チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

一騎打ち

2010年09月04日 14時00分57秒 | 日記
生菅と生小沢を見てきた
菅さんはワイシャツ腕まくり手を腰にあてしきりに手を振って愛嬌を振りまいている
小沢さんはびしっとスーツ姿タロちゃんには劣るが仕立てのいい夏物で直立不動
時々にっこり笑って手を上げている

新宿西口広場での光景
本屋に行こうとバスに乗ったところいつもは5分で行く距離なのに
モノモノしい警備が行われていてバスが一向に進まず30分
しかも人人人の群れ

ところがなんとありがたやお二人の政治討論が聞けた

目の先の温度計は35度、かんかんの炎天下
お二人に容赦のない強い日差し
チャコちゃん先生すばやく影を見つけて陣取る
なんたって「宿のチャコ」であるからして心地よい場所の陣取りはおまかせーー

そして内容
小沢さんは誠意をこめて日本という国をどうしたいかと具体的に話していく
「国民の命と暮らしを守ることが一番、国民の生活が一番」
という政策を掲げて民主党に皆さんが票を入れてくださった
だからその主張を実行に移していきたい
「菅総理のやり方が悪いというのではなく、私は約束したことは守っていきたい」
と熱を帯び歯切れよくとつとつと話す
また外交でも「立派な日本国を認識してもらえる外交をやっていく」
日本は本当にすばらしい国だからーー
その他簡潔に天下りの問題、セフテーネットのこと、円高、株安の回避などわかりやすく話す。多くの人がその都度拍手をして小沢さんの言葉に賛同

菅さんは
「市川房江さんの霊前に総理大臣になったことを報告した、市川先生の遺志を継いで政治家になった。それはカネにクリーンであるということ」

ーーー実はチャコちゃん先生が現役のときこの市川房江さんの取材に伺ったとき
「カンナオト」という若い者が市川先生の名簿を持ち逃げして先生はタイヘンな立腹だから取材はキャンセルといわれたことを思い出したーーー

自分は国民に選ばれて総理になったのでこの職務を命をかけて続けたい
(チョットカンさんあなたは鳩山さんの下で虎視眈々と総理の座を狙い、ズルズルとなったんではないの?)

私が厚生大臣のときこんな実績を上げたーーなどなど15分間ご自分の自慢話ばかり
更に日本をここまで大国にしてくれたのはアメリカのお陰
そして最後に雇用。雇用、雇用に力を注ぐーーーと

集まっていた人たちも三々五々去っていく
隣にアセびっしょりでたっていたオニイサン
「俺達あんたを総理に選んだ覚えはナイ!」
と憤然と立ち去った

カンさんこの街頭での一騎打ちは完敗だね
みんな毎日がタイヘンなこのとき
あなたの自慢話聞いている暇は誰にもない
この国を愛している人たちにとって、上に立つ人がどんな思いで自分達を引っ張ってくれるのかが知りたい

そういえばずいぶん昔新幹線の中でこのお二人に遭遇している
小沢さんには座席通路で出くわし
「アラこんにちは」なんてお辞儀をしてしまったら
「やあこんにちは」
と返してくれた 皆怖がっている人だが優しいのねとチャコちゃん先生の点数が上がった

菅さんとは東京駅のホームですれ違い靴をズルズルさせ、アゴをだして歩いていたのが印象的。なんだか用務員のおじさんみたいな人だなと思ってしまった

でもお二人さんお暑い中ご苦労様でした
コメント
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