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miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.584 「メタルマクベス」disc1

2018年08月12日 22時48分59秒 | 過去の観劇記録
2018年8月11日(土) マチネ IHIステージアラウンド東京 13列 シモテブロック

ランダムスター/マクベス橋本=橋本さとし、ランダムスター夫人/ローズ/植本B=濱田めぐみ、レスポールJr./元きよし=松下優也、グレコ/マクダフ山口=山口馬木也、グレコ夫人/シマコ/林=猫背椿、パール王/ナンプラー=粟根まこと、植本/医者=植本純米、エクスプローラー/バンクォー橋本=橋本じゅん、レスポール王/元社長=西岡德馬、他。
作=宮藤官九郎、演出=いのうえひでのり、音楽=岡崎司、他。

初演から12年…
青山から豊洲へ…
回転ぐるぐる劇場でメタマクが蘇るぅ~(黄泉返る、ともw)

「携帯電話をKILL」も無いし「ダイエースプレー」もほぼ無いし、「ズルムケ」も無いし「海のトリトン風ズラ」も無いし!
でもあるものはある…
さとしさんは格好いいし濱めぐ姐さんは素敵だし、粟根さんは昔のままだし、懐かしさと違いとで頭が混乱するw

髑髏城の時よりも映像とか舞台の使い方が、かなり進化した感。
バイクで疾走するシーンは凄い。
しかしまぁ… やたら上演時間が長くなっちゃったのね~(^_^;)
前はセリフだったのに歌になったものとか、新曲も随分追加されたけど、追加曲のクオリティが どうしても劣るっていうか…(岡崎さんゴメン。でもあのクンツェ&リーヴァイさんでもアレだから)
既存のナンバーもアレンジが新しいので、なんとなく違和感があるのも…
そして西岡德馬さんの歌が… う~ん。味があるって言えば そうだけどorz

三人の魔女はベビーメタルなのね
「未亡人哀歌」はサザ●さん風(汗)
某アルフィーさんみたいな人たちもいたしw
風太くんの代わりに ひょっこりはん!

松下くんも悪くはないけど、何か物足りない。北村有起哉&森山未來の気持ち悪い再会シーンに匹敵するものは無いし。
「七光り三度笠」も無いし(泣)
馬木也さんの殺陣良かったわ~
あとじゅんさん!まさかのチャゲアス!Say Yes!腸で縄跳び!
さとっさん、ヘドバンしすぎてズラがずれちゃって、濱めぐ姐さんに直してもらったり。素でウケてたりw
冠くんの歌、前より破壊力が無くなってたかも…

すごい勢いでグルグル回るし、映像が鮮明すぎて目が痛いし(笑)
ラストなんか目が開けてられない位まぶしぃ!
爆音も凄いから、キツイ人もいたと思うわ~

初演ってやっぱ貴重なのよ… うん。

No.583 「お蘭、登場」

2018年07月08日 22時29分44秒 | 過去の観劇記録
2018年7月8日(日) マチネ シアタートラム K列

お蘭=小泉今日子、名探偵・小五郎=堤真一、目黒警部=高橋克実。
作=北村想、演出=寺十吾、美術=松井るみ、衣装=前田文子、他。

大胆不敵な七変化で神出鬼没の謎の女・お蘭(小泉今日子)が繰り出す胸騒ぎのトリック!
お蘭に翻弄されながら、いつしか迷い込んだら抜けられない、禁断の迷宮世界へ…。
(あらすじは公式HPより)

トラムでこのメンツ!客席も満員ですわ~

つっつんとカッツミーのフリートークコーナー(?)の印象が濃ゆすぎるww
いいのかシスカン社長の北村さんいぢり!
フリーコーナー2回あるんだけど、確実にこのコーナーで上演時間が延びてる(^_^;)

