ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

素晴らしかったコンサート

2013年06月24日 | えっせー
☆ フジコ・ヘミング&モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
コンサートは、サントリーホールで開かれたが、私はこの会場が一番好きだ。
場内は超満員で、年齢層も色々だった。
フジコ・ヘミングは、共演が2曲、独奏が2曲だったが、いつもCDで聴いている
「ラ・カンパネラ」の生演奏は、心の琴線に触れたように感動的だった。
体がしびれただけではなく、涙腺の弱い私は涙まで込み上げてきたが、これは
年齢のせいかしら?モスクワ・フィルは、チューバが6器(台)もあり、管楽器
だけで20人以上いる大編成だった。そのダイナミックな演奏は、私の中の60兆
ある細胞の一つ一つが、耳になって聴いているように感じた。
なぜなら、頭、胸、手、背中、両足など、体の各部分が反応するかのように、ざわ
ざわし(これは瞑想している時と同じ状態)たからだ。


ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」、チャイコフスキーの交響曲6番「悲愴」他
2曲演奏したが、どの曲も大変長く、私はこれほど長い演奏を聴いたのは初めて
だった。そのため、休憩時間、アンコール3曲も含めて演奏は3時間にも及んだ。
S席は14000円だったが、決して高くはない、感動の涙は心の憂さを洗い流す
効果もあるので、今朝の嫌なこと二つも、きっと雲散霧消できたはず。
夫と帰りの地下鉄の中でも、ずっとその話題で盛り上がったが、お互いにこんな
感動を何時まで楽しく話せるのかしら?と、一瞬ふと不安がよぎった。
でも本当に素晴らしかった演奏、私は生きている喜びを感じたほどだ。

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