竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

歳をとってはいられません。

2014-10-31 17:38:21 | 田舎暮らし

火曜日と水曜日の夕方、小川に向かう斜面の草刈をしました。
ススキが茂り、ヤマグワ、笹、ノイバラ、クズなどが繁茂し、刈払い機で刈るのも力仕事です。まだ半分以上残っているので11月にきた時にやらなければなりません。


写真は去年刈り終わったところ。

昨日の木曜日は竹伐りをしました。こちらも斜面に生えていて周りには、倒れた竹や枯れた竹が邪魔をしているので、それを片付けながらの作業です。伐った竹は道まで下ろし、車のルーフキャリアーに積んで家の竹置き場まで運びます。

どちらも年一回はやらなければならない作業で、私にとっては重労働です。これがやれなくなれば居尻にもこれなくなり、竹細工も出来なくなります。



歳をとってはいられません。

水曜の朝はアイポッドをはずし、出来るだけスピードを上げて12キロ走りました。いつもはほとんど汗をかかないのに汗びっしょり、いつものタイムより30 分速くなりました。こんなにスピードを上げたのも久しぶりです。まだスピードを出せることで、少し自信を回復しました。楽に走ろうと思わず、精一杯走る、 これが今後の目標です。


コウヤボウキ

今日は友人のお嫁さんに刺激されて、1月10日に20キロマラソンを走ることにしました。彼女も東京マラソンに当選し、一生懸命練習しているようです。実家のある四国のハーフマラソンにも参加するとか。

20キロやハーフマラソンに参加するのは久しぶりです。最初からフルマラソンよりスピードを上げて走らなければなりません、フルマラソンのトレーニングにもなります。


サワヒヨドリ


大井川マラソンの失敗

2014-10-28 11:05:38 | マラソン

26日の日曜日、大井川マラソンに参加しました。


このマラソン昨年は10キロから20キロの間でペースを上げて、
20キロで失速、ゴールまで歩くことになってしまいました。
タイムは6時間半、その半年前の古河花桃マラソンでは4時間53分で走っていたので、これはがっかりのタイムでした。

そして今年、去年の轍を踏むまいと出来るだけゆっくりしたペースでスタート、少しずつペースは落ちていきましたが、とにかく走り続けることだけ考えて走っていました。でも30キロを過ぎると足が重くなり、足もつりそうになりました。

周囲の歩いている人とおなじスピードになっています。そこでとうとう歩き出してしまいました。
この辺の順位の人たちは皆歩いたり走ったりを繰り返しています。6時間を越える人たちはみんなそんなペースなんですね。

結局タイムは6時間38分、昨年より10分ほど遅いタイムでした。
昨年は20キロから歩き、今年は30キロから歩いて、今年のほうがタイムが悪いのは、走るスピードが今年はもっと落ちていることになります。

これにはがっかりしました。もうマラソンは無理と思いました。でも1年半で2時間近くタイムが落ちているのは変ですね。その間病気一つしていません。最近腹筋など上半身の力が落ちているのに気がつきました。でもそれは今に始まったことではないでしょう。

来年二月には東京マラソンを走ります。それがなければもうこれでマラソンはおしまい、老化のせいだから仕方がないとあきらめたことでしょう。

東京マラソンを最後のマラソンにしてもいい、珍しく、というより初めて家族も応援に来るといっています。今のままでも完走はできるでしょう。でも20年間 30回以上フルマラソンを走ってきて、最後の最後によろよろ走っていてはあまりにも情けない話です。せめて5時間前後で走らなければ。

去年の3月のマラソン以来タイムががた落ちしたことについていろいろ考えてみました。去年の8月から、それまでやらなかったことを始めました。
アイポッドを買ってイヤホーンで音楽を聴きながら走るようになりました。
もしかしたらその影響かもしれません。

マラソンは気力のスポーツです。普段の練習中に走ることに気持ちが集中していなければ、練習の効果も上がらないかもしれない。だらだら走りが身についてしまうかもしれない。