それとカッツミーの頭ネタ…
警部なんで現場検証の時にヘアキャップ着けてるんだけど、すかさず空地(アキチ)小五郎が「なんでそれ着けてるんですか?」「ほら、髪の毛が落ちないように…」っていうw
団地の奥さんの設定で、またキャップ着けてるんだけど、「カーラー巻いてかぶるでしょ」って、その後ヘアピンの名前が独特すぎて(なんでソレ忘れるんねん!私!)、またつっつんに突っ込まれるw

ストーリー的には乱歩の各作品がチラホラしつつ、「お勢登場」なんかも(観てないけど)
お蘭のキョンキョン、セリフの調子はもう一歩な感じもするが、魔性の女感はあったかな~
ピエロっぽい衣装とか科捜研(?)な女とか、最後の着物姿とか各コスチュームお似合い。
ちょっぴり歌もあり。

つっつんにトレンチコート着させるとピカイチだわ~(携帯ネタが… イヌとか浦島とか言わなければ良いらしいw)

カッツミーもKYな目黒警部がキャラに合ってるんだよね~

ラストってば…
これは小五郎と妻の、壮大な実験なのかな?
で良いのかな??

客席に渡辺えりさんがいらっしゃって、八女姐さんと一緒に「おおっ」と反応してしまいました~

No.582 「フリー・コミティッド」

2018年07月08日 22時03分20秒 | 過去の観劇記録
2018年7月7日(土) マチネ DDD青山クロスシアター B列 シモテブロック

出演=成河。
作=ベッキー・モード、翻訳=常田景子、演出=千葉哲也、他。

超人気!ご予約はお早めに!!
売れない俳優サムを演じながら金持ちの社交界夫人、レストラン支配人、日本人観光客、カリスマ・シェフ、サムの父親、変り者のボーイ長、ドミニカ共和国出身のコック、大柄でタフなフランス女、医者、優しい性格のウェイトレス、下っ端のマフィア etc…
全38役に挑戦!
(あらすじは公式HPより)

かの青山劇場のすぐ裏。DDD青山クロスシアターに初見参。
こどもの城がむなしく囲われていて、非常に勿体ないんですよ!あんなイイ劇場を使わないなんてヒドすぎる~

クロスシアターは急な階段を降りた地下にあって、ロビーはメッチャ狭いしトイレは2個しかないorz
客席は180席と小さく、体育館のような雰囲気(個人的には、にしすがも創造舎を思い出した)

クリスマス時期の設定なので、真夏なのにツリーやらクリスマスソングが。
開演前アナウンスも成河くん。客席に入ったら、まず舞台上の小道具を見て欲しいです。
写真とか凝ってる~

いやぁ。成河くんの身体能力恐るべし。
カミテシモテを行ったり来たり、飛び越えたり蹴ってみたりw
汗だくで38役を演じてました。

しっかしサムが かわいそう…(T_T)
振り回されてトイレにも行けないくらいだし、賄いは作って貰えないし!あんな職場イヤですわ~orz

あるキッカケから事態が少しずつ好転していき、ラストが少々ホッコリ終わったのは良かった(^_^;)

サムパパのキャラがwww(北の国から?的な?)
それとナオミ・キャンベル事務所のチャラい人(オリエンタルなラジオの人?みたいな?)
高圧的なシェフのキャラ変とか

超人気なレストランすぎるわ~
「めいっぱい、手いっぱい」
それなのにどの客も無理矢理予約入れようとするのよ!
予約係の先輩ボブ、ひどすw

シモテ側にあったバランスボールが弾みすぎて客席に落ちそうになったのを、すんでで掴んで客席から拍手起きました~♪

No.581 「銀河鉄道999~GALAXY OPERA~」

2018年06月29日 23時01分14秒 | 過去の観劇記録
2018年6月24日(日) 明治座 1階 19列 シモテサブセン

星野鉄郎=中川晃教、メーテル=ハルカ、機会伯爵=染谷俊之、リューズ=矢沢洋子、シャドウ=雅原慶、クレア=美山加恋、大山トチロー=入野自由、車掌=お宮の松、トチローの母/鉄郎の母/プロメシューム(声)=小野妃香里、アンタレス=塚原大助、クイーン・エメラルダス=凰稀かなめ、キャプテン・ハーロック=平方元基、他。
脚本=坪田文、作詞=石丸さち子、演出=児玉明子、映像演出=ムーチョ村松、銀河鉄道999テーマ曲=中川晃教、音楽=久保田修、美術=片平圭衣子、他。

