竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

バンクーバー日記

2011-07-28 19:09:07 | 日記

家内が7月20日、バンクーバーに出かけました。
3ヶ月滞在の予定です。

飛行機の疲れとか英語を話す緊張から、
しばらく出なかった腰痛が出ました。
かかりつけの医院で薬をもらって送りましたが、
届かないうちに軽くなってきたようです。


 
英語もろくに話せないのに何で3ヶ月も、といぶかる人もいるでしょう。
高校以来の友人がバンクーバーで就職し、
カナダ人と結婚して子供が二人います。
一昨年遊びに行って心を割って話し込み、
一生の友を得たことを喜んでいました。
 
でも昨年彼女は急逝し、また遊びに行く機会が失われました。
昨年末上腕部を骨折して、数日間痛みに苦しみました。
人生何が起こるか分からない、
ちょうど還暦の歳でもあるし、やりたいことを思い切ってやってみよう、
行って何も出来なくても行かないよりはまし、そう思ったようです。

 
宿はオーナーが日本語が話せる女性で、その家の一部屋を借りました。
適当に自炊しながら散歩をしたり、
好きなアメリカの女性詩人の詩を訳したり、
張子の猫を作ったりしながら、
3ヶ月を暮らすつもりのようです。
私も時々猫の写真を撮って送っています。
 
彼女の日記、なかなかいいですよ。

 


気仙沼での足湯活動

2011-07-26 09:14:39 | 被災地ボランティア

今回は3日間、主に仮設住宅での足湯活動に参加してきました。

回ったのは主に仮設住宅で、集会所のあるところでは集会所でやらせてもらいました。宮城県では20軒以上の仮設住宅に集会所が設けられているようです。

集会所の風景
最終日の大島での足湯の実施は初めてでした。泊まったのは国民休暇村のテントでした。後で不公平が問題にならないように、3箇所ある仮設全てで実施することになり、かなりの強行軍でした。初めてにしては大島での反応が良くて、仮設によってはてんてこ舞いになりました。

 
古い仮設で集会所があり、自治会長さんが決められているところでは、仮設のまとまりがあり、足湯の反応もとてもいいようです。特に大島は観光地で旅館や民宿もあり、外来の人に慣れていることもあるでしょうね。
 
仮設で反応の少ないところは、新しい仮設や集会所のない仮設、自治会長が選ばれていないところです。足湯への反応がその仮設住宅のまとまりの指標になるかもしれません。
 
大島での仮設の足湯で聞いたことで印象に残っているのは、養殖漁業をやっている人たちの声でした。ここではホヤ、カキ、ホタテガイ、シュリガイなどの養殖漁業が盛んだった、だが船も養殖筏を支える錨も流されてしまった、海の底にはヘドロや瓦礫、油もたまっている、いつになったら再開できるのか分からないと言っていました。

  
海の波は震災前と同じように寄せては返しています。被災地の漁業が一日も早く復活することを祈っています。

  
  
  

 


7月25日(月)のつぶやき

2011-07-26 02:27:26 | 被災地ボランティア
09:34 from goo
気仙沼足湯ボランティアでの画像。 #goo_kodairagakuen http://blog.goo.ne.jp/kodairagakuen/e/17d73740fe2d487f0c20d33ba234022d
10:04 from ついっぷる/twipple (Re: @gutwegsoejima
@gutwegsoejima お気遣いありがとうございます。今回印象的だったのは気仙沼の大島での足湯活動でした。地元の人たちとの交流、仲間達との交流は、被災地の惨状に沈みがちになる気持ちを引き立ててくれました。 http://bit.ly/o2cbu4
12:31 from ついっぷる/twipple (Re: @kuntoan
@kuntoan ブログへのコメントありがとうございます。気仙沼や陸前高田の海岸は目を背けたくなる惨状でしたが、大島の家のない小さな浜は津波がなかったような雰囲気でした。早朝散歩で小さな浜を訪れました。津波さえなければと思いますね。 http://bit.ly/q1UXfY
12:54 from web (Re: @itosaki
@itosaki こんなブログがあります。http://t.co/4OBncMq
17:50 from ついっぷる/twipple (Re: @gutwegsoejima
@gutwegsoejima 阪神大震災のときにもあった仮設住宅内での孤立化が問題になってきています。足湯を含めた精神的な支援が重要になってきています。
20:06 from ついっぷる/twipple (Re: @gutwegsoejima
@gutwegsoejima 宮城県では仮設住宅20棟以上で集会所が設置されています。集会所があって自治会長がいるところは足湯参加者が多く、自治会のないところは少なくなっています。人の繋がりが元気の元をなしているようです。
by akaisi7230 on Twitter

7月21日(木)のつぶやき

2011-07-22 02:26:13 | 被災地ボランティア
13:31 from ついっぷる/twipple
今朝遠野の足湯ボランティアから帰ってきました。ボランティア仲間との交流がいろいろあって修学旅行のような感じでした。故郷の陸前高田を回ったときには復興の困難さを痛感しました。物心両面の傷は深いですね。今夜は気仙沼での足湯ボランティアに出発します。
15:12 from goo
陸前高田の津波跡 #goo_kodairagakuen http://goo.gl/BBBTl
15:31 from ついっぷる/twipple (Re: @gutwegsoejima
@gutwegsoejima ブログを見ていただいてありがとうございます。今回はバスの中からの撮影は許されたので、現状を映すことが出来ました。今回は4回目ですが、まだ商店街や生まれた場所に行くことが出来ません。陸前高田に直接ボランティアに行けるようになれば、でもまだ先のようです。
by akaisi7230 on Twitter

陸前高田の津波跡

2011-07-21 15:05:47 | 被災地ボランティア

今朝遠野の足湯ボランティアから帰ってきました。
3日間のうち1日だけ一般ボランティアで2日は足湯の予定でしたが、
最終日足湯の予定が台風の影響で流れてしまい、
私の足湯活動は一日だけでした。
最終日まごころネットからきている足湯のリーダーの案内で、
全員バスで陸前高田の仮設住宅を案内してくれました。
ある仮設は山の中にあって、40戸ほどの家が入居希望者がなく、
全く放置されていました。
小学校や中学校の校庭に建てられた仮設はまだしも、
辺鄙な場所の仮設は空き家が多いようです。
 
5月に瓦礫の片づけをした広田はまだ低地の瓦礫が片付けられておらず、
荒涼たる風景が続いていました。
 
街の瓦礫の片付けは進んでいますが、
病院や市役所等の津波をかぶって使えなくなった公共建造物は
そのまま残されています。その撤去だけでも市の年間予算に匹敵するそうな。
 
写真の中の平地のコンクリートの建造物は全て津波をかぶっていて、
使い物になりません。この建物群の奥に昔からの商店街があり、
全て壊滅しました。私の生まれた地区も。
賑やかな花飾りの山車が練り歩く七夕祭りはいつか復活するでしょうか。
 
ボランティアは大変な作業のように思われるかもしれませんが、
仲間達との交流が楽しく、まるで修学旅行のようでした。
似たような人たちの年齢を超えた集まりです。
私も若い人たちからいろいろ学ぶことがありました。
毎月のようにボランティアに来ている人たちも大勢います。
その気持ちはよく分かります。
 
今夜今度は気仙沼の足湯ボランティアに出発します。