チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

末っ子根性から脱却

2013年06月12日 09時28分42秒 | 日記
先日長姉とともに一つの作業をしていて
チャコちゃん先生は未だに末っ子根性を根強く持っていることが分かった
そこから脱却を図らないと人として自立できないまま一生をおくることになる
すでに生きる日数が生きた年数より少なくなっているが
魂だけになった時自立できていないと恥ずかしい
何事も遅くない
いまが出発時

よそ様の末っ子さんは違うと思うが
我が家は兄妹の年齢が離れていたこともあり
しかもすぐ上が男の子ということもあって
末っ子の私はおまけ意識が家族の間に強かったのだろう

何をしても許されるが決定権はなく私の意見はすべて笑って聞き流される
何をしても「かわいいかわいい」で終わる
つまりペット

ペットだからこそ躾は厳しく二人の姉に細かな注意を受けた特に真ん中の姉
お稽古で教わってきた作法などをすぐ私をモデルに復習
国語の教科書を読む時も一緒に声を出して読ませる
お琴もお茶もお相手をさせられる
兄は二人の姉たちの欠点を列挙しそういう女になってはいけないと女教育

両親は黙って見ていて私が生意気を言ったり
使用人にこまっしゃくれた事をすると私を柱にくくりつけてお仕置き
すると兄がこっそりおやつを持ってきてくれる

6歳を過ぎると大病の5年間だったのでますます大事にされた

引っ込み思案
初めての人とは口がきけない
ほしいものがあっても先に手を出した人に譲ってしまう
いつも自分より偉い人強い人がいるという感覚
怒られることや怒鳴られることが怖い
人の陰にいたい

こういう事は克服していると思っていたが
じつはまだしっかり根付いていた
姉のそばにいると一気に幼児期の私に戻ってしまう
しかも姪の前でもそうだ

つらつら考えてみると
「ここ一番」という勝負時にいつもこの根性がでてしまい腰砕けになっていたと思う
残りの人生で克服しながら行動できるようにならないといけない
袖の陰に隠れてにあうのは6歳まで

コメント
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