竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

薬用植物園

2015-04-30 15:37:40 | 山野草

今朝も玉川上水から薬用植物園にまわって、同じコースを戻ってきました。
玉川上水はキンランとギンランが真っ盛りです。卯の花も咲き出しました。

季節はもう初夏に向っています。

サワフタギ

薬用植物園では牡丹がいろいろ咲いていました。


ヒトリシズカは終わり、フタリシズカが咲き出しています。


沢山花をつけた大きな樹がありました。
ナンジャモンジャの樹だそうです。


名前は聞きますが実物を見たのは初めてです。

上水は新緑が鮮やかで、散歩をする高齢者の姿が目立ちました。


クマガイソウを見つけた!

2015-04-27 16:25:39 | 山野草

明日東京に帰るので、心残りになっていることを実行しました。
今まで数年おきに実行してきたクマガイソウの撮影です。

クマガイソウの群落は道路から外れた森の中にあります。
そこへは裸足になって川を渡り、急な斜面を登っていかねばなりません。
ジョギングの途中で立ち寄りうわけには行きません。

川の水は冷たくて気持ちがよく、わたってからの登りが大変でした。
冬の間に下草刈りが入ったので、切り払われた潅木が斜面を覆っています。



数年前に登ったときも群落の場所を見つけるのに苦労しました。
今回は潅木が覆っているので、登りにくく、見通しも悪くなっています。
斜面をあちこち歩いても見つかりません。



もう諦めようとしました。でもせっかく来たのだからもう一度、と思ったら見つかりました。

20本ほどのクマガイソウが咲いています。場所は右手の水無し谷の左側。しっかり覚えておかなければ。

 


山の急斜面に生えていて、冬の間の下刈りの時には芽を出していなかったのでしょう。



小平の薬用植物園では2週間ほど前に数本咲いていました。


ここでは連休のころに見つけています。
今はちょっと早いですが、今年の春は暖かいんぽで、早く咲いたのでしょう。

杉の間の斜面に小さなハルリンドウ(フデリンドウ?)が咲いていました。


平らなところにはエビネランがつぼみをつけていました。


森の中に自生しているのを見る機会は少なくなっています。
こんな人の来ない場所なので、生き残っているのでしょう。

いま新緑が美しい季節です。


もう少し留まりたい気もしますが、用事が迫っているのでやむをえません。


掛川新茶マラソンの後遺症

2015-04-24 12:52:38 | マラソン

マラソンの後、歩くのがつらいほど痛みが出たのは今回が初めてでした。
2月の東京マラソンえはほとんど痛みがなくて、翌々日から練習を始めたぐらいでした。
今回は月、火、水と足が痛くて走れず、やっと昨日から走っています。


家の周りの新緑

茶の新芽も伸びてきました。

私にやっていることの中で、一番加齢による衰えを感じさせるのは、マラソンかもしれません。


水曜日に行ったならここの湯のそばのつり橋。

現在71歳、いろいろ元気にやれるにしてもあと10年、終わりがどんどん近づいています。
仕事は仕事として竹細工とクラフトテープは続けて行きます。
それから自分が好きなこと、終わりが近いだけにそれに執着していきたい。

5月から小平の公民館でやっている混声合唱団に入る事にしています。。
声にも衰えはあるでしょうが、音域は昔のまま、
Gの音がやっと出る程度で、一応テノールです。

男性4部合唱だったら第二テナーです。
どこの市民コーラスでも男性が少ないので、テノールになるでしょう。

合唱は高校時代の3年間合唱部で、その仲間や先生と今も繋がりがあります。
卒業生による合唱団もありますが、いろいろ用事があるので近場の合唱団にしました。


藤が咲き出しました。

マラソンや登山、クラフト教室では友人ができません。
コーラスでは仲間が出来るのが楽しみです。


八高山。

昨日も今日もジョギングではあまりスピードは出せません。
でもあせらずにゆっくり練習していきます。


ウワミズザクラ

次のレースは10月後半の大井川マラソン、
来年2月の東京マラソンに当たれば参加、
当たらなければ来年3月の板橋シティマラソンに参加の予定です。
どちらも川沿いを走るので起伏はないし、制限時間は7時間、
高齢者向きのマラソンです。

なんでも歳相応にやって行きたいと思っています。


掛川新茶マラソン完走ならず。

2015-04-20 08:34:55 | マラソン

19日掛川新茶マラソンを走りました。


今回は写真を撮るどころではありませんでした。
その前の日資生堂アートハウスに立ち寄ったのでその写真をのせます。

昨日(18日)掛川の町に車検に出した車を取りに行きました。
10年以上乗っているライトバンです。
でもまだまだ乗れそうだし、ナンバーが88-08という縁起のいい数で、
事故も故障もないので、壊れるまで乗ることにしました。

