竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

竹伐り

2013-10-30 19:16:26 | 竹工芸
明日小平に帰ります。


11月も21日まで小平にいることになり、竹細工もやらなければなりません。
竹細工教室でも使うのでその分も伐りました。
日曜のマラソンの痛みは動き出すrと消えてしまい、いつもの状態に戻りました。

シシウド
 
帰るときになると色々仕事が出てきます。
日中はツクツクボウシが鳴くほどで暖かくなります、
朝晩は寒いので薪ストーブを出しました。

 
竹置き場の古い竹を電動鋸で切断して風呂用のまきにします。
これで新しい竹が来ても大丈夫。
結局竹伐りに出かけたのは午後2時ごろでした。
竹林のそばの川。
 
以前は近くに立派な真竹の林がありましおた。
イノシシがその竹の子をみんな食べてしまうので、今ではほぼ全滅です。
今日行った竹林はハチク、ここにもイノシシが入っていますがそれ程の被害ではありません。

 
伐った竹は束ねて車のルーフキャリアにつけて運びます。

 
この車、製造から17年、私が中古で買って使って12年、故障もせずによく走ります。
高速を走っても問題がないし、あちこち小さい傷はありますが、愛着があります。
 
大事に使えば人間の体も車も長持ちしますね。
 
マラソンの疲れが取れるとまた挑戦したくなりました。
最近スロージョギングが話題になっています。
私もスロージョギングです。
でもマラソンを走り切るには時々30キロ40キロゆっくり走る必要があるようです。
音楽を聞きながらカメラを持って遠足のつもりで走ればいいですね。

庭の柿の実、近年成績が悪く、今年は10個ほどとれました。
 
色々失敗しても懲りない人間です。

大井川マラソン完走・・・?

2013-10-27 20:19:17 | 歴史と人類学
前日までの雨が止んで上天気のマラソンになりました。
最近の練習不足でどんなレースになるのか走ってみなければ分かりません。

 
このコースは4度目、大井川の河川敷にマラソンコースが出来ていて、
平坦なコースで走りやすそうです。
でもまわりに人家がないので応援が少ないせいか、今までいいタイムが出ません。

 
10キロあたりまではキロ6分30秒のペースではしりました。
このまま行って途中からキロ7分に落ちても5時間前後ではゴールできると踏んでいました・
でも10キロを過ぎて若い女性ランナーが軽やかに走っているので、それを目標にペースを挙げました。キロ6分で20キロまで走りました。
 
このスピードアップが無理だったのでしょう。その後ガタッとペースが落ち、歩いてしまいました。
24キロあたりからゴールまでほぼ18キロ歩きました。これってかなり辛いですね。
普通のレースなら時間オーバーでバスに乗ったりしますが、このレースは制限時間7時間、痛む足を引きずり18キロ歩いてゴール。6時間半というかってない最低のレースでした。
 
歩きながらこれでマラソンは終わりにしようと思いました。でも今回ははっきりした練習不足です。普段のジョギングで以前のように週に一に1,2度は20キロラン、月に一回は40キロ走っていればもう少しましなレースが出来るでしょう。でもそれが出来るか、ランニングのスピードが落ちている今は時間がかかりすぎます。
 
でもそれを試みてみて、駄目だったらもうマラソンはやめる、可能だったら来年4月の掛川新茶マラソンに出て見ようと思いました。掛川のマラソンが最初のマラソンでした。その時のタイムは3時間45分、20年後の今では5時間を切れるかどうか。
 
歳だから仕方がありませんね。
 
12月1日は陸前高田でクラフトテープの籠作りを教えることになりました。
2,3ヶ月に一回なら無理なく続けられるかもしれません。

ターナー展をと美術館に見に行った時の写真です。以下も同じ。
 
心境の変化ですね。前に書いた人には会うべしの精神で、11月は高校の音楽部の全体会、高校の男子クラスの仲間たちの銀ブラ会、中央公民館のサークルの結いの会と色々な会に出ます。
 

また岩波ホールで11月からドイツの女性哲学者ハンナ・アーレントの映画があります。
これはユダヤ人でアメリカに亡命した経験がある彼女が、多くのユダヤ人を強制収容所に送り込んだアイヒマンの裁判について、裁判の正当性やアイヒマンを極悪人とする世間の見方に反論した記事を書いて、ユダヤ人社会から激しいバッシングを受け、それと戦う姿を描いた映画だそうです。
 
私もアイヒマンについては普通の組織人がそんな役割をになわされた、そんなケースは水俣病の窒素会社の社員の行動にも見られると感じていました。我々凡人の内なるアイヒマンを追及すべきだと思っています。
 
来月早々映画を見に行くつもりです。その感想はいずれ・・・・

 
 
 

高群逸枝の四国遍路 その1

2013-10-23 18:36:08 | 歴史と人類学
小平市の図書館で高群逸枝の「娘巡礼記」を見つけて借りてきました。
高群逸枝については女性史の研究家としての名前しか知りません。

以下の写真は新しい携帯で撮った玉川上水での写真です。
 
その人が24歳の若さで四国遍路をやっていました。
 
この本は彼女が遍路をしながら九州日々新聞に寄稿した文章をまとめたもので、
日々書いて投稿していたようですから、まさに生々しい記録です。

 
6月4日に熊本を出発して熊本に戻るのは11月20日、半年にわたる旅で、
熊本と四国に渡るための大分の往復も歩いています。
 
その元気のいいこと、泣いたり笑ったり感情の豊かなこと、驚くばかりです。

 
高知県の四万十川近くで遍路の墓を見て感慨無量、次のような一文を記しています。
 
「暫くその傍への草の上に座し墓標に手を置き、じっと落日を眺めながら色々なことを考えた。
自由! 私は突然跳り上がるようにして心に叫んだ。自由な生、自由な死・・・・然り、自由は放恣じゃない。
真の孤独に耐え得る人にして始めてそこに祝福された自由がある。
自由の色は血の色だ。若かれ!高かれ!尊かれ!
 
