竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

遠州灘40キロラン

2016-02-19 19:49:06 | マラソン

今日(19日)は遠州灘まで走りました。
往復で40キロ、一か月後に迫ったフルマラソンのための練習です。

実は昨日走るつもりでした。ところが朝早く、山水を水道として一緒に使っている家の男の人が来て、
水がほとんどでなくなっているから、一緒に調べに行こうと誘われたのです。

私は留守にすることが多いので、あまり水道の具合を調べたことがありません。
ちょうどいい機会なので一緒にタンクまで行きました。
直径120cmほどのタンクが二つ並んでいて、どちらにも水がほとんどありません。
そもそも山水が少ししか入って来ません。
タンクの底はどちらも泥がいっぱいたまっています。

水源には彼に行ってもらい、私はタンク二つの泥のくみ出し作業です。
狭いタンクの中に入っての作業なので、泥だらけになってしまいました。
どうにかタンクがきれいになったころ、水がどんどん入って来ました。
先日の雨で水源に泥がたまって流れなくなっていたようです。

作業は1時間ほどで終わりました。
泥だらけになった作業でしたが、やれてよかった。
私も利用させていただいているので、必要なことはやらなければなりません。

この山水は今借りている家が前から使っていたので、無料です。
いつもは風呂も洗濯も何不自由なく使っているので、こんな機会はかえってありがたいのです。

そんなわけで今日走ることになりました。

掛川にホームセンターのそばの無料駐車場に車を置いて出発です。
道は普通の舗装道路、歩道がしっかりついている道を走ります。

掛川から遠州灘に出るには一つトンネルを越え、もひとつ切通しをぬけていきます。
途中歴史に名高い高天神城の跡を通って行きます。

国道150号線を越えると遠州灘に出ます。
途中遠くに富士山が見えました。

この辺は海風が強いので風力発電の風車がいくつも並んでいます。



遠州灘は御前崎から浜松まで続くほぼ直線の海岸です。


普段山の中で暮らしているので、遠州灘に来ると気持ちが晴々します。
今日は風が強くて海で遊ぶ人たちは誰もいませんでした。

帰りはほぼ同じコースを走ります。
掛川の町に着くと掛川城のそばを通ります。


大手門

少し買い物をして居尻に帰ります。

疲れた体をいたわって、居尻では日帰り温泉に入りました。


東京散歩 15 日本民芸館から駒場野公園

2016-02-18 12:13:28 | 歴史と人類学

2月11日木曜日、東京散歩に出かけました。
今回は主に駒場方面です。
京王井之頭線の神泉駅をスタートして、渋谷の文化村のわきを通って、松涛美術館に行きました。
ここでの絵画鑑賞を楽しみにしていたのでっす。でも展示替えのため休館、残念。

そこから駒場公園に行くはずでした。毎度のこと、道を間違えて、日本民芸館に出てしまいました。

駒場公園は急前田侯爵邸の跡地にできた公園で、旧邸宅のほか日本近代文学館もあるところ、
でも通り過ぎてしまったので今回は諦めて日本民芸館に入りました。


宋の陶磁器

木喰仏

ここは民芸運動の中心です。
民芸協会のホームページから引用します。

民藝運動は、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化 運動です。当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。そんな中、柳たちは、名も 無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美術品に負けない 美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました。そして、各地の風土から生まれ、生活に根ざ した民藝には、用に則した「健全な美」が宿っていると、新しい「美の見方」や「美の価値観」を提示 したのです。工業化が進み、大量生産の製品が少しずつ生活に浸透してきた時代の流れも関係していま す。失われて行く日本各地の「手仕事」の文化を案じ、近代化=西洋化といった安易な流れに警鐘を鳴 らしました。物質的な豊かさだけでなく、より良い生活とは何かを民藝運動を通して追求したのです。

http://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/souetsu/

現在柳宗悦の著「美の法門」に基づく展覧会をやっており、
朝鮮や中国の焼き物、各地の織物、木喰仏その他の展示がなされています。
もう一度ゆっくり見に来たいと思っています。

そのあと駒場東大前の駅のそばでで昼食をとり、駒場野公園に行きました。


ここは明治期に駒場農学校があったところで、今でも田圃が残され、筑波大付属駒場中、高等学校が管理しているそうです。
様々な木も植えられて自然観察園になっています。


今回は眼目の一つ駒場公園には行かず仕舞いでした。
でも心残りがあるほうが次の楽しみにつながります。
最近親鸞に関心を持ってきましたので、(といっても五木寛之の「親鸞」を読んでいる程度ですが)柳宗悦の宗教思想も知りたくなってきました。

16日から掛川に来ています。16日の富士山は見事でした。


いつものように富士川サービスエリアから撮った写真です。




お台場ハーフマラソン

2016-02-07 18:41:48 | マラソン

今日7日はお台場でハーフマラソンがありました。
朝方にかけて雪の予報がでていました。
家の庭は少し白くなっていました。


でも日中は上天気、中央線からは富士山が見えました。

お台場マラソンには去年も参加しました。
その時は20キロマラソンで、現状ではまずまずのタイムでした。
このコースは東京湾を眺めたりお台場のビルやレインボーブリッジ、
海浜公園の砂浜、浜で遊ぶユリカモメ、第三お台場の松林など、
景色が変化に富んでいて走るのに楽しいコースです。



わざわざこんなところに来なくてもと思う人もいるでしょう。


でも私は自然の中を走るのも好きですが、こんな現代風の風景の中を走るのも好きなんです。
お台場の周りの店には魅力を感じません。でもあの人工の砂浜、ユリカモメやカモが集う砂浜は好きです。



今回は快晴で少し風が強った。でも気持ちよく走れました。
ハーフマラソンは潮風公園から第三お台場までの往復5キロコースを4周します。
ほかに10キロマラソンやフルマラソンもあって、コース上はにぎやかです。
私のタイムはキロ6分30秒で走り切りました。
先月の昭和記念公園ハーフマラソンより10分ほどいいタイムでした。



去年はこのマラソンの後東京マラソンをキロ8分ペースで走りきリました。
今年は東京マラソンにははずれ、3月20日に板橋cityマラソンを走ります。
またキロ8分ペースで走ることを狙っています。



帰りのユリカモメは中国人観光客が大勢乗っていました。
日本での楽しい休日を過ごしくれればいいですね。



村上隆 「五百羅漢」図

2016-02-03 20:30:49 | 日記

昨日は夕方に目黒に用事があったので、
昼過ぎに家を出て、六本木の森美術館に村上隆展を見に行きました。
六本木ヒルズの52階、あちこち迷ってたどりつきました。



長さ100mに及ぶ五百羅漢図は圧倒的でした。


私がとやかく言うよりご覧あれ。時には笑ってしまうほどのすごい絵でした。



初めて展覧会で音声解説を聞き、4000円近くの図版を買いました。これもすごい本でした。

村上隆に圧倒された2時間でした。この人のことは全く知らず、日曜美術館で初めて知ったのです。
すごい人です。



六本木へはめったに行ったことがありません。
変わりゆく東京の代表的な街で、ここに来るとまるでお上りさんになってしまいます。
一階上の展望台に上り、夕方の東京を楽しみました。