ついでに掛川駅の近くにある資生堂アートハウスに立ち寄りました。
ここは小さい美術館で、いつも何かしら企画展をやっています。

入場料は無料で結構楽しめます。
今回は「はんがさまざま」、印象に残ったのは青木野枝や舟越桂、小村雪岱の版画と野外彫刻でした。


さてマラソンの当日の昨日、天候は曇り、雨がぱらつくときもありましたが、

風もなく走りやすいコンディションでした。



このマラソン20年前最初に走ったときは掛川小笠マラソンという名前で、
周辺の菊川町や小笠町を含んだマラソンでした。
コースも大東町の海岸までは出ず、
のぼりになるのはスタートゴールのつま恋リゾートへの1キロの登りだけでした。

掛川が海沿いの大東町と合併してからコースが変わりました。
掛川市単独で主催し、海岸近くまで行ってから山の中を通るコースに変わりました。
特に後半の30キロ以降上り下りが激しくなります。

それでも30キロまではキロ8分のペースで何とか走っていました。
制限時間が6時間で私のペースはキロ8分、
順調に走っても5時間40分はかかります。

何箇所かの関門があり、後10数分を残してセーフという状態です。
歩いたらアウトのタイムなので、きつい登りでも何とか走る姿勢を保ちました。
周りの多くの人たちは歩いていました。それでも私とほぼ同じスピードです。
急なのぼりでは無理せず歩いたら・・・・でもやはり似たような結果だったでしょう。

40キロまでは何とか走りましたが、足に痙攣が来て走れなくなりました。
それでもなんとも歩いてゴールしました。

そのときは制限時間6時間をオーバーしていました。
それでも記録証はもらいました。

スタートの号砲からゴールまでのタイム(グロスタイムといいます)は
6時間07分24秒、
自分がスタート地点を通ったときからゴールまでのタイム(ネットタイム)は
6時間01分55秒 (靴にチップをつけて走り、10キロごとに記録され、
ゴールするとすぐ通過時間や結果のタイムを記した記録証をもらいます。

順位は5720人中4351位、私より遅れた人が1300人以上いるのです。
完走率は70%程度でしょう。
きついマラソンですね。



ゴールしてからが大変でした。荷物預かり所と更衣室は少し下にあり、
急な階段を下りなければなりません。
足は相変わらず痙攣しがちで、おまけに駐車場まで連れてってくれるシャトルバスのスタート地点まで1キロ以上歩かなければなりません。


舟越桂

本当にのろのろしか歩けません。
車の運転は大丈夫か心配しましたが、これは平気でした。
久しぶりで街のレストランで夕食をとり、居尻の温泉に入って帰宅しました。

このマラソンは私にはもう無理ですね。

同じ日に霞ヶ浦マラソンが行われました。
このマラソンは走ったことがありますが、ほぼ平坦なコースです。
11月のつくばマラソン、板橋市民マラソンも平坦コースです。
大井川マラソンともう一つ、平坦なマラソンを狙っていくしかありませんね。

ただ仕事の関係で、静岡周辺なら月の後半、東京周辺なら月の前半という制約があります。

でも衰えたとはいえ諦めず頑張ろうと思っています。


小村雪岱



掛川新茶マラソン三日前

2015-04-16 18:38:56 | 山野草

昨日15日掛川に来ました。
掛川新茶マラソンは19日、もう間際です。
以前はカーボローディングと言うことで、お菓子など甘いものを食べていました。
レースの後もご苦労さんと言うことで、甘いものを食べていました。
すると血糖値が上がってしまいます。

よく考えて見れば私のような鈍足ランナー、
カーボローディングなど必要ないんですね。

いつもと同じでいい、とにかく42キロ、ゆっくりしたスピードでも走り続ければいい。
そうすれば東京マラソンの時の5時間半では走れる。

そんなわけで今朝のジョギングは音楽を聴きながら、
写真を撮りながらゆっくり走りました。



桜はほとんど散ってしまいました。
でもハナモモが残っています。

道端にスミレが咲いていました。
この辺で一番多いのはタチツボスミレ


次にいわゆるスミレ、


もう一つ、葉に斑が入っている白い花のフイリフモトスミレ
これははじめて見ました。



途中の家ではヤギや羊を飼っています。


黒いミニ豚もいますが、今朝は出てきませんでした。
この家で地面で飼っているニワトリから自然卵を取っている青年が買っているものです。
動物が好きで、愛玩用なんですね。

新緑が鮮やかになってきました。


アケビの花が咲いています。



我が家の回りも緑がいっぱい、


花はあまりありませんが、いま海棠が満開です。


いい季節になりました。
マラソン、無理をせずに頑張ります。


薬用植物園

2015-04-13 13:36:44 | 山野草

昨日ジョギングの途中で、東京都薬用植物園に立ち寄りました。

ここには温室があり、畑には染料や薬用になる植物が育てられています。
そのほかにロックガーデンがあって、さまざまな野草が育てられています。
また雑木林の中にも地元のさまざまな野草が植えられています。

