ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

命未来を繋ぐもの

2013年02月05日 | お知らせ
 電車の中で久しぶりで赤ちゃんを見て、「なんて愛らしいのだろう」と、とても
幸せな気持ちになったが、ふと考えてしまった。
動物の本能は、「自分の命を未来につなぐこと」だそうだが、初めて孫を持った
40代に「わたしの命が未来に繋がった」と、大変感動しとても嬉しかったのは
今でも決して忘れない。たまたま友人達と孫の話題になり「自分の命が未来に」を
話すと、「あなたは変わっている」と、口々に言われたが、それはもしかしてかなり
動物的な価値観かも知れない。友人達は「孫は最高に可愛い」と言うが、無論孫は
愛してはいるが、わたしのとっては、どちらかと言うとペット的な存在で、愛情の
深さを比べると、何歳になっても、絶対に自分が産んだ子供の方がずっと強いと思う。
 家族とは最も身近で大切な存在で、人生のあらゆる部分を占めているのが
「家庭」であり、動物的に言えば「自分の巣」だ。

結婚しないのは家庭を築かないことだが、最近の人はもしかして動物本来の
「存続本能」は希薄なのかもしれないし、たとえ結婚しても、子供を持たない
夫婦が増えているのもその表れかもしれない。
わたしはこの世に生を受けたら、次の世代を継続するために、子供を生むのが
義務のような気がするが、これってアナクロ的な考えなのだろうか?
このままではどんどんどん少子高齢化が進み、これから一体どうなるのだろ
うとかと不安になるのは、わたしだけではないと思う。
 平凡でも男性と女性とが結ばれて、家庭をつくり次の世代の子供を産む、間も
なく孫が結婚するが、我がファミリーはまあまあ普通なのかなと、少々感慨深い。



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