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miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.563 「アテネのタイモン」

2017年12月18日 23時17分15秒 | 過去の観劇記録
2017年12月16日(土) ソワレ 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール 1階 S列 センターブロック

タイモン=吉田鋼太郎、アペマンタス=藤原竜也、アルシバイアディーズ=柿澤勇人、フレヴィアス=横田栄司、詩人=大石継太、元老院議員=間宮啓行、ルーカラス他=谷田歩、ルシリアス他=河内大和、宝石商他=飯田邦博、画家=新川將人、商人他=塚本幸男、山賊他=二反田雅澄、他。
作=W.シェイクスピア、翻訳=松岡和子、演出=吉田鋼太郎、他。

アテネの貴族タイモン(吉田鋼太郎)は執事フレヴィアス(横田栄司)の助言、哲学者アペマンタス(藤原竜也)の皮肉を無視し、誰にも気前よく金品を与え、ついに破産。友人たちが自分の金目当てだったことが分かり、すっかり人間不信に陥る。森に引きこもるタイモンは、復讐のためにアテネを滅ぼそうと蜂起した武将アルシバイアディーズ(柿澤勇人)に掘り当てた金を与えるが……。
(あらすじは公式HPより)

蜷川さんがお亡くなりになって、さい芸のシェイクスピアシリーズがどうなるのかと思っていたら、鋼太郎さんが演出を引き継いで、残り5作品が上演されることになった。
私も「尺には尺を」以来 久々のさい芸。

開演前から俳優が三々五々集まってきて、挨拶をしたり発声練習したり、ストレッチやアップを行っている。
ああ、この感じ。あの深い奥行きの舞台。
なんだか懐かしい。
鋼太郎さんは1列目のお客さんと何やら会話していたw 「さあ、やろうか!」と声をかけるとキャストが1列に並びお辞儀をしてからスタート!
タイモンが開催している豪奢なパーティのダンスシーンから始まった。

お人好しすぎて疑いを知らないタイモン。自分が利用されているのさえ気づかない。
フレヴィアスを初めとする使用人がたしなめても、まったく聞く耳を持たない。
タイモンが「友人」だと信じて疑わない男どもは、おべっかを使ったりして、どれだけタイモンから金品や土地を貰えるかばかり気にしている。
哲学者のアペマンタスも忠告するんだけど、その忠告が力ずくすぎるのよw
だいたい何だってアペマンタスは、あんな身なりをしているのか全く解らないが(おいw)
やっとの事で事情が飲み込めたタイモンの財政事情は火の車。赤い請求書に埋もれて凹むタイモンさん。
いやぁアンタ、そりゃ自業自得よ、とは思うけど(^_^;)
勝手に人間不信に陥って、「友人」を招いて石を晩餐に出し、ぬるま湯を浴びせるというww
星一徹ばりにテーブルをひっくり返して森の洞窟に籠もっちゃうのorz
木の根っこ食べながら、アペンマタスを真似たのか同じような服装してますがな(汗)
またここの、吉田鋼太郎v.s.藤原竜也の対峙! 竜也くんが投げたカリンの実が鋼太郎の顔面にクリーンヒット♪やら、つば吐きかけ祭り(違うってw)とか
鋼太郎さん、ささやくようなセリフも多かったので若干聞き取りづらかった点もあり。
演出、という面ではニナガワイズムを感じる所多々。衣装(小峰リリーさん遺作かな?)、客席の使い方、照明、セット(特に1幕ラストから2幕全般での、モノクロームな森のセットは素敵だった)など、蜷川さんと多数の舞台を手がけてきたスタッフさんにも、ありがとうございます と言いたいです。
藤原くん、2日目なのに声大丈夫かな~? なんか理屈こねまくっているアペマンタス似合うw
誠実な召使いの横田さん眼鏡萌え!
おなじく召使いの谷田さんと河内さんも脇締めてますよっ!

よく考えたら初見だった柿澤くん@カッキー!赤い軍服がめっちゃ映える!猛々しいだけじゃない、智る将軍アルシバイアディーズ。
素敵っすよ。セリフも良く通る。

ラストはちょっと切ないね…
オカネは大切に使わないとな~ あと「友人」は選び、ありがたい忠告はちゃんと聞く、かしらw

ああ、それと ワリと前半の、タイモン独白のシーンで「最後の晩餐」をモチーフとしたストップモーションの場面があるんだけど、その後の展開を考えると良いチョイス!

