ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

11月4日晴れ

2007年11月05日 | 健康
 ☆ レッスンは後二回だけ
 今朝凄く大きな箱が届いた。びっくりして開いたら、大きな鉢植えの
シンビジュームのだった。
 送り主はAさんで、わたしの三十年来のヨーガの生徒さんだ。
長年遠方から熱心に通って下さったが、最近では仕事のためか、滅多に
見えなくなったのに・・・・・・「小池先生 長い間有り難うございました。
最後のレッスンにも参加できなくて残念です。これからもお元気でご活躍
ください。」こんなメッセージがついていた。
 ヨーガのレッスンは三年前に止める決意をしたが、生徒に懇願され三年間
延長したし、諦めがよくすべてに潔いわたしだから、そんな意味ではわたし
の神経は静謐だったはずなのに・・・・・・

 残すところ後レッスンは二回だけ、と思ったら急に淋しくなった。
そして綺麗なランをじっと見ていたら、送って下さった生徒さんの
気持ちが胸に迫って、堰を切ったように涙が溢れた。
 生徒さんには悪いが、でも永久に続けられるものではないし、わたしの体は
明らかに老化していて、指導するための正しくきれいなポーズの手本ができ
ないのはプロとして失格だし・・・・・・。
(わたしがダンス教師ではなく、初めからヨーガをやっていたら多分どこも
痛めることなく、指導できたかもしれない。わたしよりずっと高齢の指導者
も沢山いたのに)など、およそわたしらしくなく未練たらしく考えてしまった。
 でもいずれにしても、33年7ヶ月よく頑張ったと思ったら、気持ちが晴れた。
 これから晴海へ12万本のバラの花びらで描かれた、「花のじゅうたん」を
見に行くし・・・・・・。今日も素晴らしいお天気だ。
                              能里子

人気ブログランキングに参加しました

人気ブログランキングへ