goo blog サービス終了のお知らせ 

アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)なんで主人公?

2016-10-09 17:07:27 | パチンコ
 久しぶりに実践記を残しておきます。

 機種は「戦国無双猛将伝」。戦国無双のパチンコは、最初は京楽から出て、その後サンスリー(三洋物産系)から発売されています。前作は結構ギャンブル性が高かったように記憶していますが、ほとんど打っていないので詳細は忘れました。
 今回は155分の1ということで、ライトミドルかと思いきや、実質は現フルスペック並みのギャンブル性を備えています。また、Vチャレンジというシステムを搭載していて、一見ガチ抽選システムのようにも見えますが、実質的にはデキレースになっていて、Vチャレンジに入った時点で、Vに入るか入らないかは決まっています。ただし、入る状態なのに右打ちをせず、Vアタッカーに玉を入れなかった場合は、大当たりは消滅する・・・と思われます(実際に試していないですが、デジタル停止時点ではラウンドランプが点灯していないので、玉を入れなければ恐らく消滅します)。
 155分の1という確率は、Vチャレンジを経由せず大当たりに突入する確率と、VチャレンジからVに入り出玉を得られる大当たりの合計値です。数字揃いで当たる「極戦ボーナス(4R)」はバトルモード突入確定ですが、全体の6.3%しかなく、最強リーチの「山崎の戦い」以外ではまず当たりません。一番多いのは、リーチハズレ後に役物がピクピク動いて、その後飛び出してくる「天下取りチャレンジ(3R)」ですが、バトルモード突入が6.3%に対し、突入せずは48.8%もあり、期待度は10%ソコソコしかありません。私は2日の実践で一度も成功しませんでした。そして、Vアタッカー経由で突入する「戦ボーナス」が残りの38.6%となりますが、こちらはバトルボーナス突入期待度
が50%もあります。なお、突入に失敗したら8ラウンド継続となります。
 バトルボーナスに突入したら、次の大当たりは保証されます(ヘソで当たった場合はどうなるか不明だが、V確変機ではないので、時短が保証される可能性あり)。普通に右打ちしてバトルに入ったら、打ち出しを停止して、演出を眺めていてください。多分必ず勝ち、8ラウンドの出玉を獲得できます。なお、電チューは2個賞球なので、玉増えはまず不可能です。メモリー追加の必要がない時は打ち出しを止めてください。
 勝負となるのはこの次。2回目以降は0.5%の例外を除き、時短は1回転で終了です。従って、1回転目が停止するまでに、保留を2個点ける必要があります(この台の電チュー保留は最大2個です)。2個点くまでは右打ちを継続し、点いたら即打ち出しを停止します。各メモリーは2.5分の1(40%)に当たれば実質大当たり(Vアタッカーに必ず玉を入れる)となり、トータル連チャン率は78%に上ります。
 問題は、メモリーの追加が可能かどうかという点。普通のパチンコの時短終了時と違い、1回転目のデジタル停止(ここで時短終了)後に少しタイムラグがあり、その後保留の消化が始まるので、メモリーの追加を難しくしています。打ち出しのタイミングが遅いと、スルーに玉が通らないこともあるし、早いと電チュー開放が終わった時にまだメモリーが消化されていないということになり、更にスルー通過で電チューが開放しないことが多いということもあって、私は1回も成功できませんでした。雑誌の実践データでは、追加できたという報告もあるので、挑戦するなら1回転目のボタンプッシュが出る直前くらいに打ち出せばいいのではないかと思います。
 2~3回転目については、何もすることはなく、演出を見るだけということになります。玉の無駄になるので、打ち出しは必ず停止させましょう(右打ちという液晶の表示も消える)。