裕福な人々は、自らの身体を機械に換えた“機械化人”となり永遠の命を謳歌する世界。貧しい人々は弱く、機械化人の支配に怯えていた。機械伯爵(染谷俊之)の人間狩りにより母(小野妃香里)を殺された16歳の星野鉄郎(中川晃教)は、母の望みである機械の体(=永遠の命)を手に入れるため、機械伯爵への復讐を果たすため、謎の美女メーテル(ハルカ)とともに銀河超特急999(スリーナイン)号に乗り、機械の体をくれるという星を目指す。宇宙を駆ける999号には、奇妙な車掌(お宮の松)さんやガラスの身体を持つウエイトレスのクレア(美山加恋)がいた。大宇宙を駆けることは、鉄郎たち少年の憧れ、宇宙海賊キャプテン・ハーロックや、女海賊クイーン・エメラルダスのように、自由に、永遠に、星の海を旅することだ。鉄郎は、胸の高鳴りを覚えながら地球を旅立つ。そして、銀河鉄道の途中停車駅や停車する惑星で、多くの星や人々と出会うことになる・・・。大盗賊アンタレス(塚原大助)から宇宙で生き抜くための鉄則を学び、トチローの母(小野妃香里)から戦士の銃を授かる。生身の体が恋しいと嘆く氷の墓の管理人シャドウ(雅原慶)や、夢や希望をもっていた頃の機械伯爵を忘れられずなお愛し続けるリューズ(矢沢洋子)。機械伯爵がいる時間城の場所を知る女海賊クイーン・エメラルダス(凰稀かなめ)、アルカディア号で宇宙を駆けるキャプテン・ハーロック(平方元基)・・・。多くの人との邂逅・・・。鉄郎は、ハーロックの親友でアルカディア号の設計者である伝説のメカニック大山トチロー(入野自由)に導かれ、限りある命の美しさに気づいていく。
(あらすじは公式HPより)

なんでも40周年とかで、初の舞台化。
子供の頃TVアニメで見た記憶が蘇ってきて、「そういえば鉄郎が999に乗り遅れそうになったなぁ」とか「999のパスを盗まれてたわ~」とか思い出しました。

頭の中はゴダイゴかささきいさおか!って位(^_^;)
てういか、なんでこの演目を明治座で?
初の明治座はロビーの売店が凄すぎて、試食攻撃にあい(笑)甘いと塩っぱいものを沢山頂いてテンションUp。幕間にはパリパリモナカのアイスを食べてこれまたウマし!(このモナカアイス、帝劇でもぜひ売って欲しい)
劇場横のノボリも他では味わえない風情…かなw

アッキーの鉄郎ありきの舞台かな~
全体的に勿体ない感しかなかった。
幕開きのヒップホップのシーンが長かった。機械化人の支配下で鬱々と暮らす鉄郎達を描きたかったんだろうけど、機械伯爵に母さんを殺されるシーンからでも良かったかなぁ。
映像がムーチョさんということで期待していたのだが、これもまた微妙な…
プロジェクションマッピングとか、もっと! 999の疾走感(あ、疾走してないかw)も無いし
メーテルのハルカさん。一定のレベルは保ってた。しかしまぁ…(^_^;)つけまつげ5枚くらい着けてほしい!アニメのイメージ大切よ!メーテルってば一目置かれる存在なのよ!
アッキーとデュエットはそれはプレッシャーだろうけどorz
そこんとこ行くとシャドウの雅原さん(モト四季なのね。メイクも白いコンタクトもインパクト大)やトチロー役の入野くん(ウタウマでびっくり!)、ナンバーが少なくて残念だった平方ハーロックとか、アントワネットより数倍良かった(おいw)凰稀エメラルダスとか、存在感が良かったアンタレスの塚原さんとか、実は良い人だった機械伯爵の染谷くんや、ギター弾いてた矢沢洋子さん(矢沢永吉さんの娘さんだったなんて!)などなど、適材適所の人材もいらっしゃったのになぁ~
活かし切れてなかったのかな…

