先日、久々に美術館に行った。北の大国・ロシア美術の粋を集めた「国立ロシア美術館展」だ。 かの有名なクラムスコイの肖像画、弟子のレーピンの大作その他を目の当たりにして、感涙にむせぶコンサル星人であった・・・。
ロシアの芸術といえば、文学のドストエフスキー、トルストイ。音楽のチャイコフスキー、ショスタコーヴィチらの知名度は極めて高い。それに比べて、美術の巨匠・レーピンの一般的知名度は、いまひとつと言える。だが、偉大さは勝るとも劣らない。絵の美しさだけでなく、鋭い社会批判のおかげで、昔のソ連では「社会主義リアリズムの巨匠」と持ち上げられていた(今のロシアでどう扱われてるかは、知らない)。
関係ないけど、クラムスコイといえばコレ↓ですな。「肖像画の注文が増えすぎて、過労で早死にした」と言われるだけのことはある・・・。
↑美術史上で1・2を争う、クラムスコイの美人画