 通常時について。
 Vチャレンジについては、アタッカーの賞球は3個しかないので、ハズレ確定なら打たなくても良いくらいですが、現時点ではランプパターンを調べない限り判別できず、せっかくの当たりが消えてしまう可能性もあるので、素直に打った方がいいと思います。ただし、節約は可能です。Vチャレンジの説明が終わった後、カウントダウンの音がするので、音が終わったらすぐ打ち出しを開始し、音と共にVアタッカーが一瞬開いたらすぐ打ち出しを停止します。Vに入らなければ2回目もあるので、同様の操作を行ってください。これだけでも、打ちっ放しにするよりは遙かに節約できると思います。
 更に、僅かですが玉を増やす方法があります。「天下取りチャレンジ」のあおりが失敗した時、元の画面に戻ったあと、液晶上で扉が一旦しまり、開いても元のままという演出が(実践上)必ず発生します。この時、実は内部では小当たりとなっており、Vアタッカーが2秒程度開きます。タイミングを合わせれば4発入れることができ、持ち玉を8発増やすことができます。結構頻繁に発生するので、1日完璧に実践すればそれなりに増えると思うので、面倒くさがらずに実践しましょう。なお、タイミングは扉が閉まった瞬間に4発打つという感じです(微妙にズレるようなら調整してください)。
 なお、サンスリーの台はハンドルにストップボタンとは別にもう一つボタンが付いています。これを押すと、ハンドルを回さずに右打ちできます。Vチャレンジや小当たり狙いの時は重宝するので、積極的に使ってください。なお、ボタンを離しても、最初の一発目は右に飛んでいくことがあるので、小当たり4発打ちの場合は、3発打ったらすぐにボタンを離し、4発目が飛んだら打ち出しを停止するという感じで、1発の無駄を防げます。

 実践結果。
 1日目は30K入れて一度もバトルボーナスに突入せず惨敗。2日目はバトルボーナスどころかVチャレンジ経由の通常当たり(8ラウンドなので玉持ちには貢献する)すらなく50K飲まれ、財布の中の最後の万券(これが無くなったらさすがに止めようと思っていた)を入れたらすぐにVチャレンジからの大当たりが発生しバトルボーナス突入。これがまさかの20連チャンとなり、前日の負け分も一気に取り返しました。ところが、ここからまた当たらなくなり、当日分だけチャラのレベルで終了。ライトミドルどころか、フルスペック並の暴れぶりを見せつけてくれたのでした。

 感想ですが、システムとしては面白いと思うし、バトルボーナスのスピード感も抜群です。ただ、通常時のゲーム性は単調で、もう少し何とかならなかったかと思います。あと、なんで主人公を豊臣秀吉にしたのか意味不明で、Vチャレンジに当たるといちいち出てくるサルが鬱陶しかったです。ガチ抽選しているように見せたかった気持ちは分かりますが、この仕様のせいで通常時のテンポが悪くなってしまったのは残念・・・。

(パチンコ)なんか違う

2015-02-28 14:14:39 | パチンコ
 スペックの面からもビジュアルの面からも、いずれは打ってみたいと思っていた、サンセイR&Dの新台「麻雀姫伝」を打ってきました。

 スペックの面は、昔の花満開や大工の源さんを彷彿とさせる、確変2回継続(のような)システムを採用しているということ。初当たりの50%の確率で確変に突入すると、2回当たる間に一度でも47%の確変を引けば、確変が延々と続くことになります。
 ビジュアルの方は、オリジナルのキャラクターが登場し、演じる声優は掛け値なしに人気声優ばかり。一応、現実の麻雀プロも実写で登場しますが、全面に出てくるのはアニメ風のキャラクターとなっています。

 簡単に実践結果を紹介すると、初当たりに20.5Kかかるものの、その後は初当たりと確変突入は実に順調。しかし、肝心の連チャンが期待通りに出てくれず、最高でも7連チャンどまり。これが祟って、僅かなプラスで終わってしまいました。釘は千円20回程度と、等価の割にはまずまずでしたが、アタッカーが少し厳しかったので、ボーダー前後というレベルだったかもしれません。

