チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

世界地図の中の日本

2013年02月07日 20時19分32秒 | 日記
今チャコちゃん先生は日本を本当に深く考えたいので
日本に対するいろんな見方をしている
そして今日は大きな世界地図の中に赤く塗られた日本を長いこと眺めてみた

飛鳥時代聖徳太子に百済の王が
「粟粒のような土地の王になって貴方はこれから大変だね」
と言う内容の親書を送っている

そして今日つくづく見ると
本当に小さいちいさい
しかし此の小さい國に詰まった高度な文化
此の文化を私たちは誇りを持って守っていきたいと痛切に思った

此の島の形を昔中国ノ人は「龍」といったり「蚕」と言ったりしている
そして中国の國の形は桑の葉のかたちだと
そして中国と日本は桑蚕の仲だという

桑は蚕のためにあり
蚕は桑の葉を食んで全く別の姿に成長をしていく
中国の文化を取り入れた日本が
その文化を更に高めて奥行きのある文化にしていった

言葉にしても
日本にこそ本当の国語が残っていると中国の識者がいう
日本に心から感謝しているトーー
韓国もそうこの国の文化は日本で花開いている

近い國同志話し合うことでもっともっと理解できるのでは無いかと思う
なんと言っても文化の土壌が一緒ですもの
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まだまだ男社会

2013年02月06日 14時35分49秒 | 日記
雪道を物とせずある会に出席し戻ってきた
来賓の挨拶では
延々政治家達が入れ替わり立ち替わりのご鞭撻

鏡割りには現役の力士登場
乾杯の音頭は芸能人

やれやれ

やっとこさ食事にありつくまでに一時間だぜ
舞台でしゃべっている人たちは気分が良いらしいが
此方は面白くもなんともない
会場は花を添えるように「ミスなんとやらなんとやら」がきものを着て襷をつけ
しゃなりしゃなりと歩いている

女性が挨拶というと国会議員だ

参会者も1%しか女性はいない
そのうちの一人がチャコちゃん先生
黒グロとした中で白っぽい着物姿は目立つらしく
顔見知りの人が見つけては料理を運んでくれる
ああアリガタヤ

「今や女性の時代です」
と挨拶の中の言葉にも出てくるが
なんのなんの
ほど遠いね女の社会は
男がそんなに簡単に居心地の良い場所を引き渡すなんて考えていないって
おだてに乗ってはいけない
女の分というものがる
そこをわきまえていないとどんでん返しを喰うわ男からーー

そんな風景がちらちら見える
オトコハ権力のある男に必死で近づいている様子
その姿は自然のことなのだろうなあと思いつつ
なんと哀しい

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インデイゴチルドレン

2013年02月05日 11時44分23秒 | 日記
3年前に若い嫁さんと再婚した男友達が
「もういらいらの毎日でこの前はさすがに爆発離婚しようと思う」
「まあまあ離婚はいつでもできるお話し聞かせて」

3時間かけてあれこれあれこれ嫁さんの至らなさを聞いていた
彼と嫁さんは25才違う
「彼女は何年生まれ?」
「1980年生まれだけど」
「ああインデイゴチルドレンね」
「なにそれ」

「貴方は前の奥様のように貴方に接して欲しいと思っているでしょう?」
「奥さんとしての仕事をきちんとしてほしい」
「掃除の仕方、お茶碗の洗い方そういう日常の行動にいらついているんですものね」

インデイゴチルドレンは1978年以降に生まれた人に多い
それ以前に生まれた人にもいる
魂の色がインデイゴ色と言われていて
此の地球を平和にするために全く前世の経験のない人たちが
地球に高次元の世界から降りてきたのだそうだ

過去を経験したことの無い人が多いので現実的なことには非常に不器用
更に自分に必要のないことは聞き流す
不必要なことは無意味だと耳を貸さない
人の心の痛みに敏感ですぐ涙を流し繊細で優しく愛情にあふれている

