チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

公園が変わった

2021年04月03日 15時45分05秒 | 日記
午後から公園に友と出かけたら超満員
花は終わったが、みどりの風に吹かれたい人達が寄り集まっている
芝生は座るところもない
マスクをしていないグループがここかしこ
有名なユーチューバーのフアンたちがその方を取り囲んで大きな輪になって談笑をしている

公園に出来たコーヒーショップも待ち人であふれている
自転車と乳母車が駐車場にひしめいている
太陽がありがたい

友と語らいながらのんびりと人々の動きを目で追う

この公園にこんなに人が集まるのは久しぶり、芝生の場所が広くなったので、お弁当広げてピクニック気分を味わっている家族同士。ほとんどの人がマスクを外し、いい空気を存分に吸っている
こういいう景色こそが人間の世界

60匹の猫がいたころを思い出す
うつ病の少女が、土日に、ご自分のお気に入りの猫を抱いて、長いこと身動きもせずじっと目をつむっていた姿もあった
公園の住民が猫たちを集めて魚を焼いて食べさせていた

この公園には大学教授もいて
朝きちんとスーツを着てタクシーで某国立大学に通っていた
彼のテントの中には、読んで見たい哲学書が並んでいた
早朝いい香りを漂わせながらゆっくりコーヒーを入れている人もいた

今はコ―ヒーショップが二店舗もあり、この公園に集まる人達の年齢も下がった
時間が流れるように人も又変わっていく
見通しがよくなり、子供たちが安全な場所となった

緑が生い茂っていたころは茂みの中には、猫と人が仲良く節度を保っていて、お互いを気にし合っていた

人の世というのは誰かの意思によっても変化していくのだなあと感慨深い
誰かの統治の中では、人は安全だけど、自由はないねえと話し合う。みんな同じことをすることで安心というのは何か怖いねえ

さてチャ子ちゃん先生は此れから京都に向かう
コメント
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