三月一日本日は東京マラソン
都庁舎正面からスタート9時10分
いつもは新宿中央公園に人があふれ、仮設トイレが四つの道路をにぎっしり並び、その行列の人の数で道路は閉鎖、人も車も遮断、近くの大小8つホテルも超満員で、その活気たるやお祭り状態
出場者の家族も大勢参集して子供たちの黄色い声もにぎやか
一転今年は「コロナ様のお通りだい」
ということで出場者の数も200人以下プロのみが走る当然付近のホテルはガラガラ、公園の中は静寂、道路もすきすき、出発点に近づくと、物々しい警戒もいつもより穏やか、ロープから首出してみているとマスクをかけたホテルマンのなじみの顔がニコニコ笑って近づくが、顔一面のマスクのせいで、だれがだれだか。
目でご挨拶をしているうちに「あれ」と思う間もなく選手は通り過ぎていく。それで終わり、昨年は最後尾の人たちが道路から消えるのに50分かかった
みんなパホーマンスして楽しそうに手を振って去っていく、東京にいればチャ子ちゃん先生は出発点で毎年応援をしてる
ホテルマンと立ち話しながらホテルのロビーに入る、いつもは朝食時間で行列ができているが、ちらり覗くと空席が目立つ「お茶だけでもいい?売上協力しよう」と笑いながら入っていくと、皆みな様スタッフはマスク姿、挨拶をしていただくのだが背格好で判断。緊急事態らしくもう事務職に行ってしまった方々もサービスに降りてきていてホットチョコレートをおいしく作る方が手を振って近づいてきてくれたので「あなたの手でつくるホットチョコレートを久しぶりに頂きたい」と頼み、最高のお味に頬転ぶ
ボーイさんがみんなにバナナを配っている。すすめられたがお茶しか注文していないのでいただけないと遠慮する(こういうところが古い女)しかしながらここからがチャ子ちゃん先生の本領発揮(威張ることではない)和食につきもののほうじ茶を見つけ「ねえあのほうじ茶いただけない?」
ホットチョコレートとほうじ茶の相性がすこぶるいいことに満足
しかし
ホテルも大変な痛手、仮設トイレの会社も収入減、マラソンを応援しようとする人々も少なく、東京の本日の様々な売り上げはすべてカットされ、これで一気に経済不調。しかもまだまだ続くぬかるみ。一人一人たとえわずかでも、財布のくちを開けて応援の心を持ちたいと思った。
人の生きることにも応援ができるのが日本人だと思う
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