No.562 「髑髏城の七人~Season月 下弦の月」

2017年12月18日 22時41分00秒 | 過去の観劇記録
2017年12月16日(土) マチネ IHIアラウンドシアター東京 28列 シモテブロック

捨之介=宮野真守、天魔王=鈴木拡樹、無界屋蘭兵衛=廣瀬智紀、兵庫=木村了、霧丸=松岡広大、いん平=インディ高橋、珊底羅の生駒=中谷さとみ、贋鉄斎=中村まこと、渡京=伊達暁、極楽太夫=羽野晶紀、狸穴二郎衛門=千葉哲也、他。

全体的にキャストが若返ったから(?)なのか、上演時間が伸びたな~。
ダンスあり歌ありで鳥ドクロ風。
それと天魔王が何故天魔王となったのか、や ラストも解りやすく「終」の文字が出たり、初心者に優しい作りになったかも。
風ドクロから増えた、客席が回りながらの殺陣や場面転換も増えてきた。
それと映像の使い方がさらに多様的に。

2.5次元で活躍する俳優さんが多いので、客席の雰囲気が若干違うかも?と思ったけど、女子がいつもより多い位で心配は不要だったw
宮野くんは「王家」で拝見しなかったので、今回初見。ていうかプリンシパルキャストは、ほぼほぼ初見(^_^;)
ほんのり小栗旬タイプかな~ 殺陣もなかなか良かったです。
あと「魅せ方」を良く知っている。鈴木拡樹くんはマント使いやら、廣瀬智紀くんも。
よほど風より…(以下自粛w)
ただ捨之介が持っている傘に「三途の川に捨之介」って書いてあるのは ちょっとね~orz
それと沙霧が男の子=霧丸になったことによって、捨之介とのLOVE模様がなくなり、髑髏党との百人斬りのシーンで捨之介&贋鉄斎に加え霧丸も一緒に参加。
天魔王との一騎打ち 斬鎧剣は、第六天魔王とかけて一枚ずつ鎧を剥いでいくと同時に、刀を鞘から抜くように新しい刃が出てくるシステム(?)でした。鎧を剥がれ「ただの人」に成り下がっていく天魔王。
鈴木くん、整ったお顔なのに顔面の動きが!
さすが「刀剣乱舞」で培っただけはある殺陣。森山未來君を彷彿とさせる良い天魔王でした。
蘭兵衛の廣瀬くん。うんうん。前回がアレなだけに(^_^;)
今回のカテコ、天魔王と蘭兵衛が同じコマに収まってました。
兵庫と太夫の年齢差が激しいんで、親子か?みたいな(セリフにもあったけどw)
もーね、兵庫の父ちゃん いん平さん!またガイコツみたいだしww カンチョーされて変なインド風ダンスしているし!
鎌使いの所、相手の爪月も百姓上がりで鎌(しかもデカい)の出してくるのよ!んで鎌取られて鍬が出てきた!
鎌に名前つけてるし!ステファニーだし!
生駒ちゃんのさとみさんがカワユスで素敵♪ 「おこ」だからねw
渡京の伊達暁さん。ビジュアル含めてやっぱり粟根さんがデフォルトだからな…すまぬ。
羽野晶紀さん!うわ!踊った歌った!何年ぶりの舞台復帰なんでしたっけ?すごいなぁ~。ただ母ちゃん的貫禄が出ちゃったのよね。
狸穴さんの千葉さん。私的には一番好きかも。家康として。
んで、贋鉄斎の中村まことさん。うう無駄に(笑)いい声や~
生け花好きなのね… 花と刀なのねw 
贋鉄斎の庵に、捨之介が来る前に髑髏党が押し寄せてくるのは初めてだったな~

ちょっとシーンによっては「長いな…」と思う所もあり。
さて上弦の月の方は、どう感じるかな?