ここは入場無料なので前にも何度か来たことがあります。

今枝垂桜が満開でした。

そばの温室にはさまざまな熱帯亜熱帯の植物がみられます。

上の木はミッキーマウスの木と呼ばれています。花がミッキーマウスに似ているからでしょう。

この樹は仏教の三大聖樹の一つ、無憂樹です。

上の樹はカカオ、温室にはそのほかいろいろな植物がありました。

外のロックガーデンにも野の花が咲いていました。

イカリソウ

イチリンソウ

クマガイソウ

カタクリ

オキナグサ

雑木林の中には玉川上水に咲いていたフデリンドウもありました。

ジョギングは途中でやめてしまいましたが、春の野草を楽しむことが出来ました。



 


掛川新茶マラソンの一週間前

2015-04-12 16:08:15 | マラソン

掛川新茶マラソンの一週間前、今日はしっかりグリーンロード22キロを走るつもりでした。
でも久しぶりに晴れたので、カメラを持って走り出しました。

桜は一部まだ咲いています。ミツバツツジもきれいです。



ハナモモも盛りです。新緑も美しい。



そんな中、玉川上水沿いの草むらにはツルニチニチソウも咲いています。

名前が分からなかった白い花もシラユキゲシと分かりました。


一度見かけてその後見つからなかったヒトリシズカも見つけました。


同じく見つからなかったフデリンドウも見つけました。


黄色い花のツルオドリコソウも咲いています。


あちこちにハナニラが咲いています。


シロヤマブキも咲いています。



グリーンロードは玉川上水から野火止用水沿いに北上します。

そこにハナミズキが咲き出していました。



道沿いに東京都薬用植物園があります。

そこにはいろいろな野草が植えられているので立ち寄ってみることにしました。

そこでいろいろな花の写真を撮っている内に走る気が薄れて、
近くの東大和駅から電車で家に帰ってしまいました。

さて来週のマラソンはどうなるか、以前のような熱心さは無くなりましたね。


クラフトテープの新しいかご。

2015-04-07 09:38:26 | エコクラフトの籠編み

竹細工の新しい籠も作っていますが、掛川に籐を持って来わすれたので未完成です。
今回はクラフトテープの新しい籠を紹介します。

クラフトテープの籠編みサークルを小平市の中央公民館で始めて5年になります。
最初のメンバーは家の近所の女性たちでした。
その人たちは今自宅での竹細工教室に移っています。

テープの籠編みを3年以上続けている人たちもいます。
今までは沢山ある教則本を利用していました。
でもそれでは間に合わなくなって来ています。

新しい編み方といえば籐や竹細工の編み方が中心になります。

下の籠は鱗崩し華(うろこくずしはな)編みのふたつきかご。これは籐の編み方です。



次は千代田編みのかあご、六つ目編みの変形です。竹細工の編み方です。
六角形の千代田編みの底から立ち上がって横網代編みの側面に続きます。



次は蜘蛛の巣編みの掛け花かご。これも竹細工の編み方です。
これは六角形の蜘蛛の巣編みの底から縦網代編みの側面が続きます。



もう一つは表が鱗華(うろこはな)編み、裏が撫子華(なでしこはな)編みの、六角形の平かご。
籐の編み方です。



クラフトテープではさまざまな編み方が出来ます。
そのうえ色もいろいろありますので、さまざまな色合いの籠を編むことが出来ます。
編むという楽しみを一番手軽に味わうことが出来ます。


東京散歩7 小石川植物園から後楽園へ

2015-04-03 10:21:37 | 東京散歩

4月3日(木)従兄と一緒に恒例の東京散歩に出かけました。
好天に恵まれどこへ行っても桜が満開で、花の中を歩いている感じでした。

都営三田線の白山駅をスタート、白山神社にお参りしました。
ここは10世紀に創建の古い神社で、歯痛の神様として知られているようです。



そこから東大の小石川植物園へ。ここは幕府の小石川薬園こ将軍吉宗と大岡越前によって貧民のための小石川療養所建てられ、明治初年まで使われました。

のちに東大に払い下げられ植物園になりました。また本郷にあった東京医学校の本館が移築されています。



ここの桜も満開で広い園内に観客もまばらで、お花見にはちょうどいいところです。飲酒は禁じられているので、静かで桜を楽しむには穴場のようなところです。

そばに伝通院があります。ここには家康の生母、於大の方の菩提寺になっており、千姫の墓もあります。



そこからやはり桜の並木が続く播磨坂を歩いて東京ドームへ。

そばに文京区役所の高層建築があり、

遊園地の大観覧車とジェットコースター、東京ドームもありました。

そこから少し歩くと小石川後楽園。ここは一部工事中でしたが、やはり桜が満開で、観光客であふれていました。


今回の散歩では銀座のニコンサロンにも行きました。
今陸前高田出身の高名な写真家畠山直哉さんの写真展が開かれています。


この人は津波でお母さんを亡くし、以来4年頻繁に高田を訪れて写真を撮り続けています。
従兄の姉たちが畠山さんのご一家をよく知っているらしく、お話したかったようですが、
海外旅行中とかでお会いできませんでした。

今ではあちこちの観光地に中国系の観光客が目立ちます。
銀座でもそんな人たちでいっぱいでした。

今の日本、年々美しくなっているような気がします。
落ち着いて身の回りを整える人が多くなったのでしょうか。
歓迎すべきことです。