お墓は必要ないよという方が多くなった
墓じまいをする家族も多い
今日は長崎に原爆が落ちて79年になる
終戦の時に生まれた赤ん坊も立派なシニアだ
昭和19年と20年はもっとも人口が少ないという。その後人口はわっと増えて、団塊の世代と言われ「数が」モノをいう時代に、何もかも大量生産向にかった
お寺もお墓の敷地を開拓するために山を切り崩してお墓山ができた。今は墓の数よりソーラー版の山々が多くなったけど
さてお墓の話
風水では人が生活している家を「陽宅」亡くなった人が鎮座しているお墓を
「隠宅」してより良き人生が送られるように、両方を同じように整える
特に日本でも土葬が主であった頃はお墓は大事だった
火葬になってしまったら「お墓になんて誰もいないよ」とばかりお墓を軽視する家族が増えた
自分が死んだら子供たちが大変な思いをするからお墓はもういらない、散骨して終わり
子供を産み育て親は子供のためにたのしみももらったが、寂しさや苦しみも同じように経験している、そしてなお死んでからも子供の世話になるのを良しとしない人たちが増えてきた
お墓についての考え方にその人の生き方を見る
「家に仏壇があるからそこで先祖に感謝する、だから遠くのお墓に行く必要はない」
という人もいる
一族のお墓を守っている本家にお盆のころ行くのが楽しみだった
従妹やはとこ親戚の人たちが集まり、あったこともない亡くなった先祖の人たちの話を聞く、お坊さんがいらしてお経を唱えた後みんなで料理を囲み、大人たちは酒を酌み交わす
先祖自慢を子供に話して聞かす叔父さんがいたり、細かく書いた家系図を見せてくれたりする人もいた
血のつながりで結束しそこに考え方の類似点を見る
お墓を中心にしたコミニテイーだ
今年も両親のお墓参りに行く
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