No.561 「ペール・ギュント」

2017年12月11日 23時42分20秒 | 過去の観劇記録
2017年12月10日(日) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階 O列 シモテブロック

浦井健治、趣里、万里紗、莉奈、梅村綾子、辻田暁、岡崎さつき、浅野雅博、石橋徹郎、碓井将大、古河耕史、いわいのふ健、今津雅晴、チョウ・ヨンホ、キム・デジン、イ・ファジョン、キム・ボムジン、ソ・ドンオ、ユン・ダギョン、マルシア。
演奏=国広和毅、関根真理。
原作=ヘンリック・イプセン、翻訳=クァク・ボクロク、上演台本・演出=ヤン・ジョンウン、上演台本翻訳=石川樹里、音楽=国広和毅、他。

ペール・ギュント(浦井健治)は夢見がちな青年。彼の将来を案じる母オーセ(マルシア)をよそに自由奔放な日々を過ごしている。ペールの無垢な魂に惹かれたソールヴェイ(趣里)と結ばれるが、「遠回りをしろ」という闇からの声に導かれるように、海を越え世界を彷徨う。何度も財産を築き、また一文無しになる波瀾万丈の冒険の果てに、やっと故郷を目指すが……。
本当の幸せ、真の自分をどこまでも追い求める、150年経った今も古びない壮大な「自分探し」の物語。
(あらすじは公式HPより)

なんだか理解に苦しむ舞台であった。
観る方も演じる方も相当なパワーが必要だった。圧力はとにかく感じた。
パンクで ロックで えげつなくて エロくて 痛くて パンイチだった(笑)

韓国の方が演出その他で絡む作品はミュージカル「シャーロック・ホームズ」(1・2)と「フランケンシュタイン」に続いて3回目だけれども、似通った印象を持った。
視覚を伴う情報を、これでもかとバンバン投げつけ畳みかけてくる感じ。

韓国語のセリフは舞台上から吊された壁に字幕が出る。シモテとカミテに高い壁。カミテ上部にはナマバンド。
LEDを多用、大音響あり耳いたい。

これ「自分探し」なのかな…(^_^;)
ペールが「ゲスい野郎」でねぇ。浦井くんだから まだ許せるような気もするけどw
結婚式の花嫁をかっさらって、あげくに「おまえの身体だけが目的だ」ってゴミのように捨てるわ、その後も行きずりの女との関係、トロール一族のヒメ様(ひめっ!)や一族とのその場しのぎのやりとりとか、お金持ちになっては騙されて取られ、自分の事を信じて待っていてくれる純粋なソールヴェイはずっとずっと待たせて老婆になってるわ、いざ死が訪れようとすると悪あがきしてるしorz
いろんな世界をさまようんで、インド風だったり(思わず違う演目を思い出すw)とかエジプトだったりを転々と。
2幕最初は白いガウンと水着にサングラスでバカンス中。武器の密売と人身売買で成功した所。いきなり「マイ・ウェイ」歌い出す(゚Д゚)
パンイチ姿も多かったなぁ。トロールの所はさらに尻尾付きのパンツ履いてたけど。コンテンポラリーなダンスシーンも多かった。

趣里ちゃん可愛らしい♪ バレエで培ったダンスも軽やか。こんな男 待ってなくて良かったんじゃないかと思うが(^_^;)
マルシアさんのペール母。亡くなる場面は「レミ」なのか??(違うってw)
トロール王の石橋さんが吹っ切れてて凄い。牧師他の浅野さんも脇をしっかり締めてる感。

飛行機の中で出会う悪魔(?)とペールのやりとりで、闇が広がっている私(笑)
トロールの紙おむつ。トロール姫との間に出来たバカでかい息子www
精神を病んでいる人たちが閉じ込められている洞窟みたいなシーンは痛かった。鉛筆になりたかった人orz
大罪をおかしていないフツーの人は死んでから溶かされてボタンにされちゃうの。そのボタン職人(?)の辻田さんの動きはハンパない凄い!
あとはナマ乳の必要性…とか(^_^;)

終演後に若干グロッキーになる観劇でした。

No.560 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」

2017年11月26日 22時58分53秒 | 過去の観劇記録
2017年11月19日(日) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階

生田斗真、菅田将暉、林遣都、半海一晃、安西慎太郎、松澤一之、立石涼子、小野武彦。
作=トム・ストッパード、翻訳・演出=小川絵梨子、他。

コインの裏表をかけながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組。
彼らの名は、ローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)。
デンマークの王子・ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王・クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだ。
自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。
ただただオタオタする二人のそばを「ハムレット」の物語は粛々を進み、そして……。
自分たちも物語のひとつとして、なす術もなく、どんどん死が待つ結末に向かって運ばれていく「誰でもない彼ら」。 
かくて運命に流された二人は、「ハムレット」の物語に書かれた通り、この短い台詞によって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか…。
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ…」
(あらすじは公式HPより)


