竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

山道でカモシカに出会う。

2014-11-28 20:46:51 | 田舎暮らし

21日の金曜日は朝気分が乗らず走らなかったので、昼休みに大尾山(661m)に登りました。

奥に見える山が大尾山です。

ノルディックウォーク式に両手にスティックを握って歩きます。
今山登りでもこのスタイルが多くなりました。
岩登りになると邪魔になるのでザックにくくりつけます。
でも大尾山には岩場がないのでそのままスムーズに登れます。

大尾山には807年創建になる顕光寺という寺があります。


かっては修験道場として栄えたようです。



大尾山の山頂には鳥居杉と呼ばれる老木があります。
そこまで我が家から歩いて1時間ほど、下りは40分ほど、
樹木が茂って見晴らしは利きません。



しばらく下っていくと道の下に大きなカモシカが居ました。
こちらをじっと見ていて動きません。距離は10mはあったでしょうか。



写真を何枚も撮ってもじっとこちらを見て逃げようとしません。
いつまでもにらめっこをしても居られないので歩きだすと、すぐ森の中に消えました。

その後一週間の間に一度はジョギング中にもう少し小型のカモシカが道を横切りました。
また、買い物をして車で街から帰ってくると、トンネルのそばで今度は小型のカモシカ2頭を見かけました。かっては1年に一回ぐらい出会ったものですが、今は頻繁になりました。

イノシシも夜になると周囲をはいかいしています。家の周りに張り巡らしたイノシシよけの電柵も効果がなくなってきた様で、鉄製の目の粗い柵を張り巡らすようになりました。

地区に子供はほとんど居ません。住民は高齢化してきています。
人間がひっそりと生きているようです。


公民館前のイチョウ。かってはこの木にクリスマスの電飾を飾っていました。でも子供が居ないのでやめてしまったようです。

川沿いに植えた皇帝ダリア。これも地区の人達が育てたものです。


東京散歩3 旧古河庭園

2014-11-19 13:32:28 | 東京散歩

15日土曜日、従兄と東京散歩に出かけました。
待ち合わせは京浜東北線上中里駅、そこから旧古河邸庭園に向かいます。


ここは英国人のお雇い外国人ジョサイア コンドルの設計による洋館と洋風庭園があり、

隣り合わせて京都の庭師小川治兵衛による日本庭園があります。

どちらも見事なもので、特に洋館では別にお金を払ってガイドに詳しく説明を聞きながら1時間ほど館内を見学しました。

そこから本郷通りを歩いて六義園に向かいます。
途中細い横道に沿って商店が立ち並んでいるので、その横道に入ってみました。
八百屋、魚屋、クリーニング屋、パン屋、菓子屋等、生活に必要なものを売る店が並んでいます。
車も通りにくいので多くの人が買い物に来ています。東京の真ん中にこんな昔風の商店街があるのは驚きです。しもふり商店街でした。私はそこで芋がらと全粒粉のパンを買い ました。



その横道からそれた細道で子供が二人チョークで絵を描いていました。こんな細道なら車も来ないので安全です。



六義園は広い回遊式庭園で柳沢吉保設計、あと2週間もすればもみじの紅葉が盛りになるでしょう。今はハゼの木だけが紅葉しています。


園に入ってすぐの広場で大道芸人が太神楽をやっていました。


腰をおろして写真を撮っていると、隣の人の横顔が・・家内の妹でした。ご主人と一緒に六義園に来ていたのです。声をかけるとびっくり、自宅に招かれたので六義園を一回りしてからついていきました。
さっき覗いてみたしもふり商店街を通って行きます。周りは家がびっしりですが、生活するうえではとても便利なところです。商店街の小さい店は大きいスーパーより安いそうです。

家内の妹に案内されて近道を通ってとげ抜き地蔵のある高岩寺で行きました

とげ抜き地蔵の本堂の脇に洗い観音がありました。観音様に水をかけて手ぬぐいで その水をぬぐい、その手ぬぐいで痛いところをぬぐうと痛みが取れるそうな。100円で手ぬぐいを買って観音様をぬぐいました。さてどうなりますか。


そこの地蔵商店街はおばあさんの原宿と言われる所で、もう夕方ですがにぎやかでした。どこも紅葉はイマイチでしたが、天気もよく楽しい散歩でした。巣鴨の駅で従兄と別れて家路に着きました。

数日前にジョギングを頑張ったらかかとが痛くなったので練習を休んでいました。家に帰ってから観音様をぬぐった手ぬぐいでかかとをぬぐいました。翌日少し よくなっていました。そして翌々日17日には久しぶりに20キロを走りました。タイムも以前に近くなってきています。集中して走ることは大切ですね。