペースで様々な小部屋があります。
先の色々な灯かりはそれらの部屋のものが殆どです。



書斎



小さな入り口で、周りは書棚になっていました。









先にもご紹介した妃殿下デザインの灯かりです。




↑↓ 妃殿下デザインによるラジエーターカバー






裏の階段を下りて再び一階へ













階段下の灯かりです(先にUP)こんなガラス戸の前に下がっております。




大広間から続く廊下の突き当たりに小食堂です。大食堂の直ぐ近くにあります。
壁紙は当時のものではありませんとの但し書きがありました。



みなさま、お疲れ様でした。
やっと館を一巡りいたしました(笑)
ご興味のない方には毎回さぞや退屈であったかもしれませんね。
拙い写真ではありましたが、これは私にとってとても貴重な記録です。
中々無い機会ですので隅々まで頑張って撮りました。
又の機会にはじっくりと丁寧な写真を撮りたいと思います。
全国からアマチュアカメラマンが驚くほど沢山集まっておりました。
それほど魅力ある被写体でした。

9回にわたり長い間お付き合い頂き有難うございました。


-485- アールデコの館ー8  ウインターガーデン

2008-01-22 | 日記・その他
ウインターガーデンと呼ばれるサンルームです。

西向きの3階、小さな部屋です。3階はこの一室だけです。
今までとは打って変わりとてもカジュアルな部屋です。斬新ですね。









こんな色になってしまいましたが実際は白と黒です。




チェス盤の様な白と黒の床にスチールの赤い椅子が良くマッチしています。

強い西日の射し込む部屋でしたから、
その名の通り冬場だけ使われていたのでしょうか。
この日も温室のように暖かでした。
こんな所でコーヒーを飲みながらゆっくり読書してみたいですね。

長くなり過ぎましたので↓にもう一つB面をUPしました。
ご覧になってみてください。



-484- アールデコの館ー7  大広間

2008-01-22 | 日記・その他

一階、入ってすぐが大広間です。



広いエントランスホールといったところでしょうか。コーナーにソファーが置かれているだけでした。




広間右手に中央階段です。その右壁に掛かっている大理石のレリーフ「戯れる子供たち」 イヴァン=レオン・ブランショ作




広間の正面扉から廊下の明かりです。
廊下の左側に大客室と大食堂です。





彫刻家 イヴァン=イオン・ブランショ(1868~1947)は
この大広間の大理石レリーフのほかにも
大食堂の壁面、花のレリーフも手がけています。



-483- アールデコの館-6  灯り

2008-01-21 | 日記・その他

旧朝香の宮邸 各室に見るアールデコの照明器具

































妃殿下の寝室の明かりです。妃殿下自らがデザインされたそうです。
上下にアジャストが可能になっているそうです。



先の中央階段に見る明かりのようにとても洋と和の融合がなされているように感じますが
皆さんはどう思われますか?勿論すべて洋室の明かりです。


こだわり









入り口のスクエァーなデザイン、アーチのデザインに合わせた
照明器具への拘りにハッとしました。





-482- アールデコの館ー5  中央階段

2008-01-20 | 日記・その他
旧朝香の宮邸  中央階段













踊り場の灯かり




今回の一般公開のチラシにもなった階段上部の明かりです。




とても民芸風な和風の灯かりにも見えませんか?


付録






階段を上りきったところに大きなオルゴールが置かれていました。
常設ではなく今回の公開に当たりここに置かれたものです。初めての拝見でした。



一階は大広間、大客室、大食堂、小食堂からなるパブリックスペース、
二階はプライベートスペースです。
居室、寝室、書斎など沢山の小部屋がありました。
この階段は大広間から上がる中央階段、他にもう一つの階段があります。


-481- アールデコの館-4  大食堂

2008-01-19 | 日記・その他
旧朝香の宮邸  大食堂

大客室に続く大食堂へご案内です。



大理石のマントルピース




マントルピースと向かい合った庭園に面した南面の窓。









壁には植物、




マントルピースのカバーには食堂らしく魚のモチーフで。




そして天井の明かりにはフルーツのモチーフです。









大食堂は大客室に続いておりますので、このドアーは給仕人の出入り口でしょうか、私の推測ですが。
立派なドアーですが客人用としてはアーチがありません。



「食」と言うコンセプトの元に統一された文様の数々、ご覧いただけたでしょうか。
アーチ型に突き出た窓に重厚で落ち着いたカーテンの色彩も
この部屋をひときは引き立てています。




-480- アールデコの館ー3  大客室

2008-01-18 | 日記・その他
旧朝香の宮邸 大客室




この大客室の特筆すべきはアーチの入り口にガラスの扉、














シャンデリアのデザインをご覧下さい。




ガラス扉拡大図




大理石の暖炉とカバー




ラジエーター・カバー


これぞアールデコと言った感じのシンプルな曲線の文様で纏められています。
現在は展示室として使用されていますが、当時はどのような家具が置かれていたのでしょう。
ソファーやテーブル、想像してみるのも楽しいですね。


-479- アールデコの館ー2  香水塔

2008-01-17 | 日記・その他
旧朝香の宮邸 次室と香水塔








次室




巨大な香水塔




↑↓は照明で色が違って見えますが、白磁です。




上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香りを漂わせたそうです。<




このドレープのカーテンにも当時はそこはかとなく香水の香りが移っていたのでしょうね。





この辺りまでは未だ入り口を入ったばかり、
現場に足を踏み入れることの出来ない方のために
このシリーズは出来るだけ忠実にご案内記録写真として撮影です。
次回は大客室をお届けします。

-478- カトレア-4

2008-01-16 | 植物
カトレアがUPしないまま残っていました。
急遽飛び入りさせて明日から「アールデコの館」連載致します。



カトレアと言えばこの色でしょうか

もっともポピュラーな種類ですね。















最後に再び、
一日がかりの撮影でカメラに最後に収めた1枚です。
今まで撮ったのは一体なんだったのだろうかと。
今日までカトレア更新を延ばし延ばしにしていたのはこれしか撮れなかったからです。





間があいてしまいましたが4回にわたりご覧頂き有難うございました。
未だ生き生きしている間に撮り直しをと思っていましたがお天気も悪く
初回に撮影したときに痛めた腰でリベンジ出来ず仕舞いでした。
又、来年のお楽しみです。

↓に カトレアー3 もUPしています。ご覧下さい。