竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

春の山道の花

2013-03-28 16:47:30 | 山野草
26日から掛川の居尻に来ています。東京でも来る途中の静岡でも桜は満開でした。
でも居尻は一分咲き、山の中は寒かったのでしょうか。平地とこんなに違うことはなかったのに。

 
今朝はマラソン以来初めてジョギングしました。足に痛みが残って、まる三日休みました。もう大丈夫、無理しない程度に走ります。
 
山は緑が少しずつ増えてきました。


今盛りなのはキブシの花。いつもは潅木でヤブになって目立ちませんが、この時期だけきれいな花が並びます。

 
桜はまだでも他の花が咲いています。三つ葉ツツジははなやかな花です。

 
ジロウボウエンゴサクを見つけました。よく似た花のムラサキケマンはまだです。

 
見かけない白い花を見つけました。道に沿った崖に咲いているので、気がつかなかっただけで前から咲いていたのでしょう。センボンヤリ。キク科の花で、花びらの裏が紫色なのでムラサキタンポポとも言われるそうな。

 
先日サウナで気を失った時に、坐板の上に横に倒れたのでしょう。右側の頬と背中と右手の中指に、痛みが残り低温火傷になりました。
 
顔には小さなかさぶたが出来ています。教室の生徒さんにはサウナで気を失って以来忘れっぽくなった、と説明しています。実際一人一人の進度を記録したノートなどを忘れています。
 
歳による衰えはどうにもなりませんね。

古河花桃マラソン

2013-03-25 15:11:33 | マラソン
24日古河花桃マラソンに参加しました。
春のマラソンに参加しようとしたら締め切りが早くて間に合わず、今年始まったこの大会だけがエントリー可能でした。古河市は茨城県でも埼玉県寄りで、電車で1時間半、近いのがいいですね。
 
天候は曇り、気温は平年並み、それまで暖かい日が続いていたので急に寒くなった気がします。
フルマラソン参加者は7000人ほど、サンスポが応援しているのでかなり手堅く運営されています。
 
駅から会場に行くシャトルバスが混んで、1時間前の予定が40分前でした。更衣室が体育館の中で混雑して入れず、そこのロッカーが貴重品預かり所なので、中に入れなければ手荷物を預かってもらえません。スタンドにデイバッグを置いたままで走ることになりました。
 
5日前にサウナで気を失っているので、無理は出来ません。ちょっとでも問題が生ずれば棄権しようと思っていました。でも走り出すと意外に快調です。キロ7分ペースで走りきればぎりぎり5時間を切れます。でも後半はペースが落ちるので6分半のペースがどこまで続けられるかが分かれ目です。

皇居のランニングコース
 
20キロまでは6分半のペースで走りました。今回は平坦なコースなのでその後は7分ペースを維持できました。35キロ過ぎてから少しペースを上げて頑張って、なんとか5時間を切って4時間53分でゴールすることが出来ました。
 
最近はタイムが落ちる一方です。いつまで走り続けられるか心配になる状態でした。これで気持ちを新たにして挑戦が出来ます。

小平中央公園の桜、下の写真と共に今朝小雨の中で撮ったものです。
 
ただ問題があります。トイレが6回ありました。頻尿です。昔はせいぜい2回だったのに。これで10分近くロスしています。秋の大会までには直しておかないと。
 
この大会は第1回なので未経験のせいもあったのでしょう、後ろの方を走る人間には食べるものが少なくなっていました。6900円も払ったレースだからもう少し何かあったらよかったと思います。完走メダルをもらって喜ぶ人は少ないでしょう。その分食べ物にお金を使ってもらいたいものです。
 
第1回の東京マラソンはもっとひどくて、走っている間に何も食べられませんでした。これはこたえました。

 
終わってみれば面白い大会でした。コースは市内をあちこち6箇所も折り返し点があって、そのたびに先を行くランナーや遅れたランナーの姿が見えます。これが結構励みになります。
 
次回は秋の大会です。この程度のタイムだと宮古島100キロは無理です。ホノルルマラソンもいいかなと考えています。
 

皇居ランニングコース

2013-03-23 22:58:34 | マラソン
22日はいい天気だったのでどこかに桜を見に行きたくなりました。

まだ走ったことのない皇居のランニングコースを走れば走る練習にもなります。
 
ネットで見るとランニングコースの近くに銭湯もあって、そこで着替えて走ってから、
銭湯に入るというやり方もあるようです。
でもコースは一周5キロ、本気で練習するつもりなら2、3周します。
日曜にはレースを控えているので、軽めに5キロ走れば十分、汗もあまりかかないでしょう。
 
ウィンドブレーカーで出かけてそのまま走って、最後にトイレで下着だけ替えることにしました。
スタートは竹橋、地下鉄の駅の出口はランニングコース上です。
 
コースの想像が付かなかったのですが、普通の広い歩道なんですね。
歩いている人もいます。歩行者に気をつけてという看板があちこちにありました。
 
この歩道の特徴は信号がないことです。
歩道を横断する道は平川門とか乾門とか皇居の中に入る道ですから、閉鎖されているんですね。


ランナーとしては安心して走れる道ですが、ランナーが多いと歩行者には迷惑になるかもしれません。この日は金曜日だからいいものの、土曜日曜は混むでしょうね。
 
 
竹橋に立派な像がありました。和気清麻呂です。あたりの桜は満開です。
走る人は老若男女様々で白人男性や女性も何人かいました。

 
ここは基本的には一人か二人で走る道です。
狭い道だから大勢で走られてはたまらないしね。

 
千鳥が淵は桜が満開でした。
小さな公園は人でいっぱい、
二重橋では広場の中は走ってはいけなくて、外側の歩道を走ることになっていました。

 
二重橋を過ぎると巽櫓、大手門のそばをを通って竹橋へ。


巽櫓

ちょうど5キロほどのジョギングコースでした。

都内に用事で出かけたら、帰りにここで走るのもいいですね。
 

19日、救急車で搬送されました。

2013-03-21 15:42:33 | 日記
写真は近所の花です。
こぶし

19日の夜家内と一緒に小平市内にある日帰り温泉テルメ小川に行きました。
家内は長風呂、1時間以上入っています。
私もそれに合わせて長風呂になります。
いつもサウナに10分ほど入ることにしています。