No.559 「ダディ・ロング・レッグズ」

2017年11月21日 23時19分59秒 | 過去の観劇記録
2017年11月18日(土) ソワレ シアタークリエ 22列 シモテブロック

ジャーヴィス・ペンドルトン=井上芳雄、ジルーシャ・アボット=坂本真綾。
音楽・編曲・作詞=ポール・ゴードン、編曲=ブラッド・ハーク、翻訳・訳詞=今井麻緒子、脚本・演出=ジョン・ケアード。

孤児院に暮らす18歳の少女ジルーシャは、ある夜、大学に進学し勉学を保証するという思いもかけない手紙を受け取る。条件は、「月に一度手紙を書くこと」。手紙の主は、その夜に見た、車のヘッドライトに照らされ、まるで足長蜘蛛「ダディ・ロング・レッグズ」のような影、まさにその人だった。影でしか見たことのない相手だったが、ジルーシャは心を躍らせ手紙を送り続けた。影の正体であるジャーヴィス・ペンドルトンもまた、知性ある手紙を毎回送ってくれる彼女に、惹かれていくのに時間はかからなかった。そしてついにジャーヴィスは、影の正体であることを隠してジルーシャの前に現れる-。
(あらすじは公式HPより)

初演時からチケットが全く取れず、やっとの事でget!嬉しいわ~☆
愛すべき可愛らしい作品だった。この2人のキャストだからこそ、という感じもするけど、セットも音楽も演出も素晴らしく、『これぞミュージカル』という醍醐味。クリエの狭い空間が合っていた。

最初のナンバーから何か聞き覚えのある感覚だったが、「ジェーン・エア」と同じ作曲家だったw(まぁそれを言うなら演出や翻訳も同じケアード&今井の夫婦コンビだけどね)
舞台手前がジルーシャのエリア、奥の3段ほど高くなっている所がジャーヴィスのエリアになっていて、手前に沢山ある荷造りトランクで椅子・ベッド・机・山(!)にしたり、トランクの中から衣装を出して着替えたり。ジャーヴィスの書斎には天井まである本棚と机。ジルーシャから手紙が届く度に本棚に留め、だんだんと増えていく様も。

ジャーヴィスのキャラクターが井上芳雄に対する当て書きか?と思う程しっくり。実年齢も重ねてきたからか、「お金持ちの気まぐれで慈善事業をしているぼっちゃん」だけではない、何かも含めてる感も。
ジルーシャの手紙から彼女の才能と努力、人柄を愛しはじめ、嫉妬して避暑地に行かせないようにしたり(笑)そうかと思えば彼女の喜ぶ事をしてみたりと、案外かわいらしい(?)ジャービーぼっちゃんでした♪
衣装も似合ってたし、だいたいが「あしなが」おぢさんでしょ?そりゃもうねw
真綾ちゃん!表現力!すご!
孤児院で育てられ、急にお嬢様も通うような大学へと。寮の仲間や大学の同期生達は豊かに育ち、生活なんて天と地の差。
「大学で一番大変なのは勉強ではない、休み時間なのです」
あまりの差にハナシに着いていけない。授業で学ぶ本も読んだことがない。
乾いたスポンジのように知識を吸収しようとするジルーシャ。
恵まれたようにみえる上流階級の生活には、「本当の会話」が無い事も知る。
そんな中、正体を隠して本人のジャーヴィス・ペンドルトンとしての彼と出会い、身分の差を超えて「会話」が成り立ち、心が通い、愛が芽生えるのはすごく当然。
だた身分の差は最後まで重くのしかかるけど、はねのけてラストに結ばれる素敵なエンディングでした!

ジルーシャが熱を出して寝込んでいるシーンで、ジャーヴィスが自分で決めたハズの「おきて」を破り、花束を送る所で私の涙腺が突然崩壊(^_^;)
1幕はズルズルしながら観劇しておりました、はいw

DVD買おっと♪

No.558 「レディ・ベス」

2017年11月21日 22時44分00秒 | 過去の観劇記録
2017年11月18日(土)マチネ 帝劇 1階 P列 シモテブロック

レディ・ベス=平野綾、ロビン・ブレイク=加藤和樹、メアリー・チューダー=吉沢梨絵、フェリペ=古川雄大。

千秋楽観劇。
平野綾ちゃん初見。アン・ブーリンの和音さんとの親子感はお花様よりあるかも。
「生まれながらの王女」っぽさは少なめ(仕方ナシかw)だけれども、男装の時とか しっくり来てる。
歌もハラハラしないし、独特の抑揚(?)はあるけど安心して観ていられるのはありがたい。