昨日は朝起きたときには体がギシギシ言っていました。でも夕方にはかなり回復してスティックウォーキングも出来ました。今朝はいつものジョギングコースを走ることが出来ました。勿論アイポッドなしでです。

いつもはマラソンのあと3日4日練習できなくなります。それが出来たのは体力がまだ残っていたのです。それなのに走るのをあきらめてしまった。そういう癖がついていたんですね。

東京マラソンまでまだ4ヶ月あります。
練習中は走ることに集中すること、上半身を鍛えること、それによって5時間前後で走れたら、まだマラソンを続けます。
また6時間を越えたら、もうあきらめます。

世の中には70代で3時間半を切る人たちがたくさんいます。私はそんな力はありません。でもそう簡単に老化で片付けるつもりもありません。私なりにもう一頑張りしなければ。


上半身を鍛えなくちゃ

2014-10-24 19:55:16 | マラソン

21日から掛川に来ています、
その日から雨模様で草刈も出来ずにいます。


22日の昼ごろにはやんだのでジョギングに出かけました。



先月から続いている花が多いようです。
その中で晩秋の花とも言えるリュウノウギクが咲き出しました。
栽培されている菊の原型ともいわれます。



いよいよ26日日曜日は大井川マラソンです。
といってもいつものスロージョギングで完走を目指すだけ。
去年は20キロ地点から歩いてしまいました。
今回は無理をせず歩かなければよしです。


シラヤマギク

最近上半身の筋力が衰えていることに気がつきました。
横になってから起き上がる体操が一回も出来ないのです。
何年か前には20回ぐらい平気だったのに。
これには驚きました。
腹筋や背筋が衰えています。


ミゾソバ

そこで毎日軽い筋トレをはじめました。
それと何年もやっていなかったダンベル体操。

もう一つノルディックウォーク。
自転車に乗らずに、出来るだけ両手にストックを握って歩くようにしています。

ノハラアザミ

無理せずマラソンを完走する体力を維持すること、それが糖尿病の運動療法にもなります。


ミズヒキソウ

もうすぐ71歳、男性の健康維持年齢の平均は71歳だそうです。
出来るだけ長く元気で一人暮らしが出来るようにしなければ。



小平市民祭り 祭りの仲間になれない!

2014-10-20 10:13:56 | 日記

19日の日曜日、小平の市民祭りが行われました。
ついでの用事があったので市民祭りに出かけました。



小平駅から2キロほど南の小平団地に通じる4車線のアカシア通りを交通止めにして、踊りや神輿のパレードが行われます。



小平にこんなに人がいたかと思わせる大変な人出で、道路の歩道脇には道路沿いの商店が歩道に店を広げ、そのほかの団体が子供相手の遊びや軽食の屋台を出しています。



親子連れの数の多いこと、お年寄りも車椅子を押してもらって見に来ています。

神輿が何台も出ていました。また小平の伝統文化財の鈴木囃子の山車も出ていました。出発の準備中で神主さんが御祓いをしていました。



祭りの行列の中に半被を着た同級生の姿もありました。
七十歳を越しているのでもう中心的な存在です。
どこの祭りでも傍観者の立場でしかない私は羨ましくなりましたね。



小学校二年生のとき陸前高田から小平に越して来ました。
越してきた場所は昭和の初めから住宅地として開発されてきた小平学園という土地です。ここにはお寺も神社もなく、他の地区の祭りに参加させてもらう立場でした。それでも商店の人たちを中心に少し離れた神社のお旅所になって、一応お神輿は来ます。

小学校の同級生、はこんな新興住宅地や都営住宅に住んで都心に通うサラリーマンの子弟と、昔からの小平の農民や商人の子弟に分かれます。

サラリーマンの家庭の子供は親も教育熱心で大学に進学し、大企業に就職して小平を離れていきます。この人たちは地元の祭りに無関係で、移転した先でも多くの人は祭りに無関係でしょう。