 さて、この2回継続確変のシステムについてです。なお、内容は私の予想も含まれているので、実際は少し違うかもしれません。
 初当たりが4ラウンドだった場合は、時短に突入します(15ラウンドだった時は即終了で左打ちに戻す)。大当たり中にVゾーンに玉を入れるというシステムではありません。ここまでは、AKBのシステムと同じです。
 スルーチャッカーを通すと、ベロチャッカーが開放されるのですが、ここに玉を1つ入れると、ヘソメモリー消化中の場合(ヘソメモリーが残った状態で大当たりしたなら、確実に消化中のはず)は、ヘソメモリーの消化を待つことになります。ここで、この1回転がたまたま当たらない限り、変動が停止し、即座に電チュー(ベロチャッカー)メモリーの消化が始まります。その後、ベロチャッカーにもう1個玉が入れば、盤面上部のVランプが2つとも点灯し、準備完了となります(ここでハンドルから手を離す)。要するに、電チューは1個だけメモリーを持っているということです。
 しばらくすると右打ちするように言われますが、玉の節約のためこれは無視。その後、カウントダウン音(時報みたいな感じ、一度聞けば分かると思います)が鳴り終わったら打ち出しを開始します(このタイミングでも多少早すぎるくらいだが、玉詰まり防止のためにこの辺から打ち出した方が良いかも)。そして、盤面右下のアタッカーが開き、1個でも玉が入ればV入賞となります(ここでもいったん手を離す)。
 その後まもなく、下部アタッカーが開くので4ラウンドを消化します。その後、バトルが始まるので一旦手を離します(稀に、告知を経て即座に5ラウンド目がスタート→15ラウンド大当たり確定となることがある)。このバトルに負ければこのまま終了(僅かに時短獲得の可能性あり)、勝てば15ラウンドプラス時短獲得です。
 時短を獲得した場合は、大当たり終了後即座に打ち出しを開始。残り2回の時に当たった場合は、電チューに1個玉を入れれば準備完了。残り1回の時なら、最初の時と同様に2個玉を入れる必要があります。
 残り2回だった時に、時短を獲得できない4ラウンド大当たりだった場合は、電チューメモリーの保留が消化されます。やはり液晶でタイミングを教えてくれるので、カウントダウンが終わったら打ち出しを開始します。
 残り1回だった時に、時短を獲得できない4ラウンド大当たりだった場合は、連チャン終了となり右打ちに戻します。

 以上のことから、次のようなケースが想定されます。

 時短獲得後1回転で、ヘソメモリーが当たってしまった場合→電チューに玉を入れておけば、仮にその当たりが15ラウンド(通常)だった場合も、もう1回は大当たりを消化できます。

 時短獲得後、ベロチャッカーに1個しか玉を入れなかった場合(残り2回からの時短獲得時は除く)→次の大当たりで時短を獲得できなければ、大当たり1回で通常時に戻ります。

 時短獲得後にトイレに行った場合→ヘソメモリーが当たらない限り、時短状態は維持されるはずです。ただし、当たりが確定(デジタル停止)した時点で時短が終了してしまうため、ヘソの大当たりが確認できてから右打ちを行っても電チューが開かないかもしれません。ヘソメモリーがゼロでない限り、トイレには行かない方がいいでしょう。

 時短獲得できず、残り1回だった時に、Vアタッカー開放時に玉を入れなかった場合→大当たりはパンクとなり、通常状態に戻るはずです。

 以上、実際に試す場合は自己責任でお願いします(笑)。


 攻略要素は少ないですが、液晶に「右打ち」と表示されているのに、打ってはいけない時間が非常に長いので、その点は注意が必要です。慣れたら、ベロチャッカーに1個目の玉を入れたら打つのを止め、電チューメモリーの消化が始まってから打ち出しを再開した方が、より効率がいいのではないかと思います。

