宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

祇園のお茶屋

2007年07月15日 | こっくり亭日記


久々に、映画を見た。「舞妓haaaan!!!」という作品だ。

女優・柴崎コウは「出演した映画がほとんど全部ヒットする」と言われるだけあって、強烈なインパクトがある。本作の出演にあたっては、監督も驚くほど猛練習したそうだ。しかも、脚本家は「宮藤官九郎」(クドカン)といって、いま話題の鬼才なのだそうな。京都マニアの「舞妓しか愛せない男」が繰り広げる、荒唐無稽なドタバタ喜劇だ。舞妓はんと野球拳がしたい一心でお茶屋街に向かったが、「一見さんお断り」の厚い壁にはね返され・・・というストーリーである。

最晩年の故・植木等が特別出演しているのが、印象に残った。「日本一の無責任男」だ。無責任男の映画は、学生時代に銀座の並木座で、何度も見たものだ。いつも人並み外れて爆笑していたため、ほかの観客も振り返るほどだった・・・・。

今、植木等の流れをくむ無責任男として最強なのは、「日本一のテキトー男」こと「高田純次しかいない」というのが世間の評価である。天才的にイイカゲンな適当トークは「植木等をも凌ぐ」とも評され、芸能界でも尊敬を集めているという。本作の主役の「阿部サダヲ」も、この流れをくむスターになれるか??

コンサル星人も京都が好きでよく行くのだが、祇園のお茶屋は「一見さんお断り」ということもあって、未知の領域である。銀座のクラブとは、文化がまったく異なる。映画に出てきた解説によると「お値段は、銀座のクラブよりはリーズナブル」ということなのだが、聞くところによると「1人5~6万円は覚悟すべき」という話だ。ホステスさんの代わりに、舞妓はんが出てきて舞を披露してくれる。なんだか、銀座とは、また違った面で良さがありそうだな・・・・・。

京都の花街の風景と、舞妓・芸妓の着物姿のおかげで、美麗な絵が多くてアート性が高い。京都に行って野球拳がしたくなってきた!!