チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

この三年間で50万人

2024年06月18日 09時57分09秒 | 日記
この3年間で50万人の方が亡くなった
ちなみに広島長崎で命を落とされた方は30万人

もう40年近く前に「多母」さんとおっしゃる婦人が、早稲田の大隈講堂で
「日本は滝つぼに向かっている」
と警告されたのを聞いた

時はまだバブルの風に当たっていて、みんなは浮かれていた。その時から
「日本を日本らしく守らなければいけないなあ」
という思いが湧いてきて、多母さんが住む鎌倉のご自宅にも時々出かけて講話を聴いていた
チャ子ちゃん先生を連れて行ってくれる殿方はベンツで送り迎えをしてくれるので、その感覚のずれふがいとおかし
その方は多母さんの活動資金の提供者で、当時イギリスから再輸入された「霊気」を推し進めた人でもあった
事業がうまくいっていて大富豪、こういう人が日本再建を願う地道な人々に資金を投入しているのだと尊敬していた

そのころ聞いた話が今現実に起こっている
私たちは滝つぼに向かっているどころかもう滝つぼに落ちようとしているのだ
昨日元官僚関係の友人がが来て
「チャコは日本のことを一生懸命伝えているけどこの10月で日本はなくなるかもだよ」
つまり世界が拒否したレプリコンワクチン日本人のみ接種が決まった、これを接種したらどうなるかーーーということを解説してくれた
「そういえばここ二年周りに亡くなる人や病気の人が増えているのよね」
「だろう?なんたってこの三年間で50万人もの人が亡くなってるんだ」
「どこも発表してないじゃあないの」
「そうだよあの原爆や東京空襲で亡くなった人たちの人数より多くなったんだから」
「うーーどうしたらいいんだろう」
「幸い日本人は免疫を高める味噌醤油を使った食事してるからね」
「ここでやはり絹や自然素材の衣服を着て免疫高めるということをもっと強く言わねば」
「チャコまだ死ねないね」
「着物着てグワンバル(笑)」


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老いてわかること

2024年06月17日 09時15分07秒 | 日記
「老い」はいろんなことが鮮明に見えて来る
若いときになぜこういう失敗をしたかーーー焦ったからだよ
若いとき有頂天になって攻撃受けたーーー傲慢さが出てきた時だね
悔しくて一晩中泣いていたなーー競争したからだよ
やってもらえなかったーー期待しすぎたからね
トンビにアブラゲさらわれたーーその時必要なかったんじゃあないの

すべてが肯定できる。そして自分の行動にも納得できる

「無理やり」ということがなくなる
もともと老いることに不安を持っていなかったが、それは老いるのが当たり前だと思っているから
老いることでこうまで深く自分を理解できるのかと驚異だ

「自分自身が老いてどこまで崩れていくかそれを見るのも美容家の勤め」
ときっぱり言い切る川邉サチコが力強い
しかし努力は怠らない
具体的にはとにかく歩く、読書時間をしっかりとる、人の話を鵜呑みにしない、自分で調べる、心身を整える

そうだよね
だらだら過ごしたいチャ子ちゃん先生のお手本だわ

アーユルベーダ―の勉強したとき蓮村誠先生が、まだ50代だったチャ子ちゃん先生に
「ナカタニさん老化は病気だからね、ならない日常を送ればいいんだよ」
と吹き込まれていた
その時得心したのは
「星も月も太陽も空気も人間が作ったものではない、この体の隅々までの器官や細胞も人間が作ったものではない、それはあえて言えば神さまがおつくりになった」
と聞いたとき
「だったら借りものですね、きれいに使わなきゃあ」
と思わず声上げて拍手をもらった
それ以来病と無縁の生活ができている、だから老化というのも気にならない
借りたものは返す、借家もそうだ出ていくときは元に戻すのが決まり

体も返す時はせめて整えておきたい

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寿命って寿の命って書くのね

2024年06月14日 08時31分45秒 | 日記
昨日突然昔の知人が訪れた
東映映画華やかなりし頃の宣伝部の男だ
「カミさんが東京医大で診察待っているので、いっしよに待っていてもね、ちょっと顔を見ようかと思って、長居はしないよ」

カミさんは肺がんだそうで、彼が介護を引き受けているという
「こちらは87歳、カミさんは85歳老老介護だよ」

カミさんの代わりに買い物したり料理作ったり洗濯したり主夫やってるんだとこぼす
「あなたがいい仕事ができたのは、奥様はあなたを支えたのだから、それくらいやんなさい、あたりまえでしょう?」
「まあね因果応報かな」
「そういうものの考え方ではなくて、恩送りという風に思ったら主夫も楽しいかもよ」
真夜中まで仕事をして、ロケにはついていって何か月も帰らない、そういう夫を待って暮らしていたんだもの昔の主婦は、夫は好きで面白い仕事をしているので毎日が充実している、妻はそういう夫を待って子育てし、家を支えていた
今やっと夫を取り返して夫にサービスしてもらう生活
それでも昔の主婦は気持ちのどこかで「すまないなあ」と遠慮しているはず

