竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

竹の花の続き

2017-05-24 19:42:44 | 田舎暮らし

掛川に来る途中の足柄サービスエリアで見た富士山。

今朝はジョギングをしなかったので、夕方近くの大尾山(オビサン661m)に登りました。
往復2時間の山です。頂上近くに顕光寺があり、そのすぐ裏に孟宗竹の竹藪がありました。


その薮にも何本か枯れかかった竹がありました。
そのあと近くの日帰り温泉に行ったら知り合いがいたので、
お宅の周りに竹藪がないかと聞いたら、ない、だけど新聞で竹の花が咲いているという記事を見たと言っていました。
早速静岡新聞の検索で調べたら、5月10日の記事に、淡竹の花のことが載っていました。
以下はその一部です。

>竹の一種、ハチク(淡竹)の開花が静岡県内外で相次いでいる。120年周期とされる全国的な一斉開花時期を迎えている可能性があり、そのまま枯れてしまうという。竹林の再生には長い年月が必要で、タケノコ生産者は対応に苦慮している。

 竹には花を咲かせる周期があり、詳しい生態は分かっていないが、種類によって60~120年に一度とされる。神秘的な現象にも思えるが、その後に竹が一斉に枯れるため、昔から「凶事」として恐れられてきた。
 富士竹類植物園(長泉町)の元研究主任で造園施工管理会社社長の柏木治次さん(64)によると、過去の記録からハチクは2020年代に全国で開花のピークを迎えるとみられる。種子がほとんど実らず、柏木さんは「竹林の再生には10年前後掛かる」と話す。<

これは淡竹についての記事です。でも私の見た範囲では淡竹、真竹、女竹、孟宗竹にも広がっています。
すると日本の竹はほぼ全滅ということになります。

心配なので農林水産省のホームページに、竹の開花がどの範囲まで広がっているか質問してみました。
そのうち返事が来るでしょう。

顕光寺の近くの森の中にヤマツツジが咲いていました。木立の中に一本だけ形の整ったヤマツツジです。人の手が入ったとは思えない場所なのに。

 


竹に花が咲きだした?

2017-05-22 12:24:29 | 田舎暮らし

21日の日曜日の早朝小平を発って掛川にきました。
昨日も今日もいい天気で、今朝早朝ジョギングをしたら、いろいろな花が咲いていました。

モチツツジは薄紫の山のツツジです。


きれいな写真を撮ろうと思って枯れた花弁を取ろうとしたら、
枯れた花弁が指にべたべたくっつきます。
それでモチツツジという名前になったのだと分かりました。

白い花もいろいろ、ガクウツギ、



イボタノキ、



フタリシズカ、



ホウノキ



黄色い花ではジャケツイバラ


走っている時にあちこちで竹が枯れているのを見ました。

川岸のメダケ、山の淡竹や真竹、種類を問わずかなり枯れています。
よく見ると竹の花のようなものがあります。


竹に花が咲きだしたんでしょうか。
それとももう咲き終わって枯れ始めたのでしょうか。

竹細工をする人間としてはこれは重大なことです。
それでなくともイノシシに筍を食べられて、竹林自体が弱ってきています。
地元で竹を調達できなければ、ちょうど小平にある竹屋さんから買うことになるかも。



北鎌倉から歩く。 東京散歩 20

2017-05-17 20:37:36 | 東京散歩

16日従兄と一緒に鎌倉に行きました。
今は湘南新宿ラインのおかげで鎌倉は行きやすくなっています。
朝8時の電車に乗って9時45分には北鎌倉に着きます。

訪れた寺は円覚寺、東慶寺、明月院、建長寺。
特に円覚寺は緑が深く、いかにも禅寺という静寂に満ちた寺でした。

東慶寺はかっての縁切寺、時代が変わってそんなことはなくなりましたが、鈴木大拙、西田幾多郎、岩波茂雄等、文人の墓地があることでも知られています。


東慶寺の受付に変った言葉を並べた紙が貼ってありました。面白いので写真に撮りました。

明月院では紫陽花はまだでした。枯山水があったりきれいな寺でした。

建長寺は鎌倉五山の第一、格式の高い寺です、

私も昔何かの機会で座禅を組んだことがあります。


建長寺から亀ヶ谷坂を通って小町通に出て鎌倉駅から帰りました。

円覚寺が一番印象に残る寺でした。

東京の近くに歴史にあふれた静かな地があるとは驚きです。


合唱祭でソロを歌う。

2017-05-16 06:54:22 | 日記

14日の日曜日、小平の市民ホールルネ小平の大ホールで合唱祭が行われました。
春と秋の二回、小平市の合唱連盟に加入している15前後の団体が歌います。



私が参加している混声合唱団「麦笛」も毎回参加しています。
今回歌う2曲の中の一曲「アムール川の波」の中のソロの部分を私が歌うことになりました。

これは団員相互の互選で、全員一致で私を推してくれたので、
喜んで引き受けました。

こんな機会はめったにありません。あがってドジを踏む心配もあります。
でもこんな機会を与えてもらったことは嬉しい事なので、
合唱の列から数歩前に出て、観客席にむかって堂々と歌いました。

合唱祭に続く慰労会でみんなに褒めてもらえたのが本当に嬉しかった。

これはほかの合唱団の写真です。


セリバヒエンソウ 帰化植物

2017-05-08 13:02:14 | 山野草

今毎日のように玉川上水沿いを走っています。
いつも同じコースを走っても退屈することはありません。

桜が終われば次々に様々な花が咲きます。
今はキンランやギンランの季節、その後は様々な卯の花が控えています。

でも近頃目立つのは帰化植物です。交通量の多い道路沿いによく見られます。
去年見つけたセリバヒエンソウ、漢字だと 芹葉飛燕草、
葉が芹に似ていて、ツバメが飛んだような姿をしています。


燕よりトンボかな?



私が走る往復16キロの道で生えているのは一カ所だけ、
でもどんどん増えていくかもしれません。

ナガミヒナゲシも最近急に増えた植物です。



イモカタバミ、名前は変ですが花は濃い桃色のかわいい花です。



小さい花のアカバナユウゲショウ、



大きな花のモモイロヒルザキツキミソウ、その他数え上げればきりがありません。

世の中では日本人の数が減り出しているとか。
ここでも移民や帰化人が増えるかもしれませんね。