アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(中央競馬)嘘松コメント

2024-07-01 16:44:36 | 中央競馬
 競馬に限らず、ネット上では適当なコメントが無数にあり、アベマ(ここは投稿者の名前が表示されない)のミッドナイト競輪とかでの的中宣言は、一体何割が本当なのだろうかと気になることはありますが、まあこれもネタのようなものだし、嘘だったとしてもこちらには何の被害もないので、いちいち嘘松呼ばわりすることはないのですが、先日あったケースは別でした。

 某コメント欄にて、99年の天皇賞秋で、生涯唯一の帯封をゲットしたというコメントがありました。ウマ娘のアニメ1期でも描かれた、スペシャルウィークが勝ちステイゴールドが2着になったレースです。万馬券となり、これに1万円賭けていたということです。これを買った理由としては、スペシャルウィークは前哨戦で負けてしまったがここでは最低でも2着以上だと信じていたということです。当時スペシャルウィークをじっくり見ていたものとしては、宝塚記念も含めて直近2戦の内容から半信半疑どころか3信7疑くらいで、よく信じれたなと思いますが、これは本人が言うならそれ以上追及することはありません。
 しかし、この人はレースの内容について次のように書きました。

「ステイゴールドの末脚がものすごくて、スペシャルウィークを交わしそうな勢いだった」

 このコメントはさすがに首をかしげざるをえません。レースを見れば分かりますが、あのレースではスペシャルウィークが大外から「ものすごい末脚」を発揮して内から伸びるステイゴールドを差し切って勝ったレースであり、どう客観的に見ても「(ステイゴールドが)スペシャルウィークを交わしそうな勢いだった」レースではありません。25年も前の話なので、記憶違いかもしれませんが、「生涯唯一の帯封」のレースを、その後全く見ていないなんてことあるでしょうか。今はYouTube(JRA公式でもこのレースがある)とかでも簡単にレースを見ることができるのに。
 この人は、更におかしなコメントをしています。

「もしステイゴールドが差し切っていたら、もっと儲かっていた」

 当時の馬券は馬連までしかありません。3連単はもちろん馬単もないので、ステイゴールドが差し切ってもっと儲かるということは、ステイゴールドの単勝を買っていたということになります。しかし、この人はスペシャルウィークを信じていた人なので、ステイゴールドの単勝を買っていたのはまだ理解できても、それならスペシャルウィークの単勝も買っていないと筋が通りません。しかし万馬券に1万円も張るような人ですから、単勝は5万円とか10万円とか買っていないとバランスが悪くなります。
 もし当時3連単が発売されていたら、仮にスペシャルウィークが本命でステイゴールドが押さえだったとしても、3連単を100円ずつとか千円ずつとか均一で買っていて、その結果人気薄のステイゴールドが1着になれば配当が跳ね上がるというケースもあるわけですが、当時の馬連までしかない状況ではちょっと考えにくい話です。

 まあ、十中八九作り話なのかなと思いますが、それにしてはこの人が書いていた馬連の配当は10円の単位まで正確でした。レースの内容を覚えていないのに馬連の配当は覚えていた・・・ということはちょっと考えにくいので、どこかでレースの結果を見たのだと思うのですが、それなら当時の馬券が馬連までしかないのは分かりそうな気がします(3連単は何倍だったのかな→書いてない→当時は3連単は無かったのかという感じ)。そもそもこの人は、馬連に1万円賭けていたと自分で書いていたのに、なんで「ステイゴールドが買っていたらもっと儲かっていた(一応書いておきますが馬連は1,2着が入れ替わっても結果や配当は何も変わりません)」なんて書いたのか、はっきり言って謎です。

 ということで、当然この件について返信でツッコミが入りましたが、この人はコメントを消して逃げました。この人のハンドルネームは凄く覚えやすいもので、他でも多数のコメントをしている人でした。さすがに他のコメントを追いかけて聞くようなことはしませんが、ことの真相を聞いてみたい気持ちはあります。

 例えば100円だけ当たったものを「100枚(100円券100枚=1万円)買ってた」とか大げさに言ったり、そもそも当たっていないのに当たったと言ったり、この辺は勝手にすればいいのですが、嘘をつくならせめてバレないようにやってほしいと思います。

最新の画像もっと見る