新しい社会の創動のため
社会秩序、教育、社会システム、不要になった古い考えを変化させるためにやってきた
地球を平和にするという目的のために生まれてきているので
とても強い意志を持つ

また自分の感情、情熱を内側にとどめ置くことができないので
いきなり爆発してしまうことも多い
家族や教師、友人達に理解されないと傷つき感情を爆発させるか内に閉じこもる
嘘を見抜く能力も鋭いので嘘を吐いたりだましそうな相手とはとことん戦う

「規則の多い社会では対応が難しいかも」
「どう対応したら良い?」
「ゆっくり見守って導いていくのが良いと思う」

「何が一番不満?」
「セックス」
「ああーー歩き巫女を探しなさい」
「そんなものあるの?」
「平安の昔からあるわ」

あなたの周りにもインデイゴチルドレンがいると思う
逆にその人達を理解し貴方の霊性を高めるパートナーと考えたら如何でしょう

1992年に入るとクリスタルチルドレンの登場
愛にあふれた子供達瞳の輝きが半端ではない

そして2000年にはいってレインボーチルドレンが此の地球に降りてきているそうな

現実ヺ長く生きた大人達は
その現実の良さを静かに伝えるという態度が必要かもしれないと思う



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団十郎さんがーーーー逝った

2013年02月04日 13時49分56秒 | 日記
寂しい
哀しみの中の哀しみ
悲しみの中の悲しみ

あの華をもう見ることができない

まだ団十郎さんが海老蔵の名の頃
浴衣の撮影依頼で楽屋に伺った
部屋に通されたときは鏡に向かって化粧を落としていたが
其れがすむと
きちんと向き直りしっかりと目線を下さった

そのとき体中に火が付いたようなかんじになり
もうすっかりのぼせ上がって
しどろもどろのインタビューに自分ながら慌ててしまった

汗がだらだら流れ
海老蔵さんはさりげなく冷房を入れて下さったらしい
浴衣の取材は真冬だったので冷房がつくはずもないのにーー

そのあとは撮影にご自宅まで伺ったけど
このときもしどろもどろ
此の世にこんないい男がいるのかと思った

仕事柄綺麗な男優さんの取材はしているし
撮影にも立ち会っている
さる皇室の宮様にお目にかかっても
こんなに上がることはない

それ以来海老蔵さんのフアンもちろん団十郎さんになっても
バニラ味のアイスクリームがお好きと聞いて
公演の度に帝国ホテルのバニラアイスを届けていたが
楽屋にご挨拶に上がる勇気がなく
いつも部屋子を呼び出してお渡ししていた

ある日歌舞伎のチケットをいただき
その日は予定があったけど無理矢理キャンセルして
指定の席に座って観劇

いつもは自分で購入するので後ろの方のチケットしか手に入らない
しかしこの日はなんと真ん中で前から三番目
もうどきどき

何とも凄かったのは
目線が必ずチャコちゃん先生に来る
あのにらみの目線がーーー

それ以来もうアイスクリームを持っていくこともしなくなったが
芝居遊びの醍醐味はこういう所にあるのかと納得

でも実に誠意のある方で
おおきな会をするときは必ずご夫妻で出席して下さっていた
「きものを通して日本の文化を広げる」
と言うチャコちゃん先生の趣旨に心から賛同して下さっていた

ここ15年ほどはほとんどご連絡もしていなかったが
5年ほど前銀座でばったり遭遇したとき
覚えていて下さって
「たまには楽屋にいらっしゃいよ」
と声を掛けていただいた

