アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(中央競馬)歴史的な瞬間に

2021-04-28 13:30:21 | 中央競馬
 4月11日、私は阪神競馬場にいました。
 当時は、指定席の予約を入れることができた人だけ入場できるというシステムでした。試しに2200円の指定席を申しこんだところあっさり当選。入場することができました。
 指定席はペアシートみたいな形になっているので、隣の席との間にはアクリル板でも設置しているのかと思ったら、何と全てのペアシートは1つしか使えない仕組みでした。予約も1人しかできないので、知り合いでも隣の席には座れません。よく当たったものだと思います。或いは、一番安い500円の席の方が、競争率が高いのでしょうか。

 阪神競馬場に来るのは10回を超えると思いますが、こんなに空いている阪神競馬場は初めてです。
 生でレースを見ることが目的ですから、メインレースまでは控えめです。本場のレースを馬連で買いました。それでも1レースしか当たりませんでした。
 9レースは忘れな草賞。このレースには、マジカルステージという馬が出走していました。この馬の馬主は大和屋暁。アニメの脚本家で、名馬ジャスタウェイの馬主としても知られます。この馬の母は、やはり大和屋氏が所有していて、オープンまで進んだオツウです。マジカルステージの名前の由来は、氏が脚本を担当していた「おジャ魔女どれみ」の中で、魔女見習いたちが全員(たまに一部欠けることはある)が心を合わせて使う魔法のことです。未勝利を勝ったばかりで6番人気でしたが、なぜかルメールが乗ってくれました。ルメール以外の騎手だったらもっと人気がなかったかもしれません。それでも、馬券はこの馬から買いましたが、レースは後方から追い込み4着とそれなりに健闘しました。

 10レースの大阪ハンブルグカップには、超軽量馬として人気があるメロディーレーンが登場。ハンデ戦で51kgということもあり、2番人気に推されましたが、後方のまま見せ場なく10着に終わりました。勝ちタイムは2分35秒1のレコードタイム。2500mでこのタイムは平凡じゃないかと思ったら、よく見たら2600mでした。ということは、2500mは2分30秒以下で走ったことになります。疑いようもなく高速馬場です。

 そして11レースは桜花賞です。
 ソダシは、阪神JFも何とか勝ったという感じ。白毛ということで注目されており、多少過剰人気のような気もしましたが、競馬ブックでは状態面に何の不安もなく、パドック診断も問題なし。これは切る材料がないと思い、同じく不安材料が少ないと判断した1番人気のサトノレイナスと共に買うことに。馬券は馬連で、手広く流しましたが、人気馬だけに相手は絞りました。JRA-VANのスマッピー投票を使って、配当が均等になるように配分しましたが、期待回収率は200%をも下回りました。しかし、当てることが大事なのでそれでも構わないと思いました。
 桜花賞のレース前には、「私たちはそこにいた」みたいなテーマで、阪神競馬場で行われたレース映像が3つ、ターフビジョンで流されたのですが、その3つのレースが、ウオッカの阪神ジュベナイルフィリーズと、ダイワスカーレットの桜花賞と、ゴールドシップの宝塚記念でした。全部ウマ娘・・・どころか、全部チームスピカです。JRAは、他のゲームとの兼ね合いで、特定のゲームとはタイアップしたことはないと思いますが、それでもちゃっかり乗っかろうとしているのでしょうか(笑)。

 結果。
 サトノレイナスはスタート一息で後方から。これはもう終わったと思いました。一方ソダシは好位置に付け、直線で上手く外へ持ち出すとあっさり抜け出しました。しかし、2番手争いで脚色がいいファインルージュは切っていたので、これは終わったかと思ったのですが、後方にいたサトノレイナスが、ルメールの手綱さばきに応えて伸び、2着に食い込みました。32.9秒という驚異の上りタイムを記録しており、まともならと悔やまれます。
 一方、ソダシが抜け出す瞬間を目の前で見たわけですが、年のせいか思わず涙が出そうになりました。ただただ美しかったです。馬券も当たりましたが、とにかく見に来て良かったと思います。

 ということで、阪神競馬場で行われるGIは全部応募しようと思い、5月2日の天皇賞も応募しましたが、抽選結果が判明する前に緊急事態宣言で無観客にになってしまい、自動的にキャンセル扱いとなりました。宝塚記念は、何とか現地で見てみたいものです。

 写真をあげておきます。古いデジカメを久々(約7年ぶり)に使ったので、ちゃんと取れているか不安でしたが、意外にちゃんと撮れていました。


 競馬場に着いた時の外の様子です。GI当日どころか、重賞もない土曜日でもこんなに空いていたことはありません。


 外の椅子もソーシャルディスタンスです。でも、全員自分の指定席があるので、席が足りないということはありません。


 きれいにデコレーションしてあるゴール板です。


 メインまでに唯一当てることができた馬券。4.7倍×500円ですから、ショボいです。でも、これでも十分満足できるようになってしまいました。


 9レースのマジカルステージ。今週出走予定なので、一歩ずつ上がってくれたらと思います。


 こんな感じで、客はあのラインまでしかコースに近づけません。


 10レースのメロディーレーン(左)。あまりうまく撮れませんでした。



 桜花賞のソダシ。こちらは比較的上手く撮れました。


 締め切り直前の様子です。



 桜花賞直前のターフビジョン。「私たちはそこにいた」も少し撮れば良かった・・・。


 ゴール直前の様子。時計も写ってるし、思いのほか上手く撮れました。



 当たり馬券と払い戻しの様子。JRA-VANを使えばこんな細かい資金配分も簡単です。


 ソダシの馬券。上は、高知に行って買いました(ソダシのために高知に行ったわけではありません)。桜花賞については、換金すれば500円になりますが、換金しないつもりです。

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