ささっって終わってしまう星と、冥王星なんかは(シャドウのシーンもあるからだけど)きっちり描いていたりして時間が足らなかったのもあるかもしれない。
客席の拍手の熱がじわじわ下がっていくのを感じてしまい、切なくなった。

とにもかくにもアッキー恐るべし。

No.580 ミュージカル「モーツァルト!」

2018年06月29日 22時33分24秒 | 過去の観劇記録
2018年6月23日(土) ソワレ 帝国劇場 1階 O列 シモテサブセン

ヴォルフガング・モーツァルト=古川雄大、コンスタンツェ=木下晴香、ナンネール=和音美桜、ヴァルトシュテッテン男爵夫人=香寿たつき、コロレド大司教=山口祐一郎、レオポルト=市村正親、セシリア・ウェーバー=阿知波悟美、アルコ伯爵=武岡淳一、エマヌエル・シカネーダー=遠山裕介、アントン・メスマー=戸井勝海、アマデ=小河原美空、他。

セットや衣装等大幅にリニューアルになった「モーツァルト!」。
ヴォルフWキャストに古川くん登場。

舞台上の巨大ハープシコードが凄い。盆に乗ってグルグル回る。吊りモノや幕の上下左右には五線譜を模したものが。
オケピ上に銀橋風。

ヴォルフと猊下の新曲が追加になったからなのか、昨今の上演時間を短くしよう運動(?)のせいなのか、部分的にナンバーが切られたりして若干あっさりした印象を受けた。
「残酷な人生」とか改めて聴くと、とてもムズカシイ曲なのね…(井上ヴォルフのDVDが激しく見たくなった・汗)

古川くんはとても頑張ってた。才能の塊がアマデなら、その入れ物(?)であるフツーのやんちゃな男の子のような。
歌は悪くはないが流れていっている感があり、まだ感情を乗せる域になっているナンバーが少ないかな。
衣装がお似合い。
コンス木下ちゃん。大作出演2作目とは思えない。まぁ前回のコンスがソニンちゃんだったので分が悪いか(^_^;)
「ダンスはやめられない」のリプライズが無くなったのかな?コンスの扱いが雑になったわ~
ナンネール姉ちゃんは和音さん。幸薄い感ハンパないぜ!「魔法の国の物語よ~」の続きが切られた!
男爵夫人 香寿さん。安定の歌ウマだけど若干お疲れ気味なのか、歌い方を変えたのか… 「星から降る金」は名曲ですわ!
猊下ってば!セットの上部で威圧感で圧倒する。裏が金色のマントをバサッとしていただいたし、馬車は新しくなったし(笑)絶賛お取り込み中だし、普通に歩いてくる新曲は闇広感w
スタッカートがww
市村パパさん遊びが少なくなったかなぁ。レオポルトパパの歌にムネアツ。
シカネーダーが吉野圭吾さんから遠山さんに。うう~ん。華が…orz 埋もれてしまう。
アマデの演出も若干変わったかな。やはりあっさり目になったのか?

