チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

大麻で日本を再生

2011年08月05日 11時25分26秒 | 日記
この8月初旬は大麻を刈り取る時期
大麻大麻と口うるさく話すチャコちゃん先生に
大麻を収穫している絵を見せてくださった人がいます

苧麻の収穫には何回か立会い
何もしないで日傘差してただ眺めて居るだけ
全く持っていやなやつだが

立秋前の最後の夏の暑さの中
男たちは大きな麦藁帽子をかぶり
二メートルはある苧麻を刈り取る

コレと同じ図がその絵にはかかれていた
あたり一面の麻の畑
「コレは大正時代の絵なんだよね」
戦前までは当たり前に見ることのできた大麻畑の絵

鎌で刈り取り繊維にするもの
建材に使うもの
食料にするもの
などなどに分けていく

当時は繊維をとる割合が高かったようだが
大麻が麻薬になるなんて考えもしなかった

縄文の時代から日本には大麻を生活に使って居る
それは日本民族史をちょっとでも研究すれば分かる

2000年続いた大麻の栽培がここ66年栽培されていないなんて
しかも禁止した国が他の国アメリカだということ
しかもサンフランシスコ条約の時だって
この禁止法はやめましょうということは出来た筈

アメリカに愛された小泉さんが許可を持ち出してもよかったはず
こうやって政治家の不勉強は今日まで続く
その間にどれだけ日本の文化が消えていったか

大麻は習慣性は無いので危険はないという
大体戦前の日本人は大麻に毒物があることさえ知らなかった
大体毒物なんて本当は無い

大地を綺麗にし
50個近くの工業品も出来
更に繊維としても優れている大麻

ところで
警視庁のバッチよく見ててごらん麻の葉が下敷きだ  

いまでは大学教授や弁護士文学者など
多くの方が麻の研究を地道に続けていらっしゃる
いまこそその研究に光を当てなければいけない

本来「まやく」は痺れるので「痳薬」という字を使っていた
其れがいつの間にか麻という字を使った「麻薬」に
日本語をドンドン簡単にしていき
結局意味の分からない文字ばかりになったのが昨今

麻は痺れない
麻こそいい迷惑
この汚名を早く外したいと本人が一番願っていることだろう

麻の着物に手を通しながら
つくづく麻の存在を大切に思う
日本の夏は麻で快適
この節電の夏に麻こそ涼を与えてくれる
コメント (1)
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