チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

セリシンクリーム

2011年04月23日 18時01分17秒 | 日記
セリシン化粧水の約20倍のセリシン濃度のクリーム
非常に驚異的
何しろアトピーのひと
また皮膚科の医師が顔をかしげる怪しい吹き出物
そういう人たちの救世主になっている

しかし欠点があって
なかなか製品が出来上がらない
それは全部手作りだから
そしてセリシン博士の気が乗らないとダメ

製品が届いてお盆にまとめて載せると
あっという間になくなる
というのはつかった人たちが
「絶対に良い」
という確信を持っているからだ

容器は無印商品
全く飾りは無いが清潔
つまりは中身で勝負ということであろう

始めはヒソヒソとスタッフだけのものだったのだが
3ヶ月続けて使ったら
「肌が白くなったみたい」
「肌に艶が出たわね」
「肌がピンと張って来たのね」
「肌に透明感が出てきたみたい」
とお褒めを戴く

それでは私もと手が伸びるのだ
「これきっと放射能物質も落とすね」
と変な嬉しい風評もでてきた

今日の「比佐子つれづれ」
演題は「長襦袢」
長襦袢だけで2時間も語ることがあるのだから
きものの奥は深い

そこへ志村明さんが
セリシンをとっていない塩漬けの繭からとった糸を
みんなに見せて
その糸の美しさにため息

セリシンクリームはきっとこの糸のように決め細やかになるのだろう
密かにみんな思っているらしい顔

桑を育てる時に
1回でも農薬を入れると
その葉っぱを食べて育った蚕は
曲がった糸を吐くことが志村さんの実験で証明された

もう人間の行うことでいいことは全く無い
遅いかもしれないけど
地球に謙虚になろうと話し合う

みんな色とりどりの素敵な雨ゴートを羽織って
元気に足取り軽く帰っていく

「生きていたらまた五月ね」
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