ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2015年11月13日 | 世界心理治療学会アドバイス
☆リコーバカとバカリコー 
 世の中にはこの二つのタイプがあるといわれますが
あなたはご存じでしょうか?
 ※利口馬鹿とは・・・・・・頭脳明晰だが、社会的な適応性が
なく、心の機微にうとい。自分ではそれに全然気がつかず
いつも損をしているタイプ。
 ※馬鹿利口とは・・・・・・あまり頭は良くなくても、いわゆる
気働きができるので、人間関係も良く、仕事の面だけではなく
プライベートでも引き立てられる得なタイプ。
 
 実はカウンセリング・ルームを訪れる多くの方は、失礼ながら
「リコーバカ」なタイプが多いようです。たとえば、自分を最大
限に表現したいが完全壁のため「絶対に失敗したくない」と、必要
以上に緊張したり、萎縮したりし、その持てる力を十分発揮できない。
 また他人の視線をあまり気にするため、そちらの方ばかり
気になって肝心のことが抜けてしまう。また心の機微にうといため
一言少なすぎたり、逆に多すぎたりし、相手の感情を害してしまう
ことがありがち。そんな方でも、自分の性格や考え方、行動パターン
などを分析し、それらのネガティブな面に気づいて、どのように方向
転換するかにつて具体的なアドバイスをすることで、大きく変化します。

 縦社会では「能力三割、人間関係七割」とも言われるそうですが
そんなタイプの方は、人間関係があまり良くないため、たとえ能力が
あっても上司から引き立てられることがないため、サクセス・ロードを
歩むのは無理ではないでしょうか。
☆ 賢く生きるために具体的なコツ
 1 自分の感情をコントロールできる。(怒り、不平不満、落ち込み
など)
 2 自分自身の内面を理解する(性格、考え方、行動パターンなど)
 3 前向きに考えること。(プラス思考、肯定的)
 4 努力できること。(持続性 、集中力など)
 5 他人と協調したり、共感したりできること。
 6 感謝の気持ちを持てること。
 7 他人の好意を素直に受けること。
言葉にすると簡単ですが、これらを自然にさりげなくできる人と、相当
努力をしなければ難しいタイプがあると思います。
 もしもあなたが、「いつも自分は損をしているな」と感じられたら
このようにご自分を変えるように、努力なさってはいかがでしょうか?

 上記した項目はカウンセラーとして、また以前大手企業の研修講師を
していた頃に、いつも感じていたことです。
 これは職場に限らず、知人、友人などすべての人間関係、また最も
身近なご家族など、何となくぎくしゃくしているなと感じている方にも
大変役立つと思います。一言で申し上げれば、「自分の気持ちにある程度
正直でありながら、相手にも協調できること」です。
 いつでも、どこでも付きまとう人間関係が、上手にできるか、そうで
ないかによって人生はきっと大きく変わることでしょう。
 最後にもう一つ、「時間を守れない人、挨拶ができない人は、たとえ
どんなに能力があっても、決して一流にはなれない」と言われています。
 もしも心あたりがある方は、ぜひそんなご自分を替えるように、努力
なさって下さいね。 

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