なんやかんやだけどクンツェ&リーヴァイの初期作品はナンバー良いんだよね~
おけぴ観劇会で拍手のタイミング・キレ具合等 気持ちよく観劇できました。

No.579 「アンドリュー・ロイド=ウェバー ミュージカルコンサート」

2018年06月11日 22時42分43秒 | 過去の観劇記録
2018年6月10日(日) マチネ 東急シアターオーブ 2階 4列 センターブロック カミテより

レベッカ・ルーカー、セリンダ・シューンマッカー、ハワード・マクギリン、マイケル・ゼイヴィア。

ACT1
エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ/『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』
王様の歌/『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』
アイ・ビリーブ・マイ・ハート/『ウーマン・イン・ホワイト』
アンエクスペクテッド・ソング/『テル・ミー・オン・ア・サンデー』
ジェリクル舞踏会/『キャッツ』
メモリー/『キャッツ』
オーバーチュア/『ジーザス・クライスト=スーパースター』
ゲッセマネの園/『ジーザス・クライスト=スーパースター』
サンセット・ブルバード/『サンセット大通り』
トゥー・マッチ・イン・ラブ・トゥ・ケア/『サンセット大通り』
アズ・イフ・ウィ・ネバー・セッド・グッバイ/『サンセット大通り』

ACT2
ヴァリエーションズ1-4/『ヴァリエーションズ』
ラブ・チェンジズ・エブリシング/『アスペクツ・オブ・ラブ』
ラブ・ネバー・ダイズ/『ラブ・ネバー・ダイ』
ティル・アイ・ヒア・ユー・シング/『ラブ・ネバー・ダイ』
アナザー・スーツケース・イン・アナザー・ホール/『エビータ』
ホワット・ア・サーカス/『エビータ』
アルゼンチンよ、泣かないで/『エビータ』
オペラ座の怪人/『オペラ座の怪人』
オール・アイ・アスク・オブ・ユー/『オペラ座の怪人』
ミュージック・オブ・ザ・ナイト/『オペラ座の怪人』
ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド/『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』

カーテンコール
スーパースター/『ジーザス・クライスト=スーパースター』
あと1曲(不明)

いや~素晴らしかった!
アンドリュー・ロイド=ウェバーの70歳お誕生日コンサート!
4人の出演者も実力がパないので、たとえ観たことがない演目でも引き込まれたわ~

照明がハデで若干引いたけどw(ミラーボールまぶしくなかったかな…1階カミテ舞台前の人)
バンドの質も良くて、聴き応えありました。

特にジーザスのオーバーチュアと「ゲッセマネ」(もう!ハワード・マクギリンさん凄い!)、それに「オペラ座」の3曲。
2500回以上ファントムを演じてこられたハワード・マクギリンさん、さすがに声にハリが少し足りないかな、と思ったが、表現力と相まって「オペラ座の怪人」「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」惚れた!

日本での四季版も好きだが、来日公演して欲しい…マヂで(あ、モチロンALW版)
カテコも盛り上がったよ~
客席年配の方が若干多かった気がする。

No.578 「ヘンリー五世」

2018年05月28日 22時46分06秒 | 過去の観劇記録
2018年5月27日(日) マチネ 新国立劇場・中劇場 1階 18列 センターブロック シモテより

ヘンリー五世=浦井健治、ピストル=岡本健一、王女キャサリン=中嶋朋子、シャルル六世=立川三貴、ウェスモランド伯=水野龍司、ガワー=吉村直、皇太子ルイ=木下浩之、オルレアン公=田代隆秀、エクセター公=浅野雅博、王妃イザベル=塩田朋子、フルーエリン=横田栄司、ネル/アリス=那須佐代子、ベーツ=小長谷勝彦、ケンブリッジ伯=下総源太朗、フランス軍司令官=鍛治直人、バーガンディー公=勝部演之、トマス・アービンガム=金内喜久夫、他。
作=ウィリアム・シェイクスピア、翻訳=小田島雄志、演出=鵜山仁、美術=島次郎、照明=服部基、衣裳=前田文子、他。

即位したばかりのヘンリー五世の宮廷にフランスからの使節が訪れる。さきごろヘンリーの曽祖父エドワード三世の権利に基づき要求した公爵領への返事を、フランス皇太子から遣わされたのだ。そこにはヘンリーの要求への拒否だけではなく、贈呈として宝箱一箱が添えられていた。中身は、一杯に詰められたテニスボール。それは、若き日のヘンリーの放埒を皮肉った、皇太子からの侮蔑だった。それを見たヘンリーは、ただちにフランスへの進軍を開始する。
(あらすじは公式HPより)

