チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

夏至ですね

2021年06月21日 07時00分00秒 | 日記
1400余年に一回の日本を中心の夏至
12時31分沖縄が南中となる

子供のころ
夏至祭・冬至祭は子供の楽しみであった
家族そろって茅の輪をくぐり、そのあと森林を散歩し、家に戻ってお稲荷さんや甘いものが並んだ食卓で、みんなで花火をしたりして遊ぶ、ぼつぼつスイカも出ていた
戦後は全く失われた習慣だが、それでも母は小豆を煮てふかしまんじゅうを作り、お稲荷さんを作って近所の子供たちにふるまっていた

何でお稲荷ずしなのか聞くのを忘れたが、そのころ雨が降ったりお日様が出たりという不規則な天気が続いていて、それを子供たちは「きつねの嫁入り」と言っていた。その狐と何か関連があるのだろうか?
色々調べてみると、夏至の日狐の家族が集ってお祭りをしているのを畑の橋で見たことが在る、というような話もきいた

緑深い森の中を子供たちが鬼ごっこをしているのを両親が見ていた記憶もある
戦後何十年かたち、姉兄だけで兄の運転する車に乗って、国東半島を一周したことが在る。姉兄四人がそろって旅行したのもその日が最後だったが、ちょうど夏至の日で、四人で「どこかでお稲荷さん食べよう」と言って店を探したが無くて、仕方がないのでお汁粉を食べて夏至を祝ったことが在る。
その時兄が「夏至の日は妖精が森に集まっているから、森に入って休もう」と提案し、空き地に茣蓙を敷いてみんなで寝っ転がって樹木の「気」存分に浴びた

兄が「妖精」という言葉を使ったので強く印象に残っているのだが、姉たちは当然のようにその話を受け入れていたので、昔の子供はそういう自然との遊び方が上手だったのだろう。

その後下の姉は母の遺志を継いでというか真似して、夏至と冬至はささやかなお祭りをしていた。そしてその姉の娘、姪がさらにささやかだけど、夏至の日はお稲荷さんを作っている
こうやって女の手でかすかにつながれていく家庭の習慣もある

さて今日の夏至はぜひ意識してほしい
茅の輪をくぐり、緑豊かな場所でリラックスし、この日を境に本当に日本が中心になっていくことを、確り意識して、ご自分の使命を思い出し、新たなことに挑戦をしてほしい

12時31分
あなたのさらなる飛躍の時間の始まり
日本が全世界の憧れの国になるかどうかの瀬戸際。国が無くなる寸前になっている今、夏至が日本を中心にして行われることに、とてつもない多きなギフトをいただく感じがする

12時31分

コメント
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