カズキマンは更にノビシロ確認。カミテエプロンステージで、ベスが女王になるのを見届けるシーンの演技で更に感じた。
もう少しメイク濃くしても良い気もするが(^_^;)
メアリーは吉沢さん。吉沢さんの方が、2幕後半の病気になってベスと和解するシーンで納得するw
「悪魔と踊らないで」パワフル!
フェリペ古川くん。調子が悪かったのか お忙しいのか?なんだか魅力を余り感じなかったorz
前回観た平方くんの表情の細かさや歌に触れてしまったからか…

祐一郎アスカム先生の動きに再びツボりつつ(汗)
女官長の秋園さんとか真記子さんとかにも注目♪

東京公演千秋楽なので挨拶あり。
涼風さんのカワイイ挨拶にもだえる(?)祐一郎w
祐サマは一言で済ませようとしたけど、客席からの「ええ~!」に応えて、ヒミツその1(2はあるんだろうかw)を暴露。
ベスとロビンの寝室でのシーンで耳ダンボになってるとか。
思ったよりはアッサリ目のカテコでした。
劇場出たら既にセット運送の為のトラックが帝劇前に何台も来てて、すぐさまバラシだったからかな?

次も再演ってあるのかな~
歌詞変えてくれないかな…
まぁ「何が何でも観たい!」っていう作品ではナイことも確かなんだが(^_^;)

No.557 「レディ・ベス」

2017年11月03日 23時24分21秒 | 過去の観劇記録
2017年11月3日(金・祝) マチネ 帝劇 1階 X列 カミテブロック

レディ・ベス=花總まり、ロビン・ブレイク=加藤和樹、メアリー・チューダー=未来優希、フェリペ=平方元基、アン・ブーリン=和音美桜、シモン・ルナール=吉野圭吾、ガーディナー=石川禅、キャット・アシュリー=涼風真世、ロジャー・アスカム=山口祐一郎、他。

2014年(No.446)に初演を観劇。3年たって再演されました。
前回は2階席だったので、今年は1階席…といっても最後列だけどね(^_^;)
八百屋盆が凄い勢いで回っているのが良く見えたw

初演時のCDを聴く機会があったんだけど、やはり歌詞が問題なんだと思う。
説明の歌詞も多いし、もっと良くなる気がするんだよなぁ。
ナンバーも含めて観劇後に口ずさみながら帰る、っていう代表曲が少ないの。

アスカム先生の自己紹介から始まり~の(笑)ベスの生い立ち説明。
お花さま19歳… うむ。
所々エリザを彷彿とさせる振り付けやら場面やら衣装やら(汗)
ロビンのカズキマン。初演はイクティーしか観てないので何とも言えないが、ともかく!初演CDに入っているボーナストラックを聞いた時点では「イケコ先生よくキャスティングしたな!」だった(^_^;)
うまくなってるーーーー!ベスに向かって「おれは歌手だ めちゃウマだ」とか言っても大丈夫になってる!
それと流れ者的なキャラと良く合ってるし、縄かけられてたり捕まえられたり いたぶられるのが似合うってーのもw
白いシャツの胸元が開きすぎ問題(笑)2幕は帽子かぶる率が少なくて若干おぐしのヘタリが気になるorz
腹違いの姉メアリー@未来さんの貫禄っぷり!フェリペとの結婚式で何故か上沼恵美子に見えてくる(ヲイ)
2幕後半にガンと宣告されて余命いくばくもないんだけど、目の下のクマとか頑張っているけど いかんせん元気そうで(T_T)
だいたいこのシーンで急にベスと和解するのが展開早すぎとツッコまざるをえないw
それと初演も観てるがフェリペの元基くんが!ええっ!元基くんも伸び代率が高い!あんなにエロ素敵なフェリペだったか?
歌もウマいし小さな表情や動きが、観ていて飽きない。秋のカボチャパンツ祭り第二弾としてましても満足しましたよ!
クールな頭脳、a cool head♪
初演時も思ったけど、肖像画から抜け出たような和音アン・ブーリン!娘のストーカーかw たいがい一緒に出てくる首切り役人とのコラボレーション(笑)
ルナールの吉野さん。太った??アクの強いルナール。カミテ端で、フェリペが持ってたビリヤードのキューを回すシーンでは、思わず「私が誰だかご存じか?」って(そりゃシカネーダーだろw)
ガーディナーの禅さん。ワルモノメイクとも相まって(?)黒々しいわ~。やっぱりルナールとの「あの女は消せ」(曲名違うか?)っていうナンバーがイイ。心臓悪くて勝手に死んじゃうんけどw
キャット・アシュリーの涼風さん。久々。お痩せになったか(やつれ気味?)歌声はパワフルだったけど。
アスカム先生!う、動きがww(ツボる)途中ジャンボマックスにしか見えなくなってヤバす(汗)