 
ところがサウナの中で失神したらしく、気がついたときは救急車の中でした。
周りで人声がして自分の顔に何かかぶさっています。
どうしてこういう状況になったのか分かりません。
何か大変なことが起こったらしく、体の自由が利かないし頭もはっきりしません。
でもだんだん意識がはっきりしてきて名前や生年月日、電話番号を言えるようになりました。
指を動かしてみると両手もしっかり動くし足も動きます。
脳梗塞ではないらしいと分かりました。

ハナモモ
 
救急隊員は家に電話してみても通じないと言っていました。
家内と一緒に来たことを言うと、早速家内を呼んでくれました。
救急車でテルメ小川に近い東大和病院に運ばれました。
ここは母が8年ほど前一時入院していたところです。
診察室に行き、ベッドから車椅子に移りました。
血圧は正常で、どこにも痛みはありません。
ただ顔が真っ赤で視力も少し衰えています。
医者の所見ではサウナでのぼせて気を失ったということでした。
 
視力のことを心配して聞いてみると、のぼせるとそうなるとのことでした。
結局問診だけで特別な検査も薬もなく、家に帰ることになりました。
意識が戻ればさっさとお帰り、という訳です。

庭の海棠
 
病院から駅まで家内に支えられて歩き、電車で家に帰りました。
 
意識を失った時のことは勿論全く覚えていません。
目が覚めたら周りで人が騒いでいます。
体がひどく重かったのでこのまま逝ってしまうのかとも思いました。

ハナダイコン
 
死にかけて意識が戻った時ってあんなものでしょうか。
ああ、こんなものなのか、と思ってまた意識を失ってそれっきり・・・・・・
死の予行演習をやったようなものですね。
 
24日の日曜日にフルマラソンを走るので3月にはいってかなり走りこんでいます。
その上16日には秩父巡礼をやったので、疲れがたまっていたのでしょう。
医者には歳だから無理をしないようにと言われました。
 
20日はまだ赤い顔をしていましたが、視力は戻りました。
今日は先ほど10キロ走ってきました。
この調子なら24日の古河マラソンは走れそうです。
走ってみて無理なら棄権します。
 
今年は梅の開花が遅かったけど桜は早いですね。
気持ちのいい季節になりました。
皆様も健康にお気をつけ下さい。

秩父巡礼 その1

2013-03-20 11:11:06 | 日記
16日の土曜日、従兄と一緒に秩父巡礼に行って来ました。
暖かくて天気もよく、絶好のハイキング日和です。
 
秩父巡礼が始まったのは室町時代末期だそうです。
鎌倉時代に西国三十三箇所巡礼坂東三十三箇所巡礼が始まり、
少し遅れて秩父でも始まり、江戸時代を通じて巡礼が盛んになったようです。
全体で百観音の巡礼にするために秩父だけ三十四箇所巡礼にしたとか。
 
一番札所は四萬部寺(しまぶじ)、西武秩父鉄道和銅黒谷駅から歩いて40分ほど、
ここで納経帳その他を買うことが出来ます。
 

ここから二番札所の真福寺へは山道になります。かなり急な杉山を通る道で、山の中腹にあります。お寺の周りの紅梅が満開でした。


納経所は山のふもとの光明寺にあります。秩父の観音霊場ではこのように山の中や畑の中にある霊場では、住職の住む本寺は別なこともあるようです。

 
二番札所から三番に向かう途中に秩父茶屋という店があったのでそこで昼食にしました。古い民家を改造した店で、秩父名物の蕎麦が中心メニューです。蕎麦の味はいまいちでしたが、その他のおかずは何種類もあってとてもきれいで美味しかった。

 
三番札所は常泉寺、ここにはとても凝った観音堂があります。
この辺の道には梅が満開だったりタンポポやホトケノザが咲いていたり、気持ちのいい散歩道です。

 

四番札所は金昌寺、仁王門に大きな草鞋が掛けられており、境内には1319体の石仏があります。これは1783年浅間山の大噴火による飢饉から立ち直った後、当時の住職が1000体石仏の安置を発願したことによります。7年後に成就しその後も信者の寄進が続いたとか。

 
5番札所は語歌堂(ごかのどう)、ここは観音堂を作った長興寺の檀徒本間孫八が、和歌の道に暗いことを憂い堂にこもって歌道を学び祈念した、、ある夜旅僧が現れて徹夜して歌道の奥義を談じ合ったという。そこからこの名前が生まれたといいます。納経所は少し離れた本寺の長興寺にあります。ここの仁王門の仁王様はカラフルで面白いので写真にといりました。

 
6番札所卜雲寺と7番札所法長寺に行く道は田園風景の中を行くいい道だったようですが、間違えて自動車道路を通り、少し遠回りをしました。この辺まで来るとかなり疲れます。予定は9番まで行く予定を変更し近くの横瀬駅から西武池袋線に乗って帰りました。今日歩いたところは10キロ、でも石段を上がり下がりしたり山道を登ったりで、きつい10キロでした。
 
途中でジョギングしながら巡礼している人に会いました。全体で100キロだそうで、途中で一泊すれば2日で回れるかもしれません。でもここに来て急いで回っても仕方がありません。のんびり江戸時代の香りを楽しみながら歩くのがいいですね