竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

スペイン巡礼 その11 田舎の風景

2016-07-09 10:50:34 | スペイン巡礼

6月4日 ログローニョからナヘラへ

今日も平地歩きで単調な風景が続きました。町を出がけに小さな礼拝堂があったので巡礼手帳クレデシャルに印をおしてもらいました。巡礼手帳は日本のサンチャゴ・デ・カミーノ教会から購入したもので、アルベルゲではいつも印を押してもらっています。

巡礼の道沿いにところどころ小さな礼拝堂があります。扉が閉まっていることもあるし、開いていることもあります。開いている時は中に入って少しお祈りし、番人がいるので1ユーロぐらい出してクレデンシャルに印を押してもらうのです。

道は平坦でも、遠くに見える山を越えていくこともあります。羊が牧場に群れを成していることもあります。

山道にはワラビが生えています。日本のものより太くていっぱい生えています。若い芽をかじってみたら、まったく苦みもえぐみもないのです。普通に食べられます。でもお腹をこわすといけないので、やめました。日本のワラビも生で食べられるかどうか、食べたことがないから分かりませんね。

村の近くにしばしば石の壁に囲われた墓地があります。十字架があったり画像があったりいろいろです。

礼拝堂の鐘楼の上には時々コウノトリが巣を作っています。羽を広げて空を飛ぶときには2m近くになります。そんな鳥が人々の生活の場の近くに住んでいるのです。

通りかかった街の広場では市が開かれていました。フリーマーケットのようですね。衣類から食料から装身具などいろいろありました。