竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

スペイン巡礼 その15 ブルゴス お互いに我慢

2016-07-14 08:42:28 | スペイン巡礼

6月8日 アヘスからブルゴスへ 

今日はアヘスから6時に歩き始めました。いつものようにどんどん追い越されてゆきます。初めは丘の上を歩き次は森の中、また丘を通ってやっと平地に出ます。道端にはいつもの花が咲いています。遠くに小さな村を眺め車も通る広い道を進んでいきます。朝食や昼食は途中の村々にあるバルでとります。オレンジジュースやカフェカプチーノ、サンドイッチやスペイン独特の焼き餅など。値段は5ユーロ前後。ここはトイレも誰でも自由に借りられます。今日は大都市ブルゴスの入口から中心まで単調な道が長いのでバスに乗りました。宿は7ユーロで新しい建物、全て綺麗です。自分のベッドを確保するとシャワーを浴び、洗濯をします。洗濯とドライで7ユーロします。私一人なら自分で洗うのですが仲間がいるので。夕食前に近くのブルゴスカテドラルに見物に行きました。外観もすごいですが内部もすごい。スペインの三大カテドラルの一つで豪華華麗言葉に尽くせません。写真でどうぞ。


ほかの巡礼は私たちに比べてもっと厳しい暮らしをしています。洗濯機や乾燥機を使わず自分で洗濯しています。食事もバルやレストランだけではなく自炊もします。どこもキッチンや食堂はしっかりしています。私たちは贅沢巡礼です。アルベルゲに着くと皆さん洗濯をしますが、洗濯機は空いています。晴天続きのせいもあるでしょう。友達は70才の高齢者なので仕方ないでしょう。彼は足の裏を少しいためています。

ブルゴスの街のアコーディオン弾き。

明日はブルゴスからバスでレオンまで行って1日歩くのは休み、明後日からまた歩き始めます。その時は彼の荷物は次に泊まる宿に配送してもらいます。そんなサービスもあるので軽装で歩く人が多くなりました。どんなに相手がいい人でも相手のペースに合わせて歩くのはきつい。でも今回はそれも修行の内と思っています。彼からいろいろ教えられてもいます。

韓国の女性達とも昨夜でお別れしました。彼女達今回は食事代は自分達で払うと言いましたが彼は払わせずみんな払いました。私は自分の分だけにしまた。彼は彼女達に小さなプレゼントをしました。彼女達からも小さなプレゼントをもらいました。とてもいい人達です。でも彼には男気が有りすぎる。でもそれが誰からも好かれる彼の魅力です。そんな彼も一人で重いテントや寝袋を持って歩いている34才の日本人青年には全く関心を示さない。彼は格好良さを重んじる人、そんな人が私のような男と一緒に歩くのだから彼も相当我慢づよいのかも。