これは田舎でも同じで、都会に出て行った人は祭りのときにかえってくるにしても
やっぱり傍観者になります。

祭りで会った同級生たちは本当の地元の人間で小さいときから参加して、今高齢になって自然と中心的な存在になっているのです。

これは根無し草的な私から見れば、今羨ましいことです。

私は宇和島に住んだり石見銀山に住んだり掛川に住んだりして、住むところをいわば自由に選んできました。それぞれの地では苦労もありましたが、幸い親切な人たちに恵まれて楽しくやってこれました。

でもふと思うのです。地元に根ざして歳をとっていく自然な生き方もあるし、それが出来るのもとっても幸せなことなのだと。





東京散歩2 谷中編

2014-10-19 18:33:34 | 東京散歩

10月17日(金曜日)従兄と一緒に東京散歩に出かけました。
待ち合わせしたのは西日暮里駅、この日はそこから歩いて谷中、根津神社、谷中の墓地へと歩いて日暮里駅がゴールです。

天気もよく、暑くも寒くもなく絶好の散歩日和でしt。
でもスタートから躓きました。
根津神社方面に歩くつもりが何か変なので、向かいから来た若い女性に道を尋ねたら、反対方向を教えられました。完全に方向ボケ、でもすぐ気づいて道を聞い たのがよかった。女性は懇切丁寧に教えてくれたのでその通りに行くと、坂を登って道灌山に出ます。高台の静かな森で、かってはここから北に筑波山西に富士 山を望む眺望の地だったようです。

この台地上の道は細くて車も通らず、下町らしい密集した家々と細い路地が続いています。

私も従兄も田舎出身なのでこういう道の法が落ち着きます。

同じように案内書を抱えた老人や老夫婦を見かけます。外国人の観光客も見かけます。案内書にこのあたりのことが載っているのでしょう。私たちも案内書を持って歩い ているから、個人旅行者のための観光スポットを歩いているわけです。


森の中に岡倉天心記念公園がありました。この地に一時住んでいたようです。
六角の建物の中に平櫛田中作の天心の坐像があります。

小平の平櫛田中記念館の中にも同じ天心の坐像があります。ちなみに小平は田中終焉の地です。

根津神社は立派な社で翌日の土曜、日曜には台東区の区民祭りが行われるとかで、いくつものテントが並んでいました。



根津神社から谷中の墓地に向かいます。
途中に昔の酒屋を移して下町資料館の一環の建物がありました。
そのすぐそばに古ぼけた長屋のような二階家があります。



道に立っていたおばあさんに聞いてみると旅館で、畳一畳に一人寝るような安宿だそうです。おばあさんの家はすぐ前、昔は座敷箒を作って何人も人を使って繁盛していたとか。

今88歳、息子と一緒に住んでいるそうです。従兄も私も話好きなのでしばらく四方山話をして別れました。



寛永寺は天海僧正によって立てられた天台宗の寺で、徳川歴代将軍の霊廟もあり、昔の寺域は上野公園の全体に及んだが、今は片隅に追いやられているようです。



裏から谷中霊園に入ったので、徳川慶喜の墓を探すのに苦労しました。

探している間に宇和島藩主伊達宗城の墓を見つけました。宇和島は若いころ一時住んだことがあるので、懐かしくなりました。



そこからは日暮里駅はすぐそばです。月に一回こうして東京のあちこちを散歩するのは楽しいものです。従兄はちょうどいい仲間です。


「笑いヨガ」の体験

2014-10-14 14:31:57 | マラソン

12日の日曜日、ジョギングの帰りに放送大学の前を通ると、10時半から閑吟集の講演会があるというので、家に戻ってからもう一度出かけました。家 から徒歩で5分ほどの場所です。


閑吟集は名前だけ知っているものの、室町末期に編纂された歌謡集であることをはじめて知りました。

巻頭から「花の錦の下紐は 解けてなかなかよしなや 柳の糸の乱れ心 いつ忘れうぞ 寝乱れ髪の面影」というようなエロチックな歌で始まる歌集で す。ちょっと興味が湧いてきました。

