6月21日 アルズアからペドルーゾ
6時前に出発したので外は真っ暗、丸い月がきれいでした。
今日の道は森を中が多く歩きやすい道でした。ちょっと張り合いがない道、でもゆっくり踏みしめて歩きました。
ここには教会の建物はあるけれどミサはやってないようです。天気がいいので今着ているもの全てを洗濯しました。
街のバルに行ったら変な猪がいました。この辺も人口が減って猪が増えているのかも知れません。昨日の松本の夫婦の話しでも北アルプスでも近頃鹿が増えて高山植物がどんどん食べられてしまうとのことでした。猿が稜線に出て来て雷鳥を食べ食べたとか日本の自然が変わって来ているのでしょう。
この街にも教会がありました。7時からミサ、教会の近くのバルで一休みしています。バルの前に竹が生えています。細い竹だけど4メートル近くあります。南仏にはあると聞いていましたが、ここにもありました。でも細工をするには細過ぎます。このバルには団体客のような人々がいます。歩く人々も増えています。
明日はサンチアゴ、友達と会う約束の宿を予約しました。6時半に教会の中に入ると、マリアへの祈りではなく、小さくオルガンと聖歌が流れていました。
今日の司祭はとても積極的で式の前に集まった人々の国籍を聞いていました。私はハポンと答えました。ミサの中で司祭の声も歌も大きく、しばしば祭壇から降りて語りかけていました。終わりに巡礼を前に集めて語りかけて祝福してくれました。
今ちょうど8時、まだ陽が差して真っ昼間です。