当時から畳の目ほど日が伸びる
と言われているが、最近は畳のないお家が増えた。事務所を変わるとき、畳のあるマンションを探すのに骨折った。しかも畳のある部屋の方が家賃が安い。面白い世の中だと思う。もう日本じゃあないね
今日は一年中で太陽が最も南にあり、正午の太陽の位置が一年中で一番低い、つまり日照時間が最も少ないというわけ
人の影も一年中で一番長いのであしながおじさん的になって面白い。夏至の時の三倍というので、記念写真を撮っておくといいかも。光の足は長いけど、太陽の熱は弱い
弱い熱の太陽もこの日から強くなるので「一陽来復」と言われている。つまり「陰」の気から「陽」に転じる日。つまり人間の活動の日
「冬至に決めよう」
活動の出発点なので、今日は静かにゆず湯につかりこれからの自分の生きる方向性を決めるといいかもしれない
これから太陽の熱が高まるわけだから、作物は成長エネルギーをいただき、これから活動をし始める。人間も同じで未来の自分を夢見る出発点になるかも
日本では奈良時代からの風習でこの日は小豆粥を食し、持統天皇までは「冬至正月」を祝っていたという文書も残っている
現在は小豆粥と、カボチャ、そしてゆず湯という風習になっているが、どの程度の家庭がこの風習を行うのだろう
このカボチャはポルトガルからの輸入ですから、カボチャが冬至に登場するのは、室町時代以降。黄色は魔除け疫払いを意味する色なので、冬至にはなくてはくてはならないもの
また面白いもので「ゆず湯」というのは「融通」と語呂合わせ。日本人て本当に機知に富んでいる。今日はぜひゆず湯に入って考えを巡らせてほしい
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