最後に拝見したのが助六だった
もちろん楽屋にはおじゃましなかったけどーー

団十郎さんは今まででただ一人気後れする男の人だったなあ

合掌
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節分ですね

2013年02月03日 18時20分14秒 | 日記
十二社の熊野神社で恒例の節分祭
こじんまりとした神社だが
手作りの感じが温かく居心地が良い

しかし年々人が多くなりいきなり神殿に入ると言うことはできなくなった
前もって予約で申し込む
しかしそこは緩いので
「いこういこう」と誘ってはいる

神主さんのおおのりとがあって
一人一人(^。^)榊を供えまめを持って入り口に立つ

赤鬼と青鬼が境内で一暴れして神前にやってくる
参加者は一斉に
「おには外」とまめをぶっつける

鬼は
「いたたた」と言いながらも中にやってこようとする
そこへ神官が出ていってお酒を振る舞う
お土産を胸にほろ酔いで機嫌良く鬼が帰って行くと語アス

「福の神」がやってきて
「福は内」「ふくわうち」と参加者は声を揃えてまめをまく
福の神は打ちでの小槌から小判をばらばらと撒いてくれる
其れを私たちは拾い今度はその福の神にいただいた福を境内に集まった
善男善女達に神殿から配る

子供達は大喜びで袋の口を大きく開けてそこに撒かれたお菓子をナイスキャッチ

我が憧れの「かしら」がにこにこ笑いながら子供達を見守っている姿も良い
良いお天気で良かった
そういえばここ何年も節分の日は良いお天気

春を待つ行事「節分」
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小腸から出る便

2013年02月02日 19時51分56秒 | 日記
89才の友人の父親
一緒にその家に伺った友が
「お父さん便秘はしませんか」
「しませんよ小腸から出ますね」
「ほー」
一同びっくり

チャコちゃん先生は此のお宅に伺うのは二度目だが
二度ともご自分で煮込んだ野菜料理をご馳走になった
しかもその野菜はお父さんが自ら手作りしたもの

どう見ても外見は60才代
その若さは野菜中心の食べ物というのもあるが
常に「自然ヺ見続けている」と言うことにありそう
甘夏蜜柑と普通の蜜柑を掛け合わせるとどんな味になるか
千葉では育たないと言われる野沢菜を育ててみる
しかも
春に植えたら
夏に植えたら
と同じ種を季節を代えて植えてみて味を見比べる

「春物は粘りがあって美味しいんだよ」
「粘りのあるものは栄養がありますからね」
「そう其れに野沢菜は本来は蕪菁なんだよ」
「エッ」

新しい野菜の知識を色々と教えて下さる

「此の落花生はゆでているんだけど新しくないとこんな味にならないのね」
野菜の博士
その野菜の種を色々と誕生させては新しい味を作っている

自然をしっかり見ているとそのリズムが分かるので
そのリズムを生かせばいろんなものが新しく生まれると話してくれた

最も時代を先駆ける新しい人だと感動した
良い時間を過ごすことができてチャコちゃん先生幸せ


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今日はナイト・コスモス

2013年02月01日 10時51分23秒 | 日記
おでんだそうだ

黒部から魚が参加といって魚を送ってきてくれた開沢さん
お餅が参加と六日町の龍言の女将さん
気持ちがそれらに乗ってきていると思うと
ますます美味しく感じられる

また話にも花がさく
夕食を用意するスタッフもあれこれ細かいおもてなしを考える
いまは家庭でおもてなしをする習慣が少なくなったので
良い勉強にもなる

人が集まると「気」が動くので
部屋全体に活気が出る
つまり部屋も参加して喜んでいる

チャコちゃん先生としてはココで話の内容を深めなければならない
かといって深めすぎては食べ物が美味しくなくなる
此の兼ね合いも興味深い

今年は日本を見つめると言うことを視点におく
しかも日常の中で先人たちの知恵を生かしていくというのが
大きなテーマにしてある

今日は「暦と日常」
昨年の夏、日本気象協会が
「今年から二十四節気を日本の正式な暦といたします」
とNHKニュースで流していた
「今まではなんだっの」とテレビにむけて突っ込みを入れてしまったが
チャコちゃん先生は二十四節気こそが衣食住そのなかでも特に衣に持ち入りと良い
と主張してきていた

と言うわけで72候も含めたお話しをさせていただくつもり

18時30分から20時30分 食事はおでん今日は一日なのでお赤飯 3150円
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