前回ヘンリー四世を観劇して、今回劇場に入った瞬間に木組みのセットが目に入って懐かしくなった。

ヘンリー五世の、最初の衣装も引き続きの白い衣装だし!
しゅうさん~!
舞台上には床一面に子供の落書きのような様々な色のラインが引かれていて、シモテ端には水場(ここにキャストが落とされてりしてねw)。舞台奥には丘。
また前田文子さんの衣装が素晴らしい。特にフランス側の深い青で金色の百合模様。ゴーヂャス。その分イギリス側のくすんだ茶色やグレーとの対比。ヘンリー五世の衣装は白から、戦闘が激しくなるにつれてどんどん血に染まり赤くなっていく。

戦闘シーンも旗(フラッグ)を使ったり、影絵など「想像力を働かせ」る演出が多かった。
説明役の方達も大活躍だったしね。

浦井くん、昔やんちゃしてたハルの面影がチラホラするw
もう少し王の威厳が欲しかった気もするし、演出の都合か舞台セットの都合なのか良く解らないがカミテ方向を向いて演技する事が多かった(全キャストに当てはまる)。
それと下を向いて小声で独白をするシーンなど、やはりセリフの口跡があまり良くない。
王女キャサリンに若干無理矢理キスを迫ろうとするシーンで、王女の侍女アリス@那須さんにマヂで剥がされてましたw
ピストルの岡本さんwww前回のまま!
シャルル六世役の立川さん、その王妃(久しぶりすぎる!)塩田さん~
中嶋朋子さんの奇蹟な王女(12歳??)すごい本当に見えるのよ!
めっちゃカッコイイ鍛冶さん!
皇太子ルイ@木下さんもナカナカ(皇太子ってば!)
ニラ野郎って言われまくるフルーエリンの横田さん素敵。「サ行」が「しゃししゅしぇしょ」に訛ってるし。
ニラってなっているけど本当はリーキ。見た目はネギっぽいのだがw
他のウェールズ出身の兵士達も皆それぞれに訛ってる(鹿児島弁とか東北なまりだったり)

文学座や演劇集団・円の方々始め、きちんと基礎がある俳優さんとの力量の差が出てしまった感あり。
劇場の構造上仕方ないのだろうが、両端(特にシモテ)の人はキャストの背中しか観られなかったのではないかと思う。
これでセンターブロックと同じチケット代というのは一考すべきではないだろうか。

とにかく!ヘンリー六世が観たくなる。
観てなかったのを激しく後悔して終わった。

おけぴとe+の合同貸し切りの為、挨拶あり(浦井・中嶋・岡本)
カテコになると急にナカノヒトが覗く浦井先生でありました♪

No.577 ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」イン コンサート

2018年05月18日 22時41分19秒 | 過去の観劇記録
2018年5月13日(日) マチネ 東急シアターオーブ 2階 7列 シモテブロック

中川晃教、藤岡正明、中垣内雅貴、伊礼彼方、海宝直人、矢崎広、福井晶一、Spi。
演出:藤田俊太郎、音楽監督:島健。

シアターオーブが熱狂!
再演のチケット取れないだろうな(^_^;)

3色に変わるペンライトが光る。
結構年配の方もいらっしゃったので、フォーシーズンズのファンだったのだろうか?

コンサートは本舞台と同じように、フォーシーズンズの奇蹟を四季になぞらえて進んでいく。
ときどき初演の舞台映像が舞台奥の大画面に流されたり、客席やキャストを映したり。
(初演の映像が残ってるなら円盤化してくださっても良いんですよ?東宝さんw)

アッキーが凄すぎる!初演時よりも声の伸びは良いんじゃないかと。
それと藤岡くんのヤサグレ兄貴感w
再演は出演しないのが勿体ないわ~
久しぶりに拝見する中垣内くん。
安定の海宝くん♪
ぴろしぃ~☆
福井さんと海宝くんが一緒だとなんとなくレミ感(笑)
Spiさんも なかなか良いです!
ミトゥがいないの残念…

