ホテルのそばの漁港
今年1月、初めて100キロマラソンに挑戦した。
1月11日宮古島100キロワイドーマラソンだ。
この歳になってそんなことを考えたきっかけは、
昨年秋玉川上水を走っているときに知り合った女性の話を聞いたからだ。
彼女は私より練習量が少ないが、四万十100キロマラソンに毎年参加して、完走している。
私は去年六月から一念発起、毎月300キロを走ることにしている。
マラソンを始めた17年前の3時間台のタイムに戻りたいから。
その効果があって昨年11月のつくばマラソンでは3時間50分、
それなら100キロマラソンの完走も夢ではないかもしれない。
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街路の木、ポインセチアみたいですね。
当時まだデイサービスに勤めていたが、
静岡に行くために毎月一週間まとめて休みを取っている。
それを利用すれば参加できる。
なんでそんな遠くの宮古島マラソンを選んだか。
一昨年、当時長男が住んでいたマレーシアに家内と一緒に出かけて、
長男の案内でリゾート地のパンコール島に行く途中、
漁村に立ち寄った。そこは杭上集落で中国系の村だった。
そこの売店で売っていたのが魚の干物やするめだった。
日本にあるのとほとんど同じで、はるかに種類が多い。
そのとき同じ干物文化が日本まで繋がっていると感じた。
以来東南アジアについての本をいくつか読んできた。
そして宮古島は東南アジアから日本にいたるルート上にある。
宮古島に行ってみたい、にわかにそんな気持ちが沸いてきたのである。
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平良(ひらら)市近くの海、砂山ビーチ
マラソンに参加するツアーがある。
二泊三日や三泊四日、どちらも高い。
そのはずだ、日曜日に開催されるマラソンに出るための飛行機代が、
平日よりかなり高くなるから。
飛行機は客が多いとき程高くなる。
人の足元を見る商売だが、文句を言っても始まらない。
そこで往復航空運賃が一番安い木曜スタート、帰りは翌週火曜日になる。
これだと往復航空券にホテルが一泊ついて3万円以下になる。
おまけに観光クーポン券がついており、
特定のレストランで2回、券を使って夕食を食べた。
ホテル以外の宿は「フェーヌカジ」という若者向けの宿で、個室一泊2500円、
バスなし、トイレ、シャワーは共用。
5泊6日の旅、マラソン以外の余分な時間こそ、
宮古島を知るための貴重な時間だ。
続く