そういうと
「たしかに、何かと動こうとするんだ、無理するなとは言うのだけど」
「そういう時一言、ずっと世話をしてくれたから今度は俺の番だ、ゆっくり養生しようね。と言葉で言いなさい!」
「そうだね、そうする」
「介護はたいへんだけど、それでも楽しくなるよきっと」
「あと持って半年といわれている、寿命かな」
「寿命て書いてごらん、命の寿、生きたことへのお祝いだよ」
「大事にするよ、やっぱり来てよかったありがとう」

お金の心配はないのだという
「給料が良かったからね、家も持てた、つましく暮らせば子供達には残せないけど、不自由はない」
「それが一番よ、自分たちのために使い切りなさいよ」

東映時代の裏話をこんど「チャコちゅぶ」で話してくれることになった


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男の梅干しつくり

2024年06月13日 10時20分07秒 | 日記
ある殿方から
「俺の梅干し」が送られてきた
先日お会いした時
「毎朝梅干しとお茶で朝食は終わり、つまり16時間の絶食進行中よ」
と胸張って威張った
「俺梅干し漬けたんだ送るよ」
「うれしいうれしい」
届いた荷物をほどくと壺が出てきてその中に梅干しらしきものが詰まっていたが、なんと「大塩」がふいている

「塩壺送ってきたのかと思ったわ、でもありがとう」
と電話を入れると昨年漬けこんだ梅で、家族は誰も口にしない、だからチャコに送ったという
何だよくわからないいいわけだけど、壺は信楽焼きなのでまあいいか
小梅と普通の梅が一緒に入っている
一ツ口にした
「うわっ!」
呼吸困難に落ちるほだ、昔醤油飲まして殺人というサスペンスを読んだこともあった、と意味わからないことばかりが頭をよぎる

どうする?
肚に聞く
するとまず塩を抜くため水に塩を入れて梅干しを一昼夜入れておこう
という指図が来た
すぐ実行

塩が落ちて口にすることはできたが、中身はしょっぱい
どうする?
肚に聞く
重曹に入れてみようときた
それは一晩浸した
「おおおしょっぱさがかなり抜けたぞ」

この後どうする?
肚に聞く
日に当てよう
そうか天日干しだ!
そして三日
今朝恐る恐る口にしたら
「なんとおいしい」
しわしわの梅干しばあさんのお顔だった梅が若返ってふっくらしている

「いいこと教えようか」
件の男に電話
「さすがチャコ」
「ダロウ?ほっほほ」



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告別式は学びが多い

2024年06月12日 06時09分21秒 | 日記
最近は結婚式も葬式も
「身内だけで済ませました」
というご案内が多い。あとで「偲ぶ会」という会を行う場合もあるけど
「仲人は二回、弔辞は一回できたら一人前」
といういわれがあった
幸いチャ子ちゃん先生はこれをクリアしているから「一人前」である。オッホン

ま とにかく
昨日矢萩春恵さんの告別式に参列したが
「やはり告別式は必要だなあ」という思いを新たにした
(自分がやるかどうかは別問題

親しい方の弔辞、来賓の方の弔辞 家族のお礼の言葉
そういうのを聞いていると、亡くなった方の人となり、そしてその方がどう生きてきたかなどが浮き彫りになり、命を全うした美しさが伝わる

一人の人が生きてなくなるまでには、それぞれに壮大なドラマがある。そのドラマにはその方の生きた時代背景もあり、日本を学ぶこともできる

結婚式の祝辞には二人の未来の祝福があり、告別式はその方の生きた様子の祝福がある。双方ともに祝福が会場を包む

特に告別式ではその方のいきかたが、これから生きていく身の参考になり、学びとなる。ここでその方の命の尊厳を敬うこともできる

さて参列者の中で美しい方とも出会った
その方は故人と同級生だとおっしゃっていたので96歳、髪を美しい紫に部分染めし、似紫の紗のきものに涅色(すみ色)帯、帯揚げ帯締めは黒だった
「美しい装いですネ、御髪の色とよく合って」
「ありがとうございます、もう真っ黒ではねーー」

そういえば50年ほど前築地本願寺での告別式の時、90歳くらいの老婦人の装いが銀鼠の着物に江戸紫の帯で帯揚げ藤色、帯締め黒という装いに見とれてやはり美しいと声をかけた
同じようなお答えだった
同行した60代前半の元弟子は真っ黒の喪服が似合ってやけに美しかった

さて本日は「チャコちゅうぶ」20時からです


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告別式に何を着る?