ウタウマさん揃いで安定の楽しさ。
カテコもオールスタンディングで盛り上がりました☆

No.576 「修羅天魔~髑髏城の七人Season極」

2018年05月16日 22時40分34秒 | 過去の観劇記録
2018年5月12日(土) ソワレ IHIステージアラウンド東京 19列 センターブロック シモテより

極楽太夫(雑賀のお蘭)=天海祐希、兵庫=福士誠治、夢三郎=竜星涼、沙霧=清水くるみ、カンテツ=三宅弘城、狸穴二郎衛門=山本亨、ぜん三=梶原善、天魔王/織田信長=古田新太、他。

関東荒野に現れた一人の美女、渡り遊女の極楽太夫(天海祐希)。だが彼女こそは、かつて織田信長に最も信用され愛された凄腕の狙撃手だった。
折しも関東では。髑髏の仮面で素顔を隠した天魔王(古田新太)が率いる関東髑髏党を名乗る軍団が難攻不落の髑髏城を築城、豊臣秀吉の天下統一を阻まんと関東に覇を唱えその勢力を広げていた。
その髑髏党に追われる熊木衆の少女・沙霧(清水くるみ)を行きがかりで助けた極楽は、関八州荒武者隊の頭目である兵庫(福士誠治)の口利きで無界の里に身を寄せる。宿場も兼ねているため旅人やボロボロの着物を着た貧相な百姓風の男・ぜん三(梶原善)など、街道を旅する様々な諸事情を抱えた人々が出入りする色里・無界では、一番人気の若衆太夫・夢三郎(竜星涼)がこの里を盛り立てていた。
そこで極楽を待つ狸穴二郎衛門(山本亨)と名乗る牢人。彼は、極楽に天魔王暗殺を依頼する。二郎衛門の正体は徳川家康。信長を通じて極楽とも親しい仲だったのだ。秀吉は天魔王討伐のために20万余の大軍を率いて進軍していた。関東で大戦が起きる前に天魔王を倒そうという策に乗る極楽。沙霧をとある山奥にこもる鉄砲鍛治、贋鉄斎とその弟子であるカンテツ(三宅弘城)の元に向かわせる。無敵の鎧を貫く鉄砲を作るよう頼んでいたのだった。
だが、彼女に狙われていることを知った天魔王は自ら極楽の前に現れその仮面を取る。その顔は、織田信長と瓜二つだった。
「貴様こそ信長公の仇」。極楽が銃口を向けたとき、天魔王は意外な真実を告げた。
修羅の道を行く女と天魔の世を作らんとする男。二人の奇しき縁の歯車が再び回り出す…。
(あらすじは公式HPより)

ついに髑髏城攻めもラストです!
極髑髏は、他の髑髏城の登場人物がチラホラしたりするけど基本、太夫が捨之介の役もしてた感。
夢三郎は蘭兵衛を彷彿とさせるしね~

それにしても誰も声を嗄らしてなかった。
そして今までで一番ステアラの開口角度(?)が大きく、シモテ~カミテまでを随分と広く使っていた。観る方の視野も広くないとダメだし、動きながらの演技も増えたので、少し疲れたかも。
映像も当然一番凝ってるんだけど、若干やりすぎな気もしなくもない。
(極髑髏以外は終演後に無界の里のセットを通って帰れたのだが、今回はダメだった)

主役の太夫が銃の使い手、という点と、キャストの年齢を考えて(^_^;)若干殺陣少なめ。
本水の川ナシ。

1幕がとても長く感じた。なんだろう…やはり劇団員それぞれに見せ場を作るからなのか?

