チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

続けるということ

2011年05月15日 14時04分40秒 | 日記
声楽のレッスンを重ねてボツボツ20年
途中8年ほどオサボリしたので12年か
そしてバレエも5年目に入った

和ごとに全く向かないのが面白い
お琴や御仕舞い謡曲にも手をつけたが
というよりこちらは親の勧め
親には絶対に反抗したいという性格のため
和事は結局続かない

ピアノは先年
「ピアノが物置き場になっている!」
と怒られ寄付されてしまい全く鍵盤とおさらば
といってももともと続いていない
仕方がない

この続くということは好きでなければダメだ
「好きこそ物の上手なれ」
というけれど
チャコちゃん先生の場合
「上手」にはなかなかならない

ではなぜ続くのかと考えてみた
声楽は腹から声を出すことが気持ちよい
バレエは音楽に乗って体を動かすのが心地よい
「上手」を目指さず
心地よさを感じたいことが続けられる原因だろう

お陰でもともと弱い気管支が丈夫になり
余り咳き込まなくなった
バレエでは足の先、手の指の先に神経を使うようになり
捻挫をしなくなった
躓くことも無い
きちんと歩けているんだなということがわかる

先日の友常先生の話の中にも
「熱中すること」それが顔を張るがんばることだとも
おっしゃっていた

声楽では声の出し方と骨の関係を教わる
バレエでも骨は大事だ

人間って
幾つになっても体が進歩する
それは骨を意識して使うことでもあるらしい
ユングが言う潜在意識を私はマダマダ使っていない
村上先生のおっしゃる
「遺伝子オン」も作用していない
これからだ

友人が太らないように潜在意識に呼びかけていたら
食べ物に注意しなさいというメッセージが来て
朝は7時まで 昼は12時から1時 夜は7時まで
しかも和食中心に食を切り替えたところ
Ⅰ年続けたらすっかりスリムになり快食、快便、快眠と

チャコちゃん先生も食をちゃんとしろ
というメッセージを受けているのだが
こればかりは続かない 
目が卑しい
ここが出来れば覚醒できるのになあ
前に千日回峰された阿闇梨様に取材した折
「最後に残る欲望は」
とお聞きしたら
「食」
とおっしゃった

だから自分も一緒とは思わないがーーずうずうしい

食を加減すれば体全体が心地よくなるのはわかっている
ああ悩ましい




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