衣装も豪華だしセットや照明もイイんだけど、何か足りない感Max。
違う楽しみ方(?)をしてきました。

No.556 「オーランドー」

2017年10月29日 23時27分09秒 | 過去の観劇記録
2017年10月29日(日) マチネ 新国立劇場・中劇場 1階 21列 シモテブロック

多部未華子、小芝風花、戸次重幸、池田鉄洋、野間口徹、小日向文世。
原作=ヴァージニア・ウルフ、翻案・脚本=サラ・ルール、演出=白井晃、翻訳=小田島恒志・小田島則子、演奏=林正樹・相川瞳・鈴木広志。

16世紀のイングランドに生を受けた少年貴族オーランドーは、エリザベス女王をはじめ、あらゆる女性を虜にする美貌の持ち主。しかし初めて恋に落ちたロシアの美姫サーシャには手ひどくフラれてしまう。傷心のオーランドーはトルコに渡る。その地で30歳を迎えた彼は、なんと一夜にして艶やかな女性に変身!
オーランドーは18世紀、19世紀と時を超えて生き続け、またもや運命の人に会う。 そして時は巡り20世紀…。
愛とは、運命とは、そして言葉とは。16世紀から20世紀へ。
さあオーランドーと一緒に、時を飛び越えてめくるめく冒険の旅に出かけよう。
(あらすじは公式HPより)

千秋楽観劇。1階席の一番後ろだったが思いの外 良く見えたw
舞台奥には時代や雲や海の様子を映す大きなスクリーン。シモテ側にはピアノ。カミテ奥にはパーカッションと管楽器での生演奏付き。
基本セットの移動などはキャストが行っていた。
相変わらず詩的な表現の白井晃演出。

1幕はオーランドーの数奇な運命を辿る旅なので起伏も激しく面白かったが、2幕は不老不死のオーランドーが世紀をまたいで恋をしたり詩を書いたりという感じなので若干眠気が(^_^;) しかも心地よい生演奏(おいw)

秋のカボチャパンツ祭り第一弾としまして多部未華子ちゃんの可愛らしいカボチャパンツからのオミ足拝見。
セリフ多いわ~ 目ヂカラ強いわ~ そしてどの衣装もお似合い!
小日向さん演じるエリザベス女王とのキスシーンもありつつ(笑)
男性の時は女性に対して色々注文していたのに、女性になった途端にコロコロ変わる女心が理解できるようになるw

小芝風花ちゃんは初見かな?セリフが若干聞き取りづらいけど、かわいらしい小悪魔風サーシャ。
あと戸次さんの出オチ的キャラ作りとか(足の動きが!)池田さん・野間口さんの奇妙な(笑)女装とかw
まぁ一番は小日向さんだよねー。ずるいね~。
ていうか次回「レディ・ベス」観る時に思いだしちゃって爆笑するんじゃないかと(^_^;)
お花さまの老後は小日向さんなんだよw 有楽町から初台に来るまでに凄い変化ぢゃないかぁorz

千秋楽なので 多部ちゃんから「ありがとうございました」と、小日向さんから「無事に千秋楽を迎えることができました」とご挨拶あり。だがサッパリとしたカテコでしたw

No.555 「髑髏城の七人~Season風」

2017年10月29日 23時00分27秒 | 過去の観劇記録
2017年10月28日(土) ソワレ IHIステージアラウンド東京 10列 シモテブロック

捨之介/天魔王=松山ケンイチ、無界屋蘭兵衛=向井理、極楽太夫=田中麗奈、贋鉄斎=橋本じゅん、兵庫=山内圭哉、沙霧=岸井ゆきの、狸穴二郎衛門=生瀬勝久、他。

夏から秋へと移り変わって風ドクロ。捨之介と天魔王が一人二役ver.ですわ。
鳥ドクロをどこか踏襲しつつもあり。
だが確実にステージ・映像の使い方は進化している。すごいぞ いのうえひでのり。
全体的に風ドクロはスクリーンの前で動きながら殺陣をするシーンが多かった気がする。
因達羅の蛇眼(?)が「かまいたち」で捨之介や沙霧を襲う所や、蘭兵衛が白い彼岸花が咲き乱れる場面で、一人髑髏城へと向かうシーンの続きとか。
それと動物ネタ(主にタヌキw)が多かったですわ。逆木さんが演じた安底羅の猿翁は肩にネコ乗せてたしw(なぜかずっと右近さんだと思ってたオイラorz)