2024年06月11日 08時17分31秒 | 日記
書道家の矢萩華恵さんの告別式が本日寛永寺の輪王殿で行われる
昨年の個展が和光のギャラリーで開かれ、そこでゆっくりお話をして
「近いうちに家に来てね、もうきものは着ないので一緒に整理したいから」
個展の整理もあり、ちょっとゆっくりもしたいだろうと気を利かせて連絡をしなかったら、お亡くなりになったという連絡が来た

変に気を使ったことを後悔しても、もう話をすることもできない
指折り数えると50年の付き合いになる
古いお付き合いの先輩たちが周りからいなくなり
「どうしよう」
と甘ったれなチャ子ちゃん先生は震える

彼女たちにどれだけ大切なことを教わったか
どれだけ大事にされたか
どれだけ可愛がってくださったか

あの人この人とただ遠くから頭を下げるしかない
この「恩送り」をさせてもらうしかない

さて昔の弟子(笑)から
「何着ていったらいいですか?」
「私は江戸小紋の麻の葉の絽ちりめんに紗の喪締めていくからそこから判断してね」
「黒は着ないのですか?」
「ええここのところ頻繁に会っていないし、親族でも弟子でもないので大げさすぎると思って」
「うわーどうしよう、喪服に準ずるきものはもっていない、黒喪服しかない」
「あなたはいつも派手だし、狂乱のコーデイネートだからね(笑)、喪服着なさい、お父様の代わりという思いもあるのでしょうから敬意を表して」
「絽でいいですね」
「いいわよ」
「帯も絽の帯でいいですよね」
「いいわよ」
「小物も真っ黒?」
「いいかげん自分で決めなさい!」
「黒い草履は無くて黒地に白い鼻緒が付いてるんですう」
「いいでしょう、私の草履もそれ」
「ホっ、帯揚げか帯締めどちらか白でいいですか?」
「だから自分で決めなさいってば、故人との関係性、あなたが告別式でどの席に座るかも想像してみてね?」
「帯揚げ白にします」
「はい」
行ってきます
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お金がないと智慧が湧く

2024年06月10日 05時56分07秒 | 日記
恐ろしいくらいにお金に窮している
コロナ騒動のあおりで会社経営が思わしくなく、一人会社にしたけど、資金繰りに借りた銀行や公庫の返済も一人でやらねばならぬ
友人たちは
「自己破産して楽になりなさい」
と自己破産をした場合の諸々を調べてアドバイスしてくれる

しかし昭和の戦前生まれのマインドは
「借りたものは返す」
という姿勢だから一人でグワンバルしかないと

そのおかげで智慧がついた
先ず食の智慧、野菜など全く捨てずとことん使う、何もかも自分で作る。梅干し、漬物、食べられるのの草など佃煮に、そしてこれって母たちがやっていたことだと気づく

衣はもちろん絹を中心に自然素材をすべてに使う。ぱっぱか人に差し上げていた派手になったきものは、見よう見まねでパジャマを作ったり、シーツや枕カバーにする。下着の古いのもタオル替わり、おかげで体中がつるつるしている。きものはどこまでも使えるのだと今さら驚く。家具調度品もその絹の裂で拭くとピカピカ、洗剤など使う必要がない

そして一つ何かができるようになると
「なんて私って頭がいいんだろう!」
と自分をほめるのだが、そのほとんどの智慧は母たちの世代の人が当たり前にやっていたことだ

時代はAIがすべてをこなすようになるらしい。人はますます知恵を働かせなくなるのだろう。そうしたら「人」として生きていることにはならない

ありがたいことに生まれてずーーとお金に困ったことがなかった。そして今そのお金の欠乏によってさらに人生の深い体験を教わっていいる

神様ってなかなか「乙」なことをする
人生に対して欲張りな人には、いろんな体験をする機会を与えるのだ、でも絶対につぶさない、常に大きな助けの手が伸びている
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藻農薬、無肥料、在来種、除草剤不使用

2024年06月08日 08時56分49秒 | 日記
本来の日本の農家さんと出会った
すこぶるおしゃれで
心身ともに整った風貌の持ち主
紹介者は常にチャ子ちゃん先生を大応援してくれる出雲小田温泉の大女将石飛裕子さん

東京駅の大丸でお会いするというけど、お上りさん状態のチャ子ちゃん先生、先ずデパートの入り口からまよい目的のレストランにたどり着くのに時間がかかって遅刻
初対面から格好悪い、しかもお相手は千葉の方だし,女将さんは出雲だ
いやはや

初対面の挨拶もそこそこ、早速質問攻め
というのは
「続・きものという農業」という中谷比佐子の本を小田温泉で手に取り、感動してくださったそうだ、それでぜひ会いたいということになり、女将さんがその日を設けてくださった

