チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

言葉は言霊・言波

2021年12月23日 08時20分35秒 | 日記
最近チャ子ちゃん先生耳が遠くなっているので、話し方の優劣がよくわかる
聞こえにくくなっていても、滑舌の良い人の話は100%聞こえる。しかししっかり発音をしていない人の話はほとんで聞こえない

私達は小学校の国語の時間は必ず席を立って大きな声で教科書を読み上げていた
声が小さいと「腹から声を出せ」と注意され、速すぎると「人の耳にきちんと入るように読め」といあわれていた

その先生の注意を聞いて他の生徒はそれに倣う
英語の授業もまず話すことから始めていた
そのせいか、小学校や中学校のクラスメイトにたまにあっても、みんな滑舌がいい。そして
「最近は聞き取りにくくて、年取ったよ」
と嘆いているの
「そうではなくて日本語の発声が悪くなってるのよ」
と慰めている

しかし
外国から日本に住み着いて仕事をしている人は日本語が上手
隣のホテルに勤めている黒人がいるのだが、朝必ずホテルの前を掃除していて
「おはよう、ご精が出るわね」
「ごせい?」
「がんばってるねということ」
「ごせいね、日本語美しいね、頑張るより優しい言葉ね」
とニコニコして喜ぶ

「日本語上手ねどこで勉強したの?」
「アニメね、アニメの言葉は簡潔ですぐ覚えた」
だけど実際の日本人はもごもご口の中ではなすので聞き取りにくい
と笑いながらつぶやく

日本語は一言、一言に霊が宿っていると小さい時から教えられている。だから汚い言葉は口から出さない。やまびこと同じで、バカと言えば自分にバカと帰ってくる。その汚れた言葉は体中を回って、五臓六腑が悲しみ弱っていく。と

丁寧語、謙譲語など勉強するのもいいけど、あいうえおとはっきり口を開けて日本語を話すことに精進したい

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬至は太陽の誕生日 一陽来復 | トップ | ラドンカプセル その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事