6月14日 ポンフェラーダからビラフランカ・デル・ビエルゾ
ポンフェラーダを出て巡礼路を進みます。心配なのは昨夜ホステルに泊まったためアルベルゲからその晩泊まるアルベルゲへの荷物の配送を利用できないことです。途中から彼の荷物の一部を私が背負ってなんとかビラフランカまでたどり着けました。ゆっくりでも歩く気持ちの良さは格別です。
今日は大変でしたが明日からは楽になるでしょう。田舎に来ると空き家や廃屋が目立ちます。教会のミサも高齢者が目立ちます。田舎は日本と似たり寄ったりですね。
ビラフランカは坂の多い街です。夕方ミサに出るつもりで宿から街に出ました。教会は小さい街なのに幾つもあります。でもいくら立派な教会でも高齢者の多い街では使えません。人に聞いてもなかなか分からずお腹がすいて諦めて夕食をとることにしました。
この地の名物はタコ料理とかでレストランで注文しました。出てきたのはタコとジャガイモの煮付け、名物にうまいものなし、そんなところです。
明日からはバルでの食事にも飽きたので、できるだけ素材を買って食べることにしました。オレンジ2個りんご1個バン1きんチーズ一箱ソーセージで3ユーロ半、日本より物価が安いですね。バルでは飲み物とミックスサラダを注文して持参のものを食べることにします。友人はサンチアゴまでそれを貫くと言っています。彼はかなり贅沢な人なのでどうなりますか。
彼は独立自尊の人ですが行動面で問題ありです。いつもの海外旅行では、奥さんが英語がペラペラでとても賢いしっかりした人なのですっかりお任せになってしまったのでしょう。二人はとてもいい取り合わせのようです。行動面を度外視すれば彼は善良以上、カトリック的な自ら人に与える人、その点自らを省みて内心忸怩たるものがあります。いい勉強をしています。ロバを連れてテント暮らしで巡礼する人もいます。多いのは自転車の巡礼、すごいスピードで走って行きます。
最後に教会でミサに出ることが出来ました。