この講演会は土日と二日にわたる放送大学の文化祭の一環で、近くの部屋で「笑いヨガ」の展示もありました。体験会も1時からあるというので、昼食 後来ることにしました。



ほかの教室で抹茶サービスをしていたので、100円の券を買ってお茶とお菓子をご馳走になりました。


ワレモコウ

講演会もそのほかの会場も人が少なくて、地元の人はあまり来ず、放送大学の学生の高齢の男女が多いようでした。

ヨガの会場には6,7人の女性が集まって、男は私一人でした。
外来者は私ともう一人の女性で、あとは一人のフランス人の女性を含めてサークルの人たちのようでした。



DVDを見ながら笑いヨガについての説明を受けました。
以前から笑いが免疫力の増進に効果的だということを聞いていました。
だからDVDの説明も納得しました。
大きな声で笑うことはたとえ作り笑いでも有効だそうな。

シラヤマギク

ちょっとした仕草をしながら声を出して笑うのを何セットも行います。
時には二人ずつ組になって向かい合って笑いあいます。

30分ほどいろいろな仕草をしながら笑い続けました。
これはかなりの運動量です。
最後はお互いにハグしあっておしまい。

これって見ず知らずの人がすぐ仲間になるし、人に対して優しい気持ちになれる、
なかなかいい体験をしました。

先生の市川純子さんはあちこちで活動してるようですが、小平に住んでいて、毎週木曜日の午前中近くの地域センターで教室があるというので、参加することにしました。
日曜日の夜籠編み教室に来る女性に声をかけたら、OKというので一緒に参加することにしました。
私はノーテンキな人間ですが、いろいろストレスを抱えた人もいます。そんな人にはとてもいいと思います。



なんでもちょっとでも面白そうなことがあったら億劫がらずに参加してみることですね。

家で人の見るところに花を飾るのは、下町に限らず花好きの人が多いからですね。


東京マラソン当選!

2014-10-01 10:23:23 | マラソン

東京マラソンに当選しました。
第一回、第四回、について今回第九回で3回目になります。
前の二回とも雪がちらつく寒い日でした。
今回はどうなるでしょうか。

東京マラソンは私のような鈍足ランナーにはいい記録が出る場ではありません。

最初からお祭りに参加するつもりで、楽しんで走ればいい。
制限時間7時間ですから、転んで怪我でもしない限り完走はできます。


タカサゴユリ
ランナーから見ると大変な数の観衆と応援、それを見るだけでも面白い。
今回はデジカメを持っていって写真を撮りまくるつもりです。


ミゾソバ
実は23日に遠州灘40キロランをした後で風邪気味になり、
走るのを休んでいました。

日差しの強い中走っていたので、いまでも日焼けの部分がはっきりし、腕時計の跡が白く残っています。自分では平気のつもりでも、体はダメージを受けていたようです。


アキノタムラソウ
やっと直ったので29日には久しぶりの早朝ジョギングでした。
走った後も調子がよく、山に入って竹を少し伐りました。
その日の夕方、小平に戻ってきました。


ホトトギス
小平の竹の教室の生徒さんのために、いつも使いやすい竹を用意しなければなりません。
それを考えると竹の教室の生徒数をあまり増やすのは考えものです。


ツリガネニンジン
東京マラソンに当選したことを話すと、長男のお嫁さんは応援に行きたいといいました。
いつも応援したことのない家内も、文京区に住む妹が応援に行くというので、応援に行くことになりました。都心を走るので買い物がてら行きやすいのです。


放置された畑のお茶の花


今度の東京マラソンは最後の参加になるかもしれません。
あと9年後に当選しても80歳になるしさすがに無理かもしれません。

考えてみればどのマラソンでも私にとってはお祭りです。
記録は問題じゃないから楽しんで走れればいい。

そう考えれば今月26日の大井川マラソンも楽しみになります。