松ケンの舞台は「蒼の乱」以来かな? あれ…動ける。かろやかな殺陣と動き。見直しましたですよ!
それと天魔王との早変わりも見事だった。沙霧に対してのlove度合いというか、女として見ている感は一番あったかも♪
天魔王との差は声の出し方や佇まいだったな(天魔王の方が低い声)
さすがにラストの一騎打ちでは、どうやって早変わりするのかガン見してたけど難しかったようで(^_^;)
天魔王役の人はお面かぶってたようだ(オペラで観てない・汗)
でね、蘭兵衛のムカイリ君ですけど… 顔ちいさっ! ただ立ってる分には まぁ良しとしよう(上から目線)
だが殺陣はフラつくしセリフもイマイチだし、あと少しで千秋楽なのに このレベル?
前の早乙女太一が凄すぎたのか?? 私が多くを望みすぎてんのか?
ごめん全然琴線にも触れなかった(T_T)
麗奈ちゃんの極楽太夫がんばってたよ。声がガラガラだったけど。背が小さいので蘭兵衛とのシーンは身長差が萌ぇったけど、アネゴ肌な所は控えめかな。
兵庫の山内圭哉さんがね!もう自由でね!最高!日替わりのネタなのか?「くんろ~」の所。
28日ソワレは「くんろ煮(=甘露煮)」。「この川で捕れた得体の知れない魚で~」とかww
それと磯平兄さにカンチョーかますシーン(磯平兄さはマイケル・ジャクソンなのね!)では倒れた兄さに対して「触ると体液が出ちゃうから!」ってジブリネタ。客席爆笑w
今までの中で一番 関八州荒武者隊の衣装が良かった。それと一人オネエ風の子がいたけど余り回収されず。
沙霧の岸井ゆきのちゃん。声ガレ少なめだった!それだけでも凄いと思うわ。それと動けるよね~ よくまぁ動ける若い女優さんを見つけてくるわ。
生瀬さんの狸穴は、優しめなの♪ それと、初めて捨之介と出会うシーンで、ちゃんと「あれ?(信長公??)」っていうフリが仕込まれてた。それは捨之介も同じで、狸穴=家康ってのが早めにわかっちゃうんだよね~

で。最後はやっぱり(?)贋鉄斎の橋本じゅんさん。登場シーンのレミパロから始まり(客席ウケが…!少ない!30周年もやってるレミなのにorz)脱ぎっぷりも見事で(笑)すてきなオシリを拝見つかまつりましたぁ~!
基本Mなのね??刀を愛し刀に愛された男w それと外国から来た使節団にいた修道士と恋に墜ちて男色の道へ♪
なおかつパスタにハマったけど日本にないから代わりに蕎麦!蕎麦打ち!ヴォーーーノ!
捨之介とのシーンはLネタとか、あと猿之助さん頑張れワンピースネタとか、いろいろブチ込んでましたよ(笑)
んでもって斬鎧剣が出来て捨之介の所へ持ってくるシーンで、黒馬鬼にまたがって登場!なんてこったい!じゅんさんがじゅんさんにまたがって来るとは!これは「蒼の乱」観てない人にはサッパリだろうけど(汗)すごいウケた!
百人斬りのシーンは、じゅんさんは蕎麦屋台に乗ったまま動いてました。前に腰痛めたからかな…

なんやかんや言って今の所 髑髏城制覇中です。
次の月(上弦・下弦)は戦々恐々ですけど(^_^;)
極ドクロまできっちりとコンプしたいと思いますw

番外 「井上芳雄 by MYSELFスペシャルライブ」

2017年10月13日 22時27分49秒 | 過去の観劇記録
2017年10月12日(木) 東京国際フォーラム ホールA 2階 11列 カミテサブセン

井上芳雄、ゲスト=坂元健治・田代万里生。
ピアノ=大貫裕一郎、コーラス:小此木まり・真瀬はるか。


●セットリスト●
第一部
Jumpin' up "by MYSELF"
なんでもないや(RADWINPS)
ノンフィクション(平井堅)
明日はきっといい日になる(高橋優)
ハクナ・マタタ(「ライオン・キング」より)
輝く未来(「塔の上のラプンツェル」より)
心の瞳(坂本九)
歌うたいのバラッド(斉藤和義)