天海太夫はとにかくカッコイイ!
一人舞台上にいてもサマになるぅ~
スリット深めのチラリズム御着物もお似合いだし、太夫のお目見えシーンのゴーヂャス衣装も素敵。
織田信長とのプラトニックなラブ。
主に殺陣担当(?)の福士くん@兵庫と竜星くん@夢三郎。
もー福士くんの兵庫は、最初「少し年齢が高いな」と思ったけど、相変わらず真っ直ぐな兵庫!ぜん三兄サ(梶原さん)との兄弟鎌遣い!戻り鎌!
竜星くんは最初女形として登場。あらま~美しや。後に「実ハ」で出てくるんだけど、結局天魔王の駒としか見られてなかったのねorz

だいたいどのキャストも声をツブしてた沙霧だけど、清水くるみちゃん強い!
カンテツ三宅マンはズルすぎるし(笑)タナカ?カタナ?
山本亨さんの狸穴シブぃ。
天魔王/信長のふるちんは殺陣省エネ。全体的に流してる感がなくはないが、あれが ふるちんだからなw

やっと真打ち登場の川原さん@清十郎!かっこいい~!
手裏剣かと思ってたら折り鶴(もちろん金属製だろうが)だったのね(オペラで未確認すぎたw)
メタルさんの水神坊♪
ミュージカル界ではそこそこ名をしられているけど新感線にご登場とは!な原慎一郎くん!牛か?!
急にミュージカル始まる髑髏党のメンツでした(もう少しミュージカルパロディかと思ったら、そうでもなかったw)

No.575 ミュージカル「1789」

2018年05月14日 22時30分07秒 | 過去の観劇記録
2018年5月12日(土) マチネ 帝国劇場 1階 U列 センターブロック ほぼセンター

ロナン=加藤和樹、オランプ=夢咲ねね、マリー・アントワネット=龍真咲、シャルロット=田島凜花、ルイ・ジョセフ=寺崎柚空。他。

東京公演千秋楽観劇。
客席もアツい!
ちょっと細かい所も良く観るように(DVDには収録されないであろう・笑)
特にシモテ端にいる広瀬フェルセンとかw
ラマールちゃんの本気(と書いてマジと読む)テントウムシとかww
ペイロール岡様が、和樹ロナンに焼きごてあてるシーンとか(ちゃんと煙が出るハイテク焼きごて)

三浦ロベピが若干お疲れ感があったが、やはり見目麗しい♪
2幕初めの「誰の為に踊らされているのか」のダンスで、白いフワフワの袖が膨らむのに萌ぇると言う(^_^;)
「サ・イラ・モナムール」で突然(?)出てくるロベピの恋人の扱い(抱かれる所も背中しか見えなかったり、ロベピに隠されてたりしてるのよ~!)が若干雑(あ、ロベスピエールが雑に扱っているワケではないw)
ロナンが亡くなるシーンで、ロベスピエールだけが慟哭して背をのけぞり、一人嘆いているんだけど、ここで何かスイッチが入った感じもある。この後ロベスピエールは恐怖政治へと走っていくワケだしね。

前回観劇時よりデムーラン@渡辺くんの声が出てた。
思った以上に良かった龍アントワネット。もう少し声量があれば尚良し。
千秋楽で増澤ノゾムさんのルイ16世をガン見。かわいい~(ちなみに増澤さんのtwitterも、なかなかのセンス)
ねねオランプの方が、カズキマンとのバランスが良かった感。

千秋楽なのでサカケン兄さん@ラマールがバスティーユ地下通路を行くシーンで、普通は「ガイコツが…」と客席の人をイヂるくらいなのだが、「感動してカーテンコールですぐ立つ!」みたいなアオリで客席大盛り上がり。

カテコの手拍子がすばらしく合ってて、ちょっと感動してしまった♪
挨拶はカズキマン&ねねちゃん&龍さんのみ。
ナンバーが録音だからさ~ ちょっとアレンジ出来ないのねorz
数回目のカテコで、ハケる増澤ルイの肩にルイ・ジョセフ、龍アントワネットと手をとり一家むつまじく去るショットにホンワカしました~。

「1789」はストーリー的には少々イマイチなんだけど、曲にパンチがあるので耳なじみがしやすいのが良い所だと思う。
それに見目麗しい男子陣を愛でるのにも☆