大松秀雄さんとおっしゃる。農業は三代目で8000坪の農場で、無農薬、無肥料、在来種、除草剤を使わず野菜を育て、鶏舎を運営していらっしゃる

チャ子ちゃん先生の本が「続」とついていたので初めの「きものという農業」の本も探して読んでくださったという

「きものも農業というのにはっと思いました、確かにそうですよね、養蚕は農業とはわかっていましたが、染も、糸取りも農業とのかかわりが強い」

特に本の中で
「農薬のかかった桑の葉を在来種の蚕はまったく口にしなかったが、交配された蚕は食べて死んだ」
というところに胸を突かれましたと

同席していた若い男性は大松さんを師匠と仰いでいる、神楽坂で料理人をしていたけど大松さんの卵を口にして、その品の良いおいしさにびっくりし、料理人をしばらく休み、農業を学びなおしているのだと語る

毎朝鶏舎の卵拾いから始めている
「一つ一つ手にしっかり持って拾っていくんです」
「それがどういう意味があるんですか?」
「卵の形は毎日一様ではありません、その形や重さによって鶏の体の状態を知るんです。そしてえさの分量とか種類、刻み方を変えていきます」
「深いですねえ」

そしてお土産にその卵を30個もいただいた
早速かえって殻を割るとレモンイエローの自然な黄身の色、口にすると幼いころ食べていた卵の味だった
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朝起きは三文の徳

2024年06月07日 04時17分55秒 | 日記
朝起きは三文の徳
そんな言葉を幼少のころ聞かされて育った
どんな徳があるのかは人それぞれ
まず
気持ちがいい
何もかもが早く片付く
いい循環を得る

新宿中央公園に60匹の捨て猫がいた時期がある
猫には全く興味がなかったし、生き物を育てたこともない
ネコが公園をうろちょろしているのをただ眺めていただけだった
ところがある日
いい大人の男が子猫を抱いていろんな猫ににおいをかがせている
「どうしたんですか?」
「こんなに小さい値をこを捨てた人間がいて、この子猫を世話してくれる雌猫を探しているところ」
「はあー?」
一緒にしゃがんで眺めていると
見つかった!
子猫を与えると舐め始めた雌猫
「ああお前が面倒見てくれるんだな」

この日からチャ子ちゃん先生ネコ家族の一員になってしまった
魚のおいしい地方に出張の時は魚をたくさん買ってきて猫ニーサンにもっていく、猫ニーサンは浮浪者なのだが60匹の猫の世話に明け暮れている、元博徒

朝6時が猫たちの朝食時間
その時公園の電気が一斉にきえて、朝日を待つ
都庁舎の間から日が差し始めると猫たちの毛並みが輝く
猫たちの食事が終わるとラジオ体操が始まる

浮浪者の中に大学の教授もいたり、大企業の部長もいた。彼らの入れる朝のコーヒーはブルーマンテンという高級品だいい香りが漂う。ブルーテントの中は清潔そのもの、周りを庭帚で掃き清め、近くの神社に参拝そてそれぞれタクシーででかけていた

彼らから女と男の考え方の相違を様々聞かせてもらった
そういう話を本にした「東京新宿都庁裏の猫とネコニーサン」




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成功者

2024年06月06日 07時57分40秒 | 日記
人生の成功者ってどういう人を言うのだろう
大富豪 
世に名を成した人
その分野での第一人者
いろいろ思い浮かぶ顔がある

長ーい一生には浮き沈みは当たり前
その浮き沈みをなくす方法が封建制度だったのかと思う
上流に位置する人は一生生活に困らないような仕組みを作った

労働者と搾取する側の分離も搾取する側は成功者を作り続ける

今まさに世界的な統一国家を作り、搾取する側つまり支配階級が永遠に成功者であり続ける予定だったのだが、それが見事に覆させられそうな状況だ
成功者は彼らによって作り上げたのだと今わかる
「成功者になりたかったら、この支配下にはいりなさい」
そうやって入った人は永遠にそこから抜けられない
しかし成功の座は与えられた

でも自分に自信がないのでその支配下にしがみついているしかない

モノづくりの人たちを取材していると、成功や名声を追っかけている人は、言ってることは立派だが、行いは見事にいいかげん
それは作り上げたものに現れるのだが、その名で稼ぎたい人が、製作者の名声を「作り上げ」その名にふさわしく飾り立て本当の実力を消してしまう

チャ子ちゃん先生は若いときからそういうからくりを見てきたので、本当の実力者を尊敬し、今でもその人たちから学んでいる

いま世界で起きている「からくり」もこれと一緒
ほんとうの人生の成功者は
自分が楽しいと思うことを一生懸命工夫してやり遂げ、それを美しいとか、気持ちいいとか、大好きと言って使ってくれたり喜んでくれることで、喜びの輪を広げることができた人たちのことだろうか

「楽しいことをやり続けた」というエミール・ガレの作品を見て真の成功者の姿を見た




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