第二部
この星空(「二都物語」より)
星から降る金(「モーツァルト!」より)
愛と死の輪舞(「エリザベート」より)
Something More(「ルドルフ・ザ・ラスト・キス」より)
アウトロウ・ブルース(「グレート・ギャツビー」より)
夜明けの約束(「グレート・ギャツビー」より)
In My Life~A Heart Full of Love(「レ・ミゼラブル」より)
ブイ・ドイ(「ミス・サイゴン」より)
You Can't Stop the Beat(「ヘアスプレー」より)
TOMORROW(「アニー」より)

アンコール
風のオリヴァストロ
明日への階段(「ルドルフ・ザ・ラスト・キス」より)

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急に仕事が忙しくなってドキドキしながら当日を迎え、若干強引に(^_^;)出発。
観に来られて良かったぜ!
国際フォーラム ホールAには初めて足を踏み入れた。
巨大だわー。それと女子率 半端ない!

毎週聴いているラジオ。まさかのホールA(5000人収容)が満員になるって凄いわ~
予定じゃ2時間30分(休憩20分込み?)だったのに、最終的には3時間超え…
またしても泣く泣く会場を後に(TOMORROWを聴きながら)
押すのは最初から わかってたけど(笑)押しすぎぢゃないすか?
やっぱり原因はサカケン兄さん??

通常のステージの上に、ラジオブースっぽく作った高台があって、そこにいると良く見えるが、ステージ上に降りてくるとアタマぐらいしか見えなくなってしまった(手すりというか壁がな…)

一部はポップスを中心に歌謡曲を。「ハクナ・マタタ」でサカケン兄さん登場。『心配ないさーーー!』の圧が凄いw
兄さんお気に入りのモスグリーンの革ジャンが着られなくなったエピソードや、マッサージに行きたいのに行けないジレンマとか(笑)
ヨチオのラジオを聴いたことないと ぶっちゃけ、ガラケーからスマホにしたばかり、とか
もー!兄さんを いぢりまくるww

二部はミュージカルの曲を。
やっぱり安心のナンバー揃い!それとコーラスの小此木さん・真瀬さんも歌ウマで安心。
「夜明けの約束」でマリオッティ登場。
ストプレとミュージカルの稽古場の違いとか(新納さんのテンションて、どんなのw)
芳雄くんは、橋爪功さんの事を「なんだこの凄いおじさん」とか発言してた(^_^;)

んでもって、ラジオで放送された時も物議(?)を醸した「レ・ミゼラブル」からのナンバー。
二人とも真顔で真剣に歌うので会場オオうけ。エポで参加の真瀬さんも困り顔っす(笑)
BL街道まっしぐらかw
マリオッティは次の舞台の為にボウズ頭(「きらめく星座」ね)で帽子かぶってたんだけど、途中から帽子を取って、ヨチオが頭なで回したりして(爆)
次の「ブイ・ドイ」はサカケン兄さんがジョンを、他はコーラスで参戦。
たった5人なのに めちゃくちゃ厚い歌声!耳福!
「You Can't~」では客席降りとバンドメンバー紹介。それから17か所で行われたライブビューイング会場へ呼びかけ。
と。私はここまで(T_T)

大貫さんもボチボチしゃべったり、TBSラジオの番組ディレクター秋山さんが随時(笑)写真を撮影(けっこうな勢いでフラッシュ炊きまくるのよw)

ユルくてグダグダしているようでいて、ちゃんと締める所は締めてる(のか??)
とにかく行けて良かったです。
え?なになに次は武道館あたり?まぁ1万人は集まるでしょうね~
できれば土曜日か日曜日(昼)にして欲しいです。イナカものは本当に大変なのよ~!

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ブラザーさんの非公式ゆるキャラ「ボビンマン」も応援(?)に


ラジオブース風の所に入って写真が撮れるスポット


ほんとうにガチャガチャだったのよ。マイクと、ほぼ不要な(汗)タッセル。


ヨシオくんは当たらなかったorz(これは見本を撮影)


次男と三男から お花。