よし、私は、あらゆる障害、あらゆる脅迫と力戦しつつ、私の血の如き火の如き若き生命を、厳粛な自由の絶対境に樹立せしめねば熄まないであろう。
 
ちょうどこの遍路の墓が郷里を離れた遠い旅路の草原に独り黙然と佇立せるが如く私もまた寂しい荒涼たる生死の草原を永久に辿り辿らねばならぬ。
その時夕陽は血の如く赤く私のその独旅を照らすであろう。」
岩波文庫版「娘巡礼記」136頁
 
こんな調子で生の体験を綴った紀行文はとても面白いものでした。

落下した銀杏
 
私も27歳の時に四国遍路をやっています。
時代が違うので道路も状況も違います。
彼女の旅のほうがはるかに苦労も多く、それだけ充実していたのでしょう。
 
何という魅力的な人物なのか、知らなかっただけに圧倒されます。
本当にすごい人です。


秋の花々 その2、人には会うべし

2013-10-16 12:08:22 | 山野草
10月1日(火曜)から6日(日曜)まで、中央公民館でサークルフェアーがありました。
 
各サークルの参加者を募集し、サークル同士の横の繋がりを作ろうという試みでした。
中央公民館のギャラリーで参加サークル41団体が展示をし、土曜と日曜には各部屋で体験教室が開かれました。

ミズヒキ
 
今年は2回目、わがサークル「籠を編もう」は今年初めて参加しました。
ギャラリーには10点ほどクラフトテープの籠を飾りつけ、日曜の午後が体験教室でした。
 
初めてのことなので体験教室にはあまり集まらないだろうと思っていましたが、
お母さんと一緒の子供達が集まってきて、会場はそんな人たちで溢れました。
サークルメンバーの一人が教えることに熱心で、材料を沢山用意して来ていたので、
他のメンバーも協力して、17,8人の人たちにいつもの小さい籠を編んでもらいました。

カラスノゴマ
 
来年の3月には市内の津田公民館で、子供達を対象にしたかご編み教室も予定されています。
掛川でもそうでしたが、子供達に教えることもサークルの目的の一つになるかもしれません。

マルバルコウソウ 

12日(土曜)には主催した「結いの会」(公民館職員と参加サークルの集まり)の反省会がありました。それまでは自分たちのサークルのことしか考えていなかったのですが、若い職員達がとても熱心なので、反省会に参加しました。
 
そこで面白い人たちに出会いました。家の周りの動物達の保護に当たっている同年輩の男性は、早朝ジョギングする時に会って挨拶を交わす人でした。小平市内で集まって東北大震災でのボランティア活動をしているグループ、ブロックフローテのアンサンブルをやっている人、その他いろいろ、もの作りとは関係のない人たちもいました。

ヤクシソウ
 
初めは不承不承参加したのですが、毎月この集まり(結いカフェ)がセットされるとのことで、こんな人たちと出会う会なら積極的に参加しようと思いました。
 
社会的に活躍している友人がかって言っていた「人には会うべし、場所には行くべし」という言葉は印象に残っています。
 
一人で行動することが好きな私も歳をとるにつれて変って来ました。人生思い通りに行かないことを痛感して自分を頼む気持ちが減ってきたせいか、昔より人に対する感受性がよくなったのかも知れません。
 
今日は台風一過、孫を保育園に送って走って帰って来ました。
小平は川のない平坦な土地なので、被害にあいにくいところです。
明日は玉川上水を走るつもりでいます。

秋の花々 その1 やっと富士山が・・・・

2013-10-13 15:33:50 | 山野草
9月30日の夜小平に戻って来ました。
家内がお雛様の季節で忙しいので、
孫の保育園への送り迎えは主に私がすることになりました。
 
近所の幼稚園や保育園は空きがなく、
電車で2,30分かかる花小金井の保育園に通っています。
 
行きは電車で送り、帰りはジョギング、お迎えはジョギングで帰りは電車というややこしいことをやっています。
ジョギングだと4キロ強、30分ほどなので往復8キロちょうどいい運動になります。

ヤブマメ
 
今月の27日は大井川マラソン、時々玉川上水も走りますが練習は不十分です。
昨日は久しぶりに20キロ走りました。
いつものノロノロ走りですが、今日は足がなんともないので、フルマラソン完走出来そうです。

シラヤマギク

今朝は無理しないように休み、でも体調がいいので朝薪割りをしました。
血糖値を下げるには薪割りが効果的です。

アキカラマツ
 
ところで6月1日から始めた飢餓療法はちょっとゆるめています。
 
お菓子その他甘いものは摂らず、食事の量は腹八分目、
一時54キロまで下がった体重も今は55、6キロで安定しています。
 
千日回峰行をする人や座禅の修行をする人ほどの、強い精神はもっていないなまくらな人間ので、
腹八分が適当でしょう。
 
玉川上水にも秋の花が目立ってきています。久しぶりに富士山が見えました。まだ空が澄んでいないのかぼんやりしています。

 
見たこともない花がありました。
花小金井に通う道すがらの花屋さんにもあったので、誰かが植えたのかもしれません。


ホトトギスやオミナエシも誰かが植えたのかもしれません。

 
それでもワレモコウを見つけると嬉しくなります。