 スペックについてですが、私は大きな不満があります。
 昔の台はほとんどそうでしたが、花満開も、大工の源さんも、大当たりの出玉は確変絵柄通常絵柄にかかわらず全て一定でした。従って、まだ2回残っている時の確変大当たりは少し無駄になるような気がする一方、残り1回の時に引いた確変はすごく得をした気分になったものでした(例:確確通通の場合は4連チャン、確通確通通の場合は5連チャン、どちらも確変2回だが出玉には差が出る)。
 しかしこの台は、通常当たりは4ラウンド分の出玉しかありません。従って、残り2回で引こうが1回で引こうが、その差は4ラウンド分の僅かな出玉の分しかないということになります。私としては、(出玉は仕方ないとしても)当時の興奮を全く味わうことができませんでした。
 当時の興奮に少しでも近づけたいなら、右打ち時の全大当たりを10ラウンド程度に固定するか、或いは15ラウンドでも時短に入らないことがあるという感じにしてほしかったと思います。
 なお、実は時短に入っても3回ポッキリで終わってしまった場合は、通常大当たり時より出玉が少なくなるという仕様になっていたりします。

 一方、ビジュアルの面について。
 麻雀物語もなかなか優秀でしたが、こちらも秀作だと思います。魅力は主人公の麻姫(まき)に集約されていて、その分他のキャラクターの存在感が薄いですが、まあそれでも別にいいかなと思います。麻姫が覚醒して髪が金色になると、豊崎愛生の演技もガラッと変わるので、これも声優ファンとしては楽しめる部分です。余談ですが、今度新作が出る見込みの、麻雀物語の主人公風上まどかを演じるのは日笠陽子ですから、思わぬところで「けいおん!」ボーカルバトルとなってしまいました。
 他では、歴史上の実在の女性が登場するパチンコ「華恋姫伝」から、平野綾演じる茶々が、主人公側の仲間の一人として登場します。当時の、いかにもCGという感じではなく、2Dアニメ風の雰囲気に描き直されています。お市と濃姫もちらっと登場しますが、濃姫は川澄綾子が続投しているのに対し、お市は朴ろ美から内山夕実(小冊子には内山夕「美」と書いてあるが、多分誤植だろう)に変わっています。理由は分かりませんが、お市は正直どこで喋ったかも分からないくらい台詞が少ないのくらいなので、スケジュールが合わなかったというよりは経費を節減したんじゃないかと思います。
 敵の方は、久々に関西弁の演技を聴けた植田佳奈も印象に残りました。一方、「咲」のケースとは逆に、幼い妹(麻姫)に国士無双を和了られ、ふてくされて(笑)出て行った姉の雲雀ですが、そこまでは到達できませんでした(7回くらい勝てば戦える模様)。

 確変中のバトル演出は3種類から選べますが、ほぼアニメキャラとのバトルばかり見ていました。敵は基本的に3種類で、更にキャラ登場時の星の数(牙狼同様、少ないほどチャンス)で信頼度が変わるようです。他にも自分、及び相手の手牌でチャンスアップ演出となりますが、星2つの相手で、相手は単騎、自分は両面(シャボ)待ちで、自分のツモ番と全てのチャンスが乗ったのに負けたこともあります。
 負けたら突然レンか夢月が登場(最初は復活パターンかと勘違いした、というか、復活パターン自体見たことがない)。ボタンプッシュで成功すれば4ラウンド時短ということになりますが、一度も見ることができませんでした。なお、ラウンドランプは15ラウンド(通常時の大当たりはほぼこれがつく)、16ラウンド(電チューからの大当たりはほぼこれがつく)に加え、4ラウンドランプが存在するのですが、一度もついたところを見たことがありません。まさか、4ラウンド時短の時はこれがつくのでしょうか。

 結論としては、パチンコとしてはまあまあ面白いけど、ボーダー以下はもちろん、ボーダーぎりぎりでももう打たなくていいかなという感じです。できる範囲でスペックを工夫してほしいと思います。





覚醒した麻姫の一場面。なかなかいい感じです。なお、このリーチは当たりません(笑)

(パチンコ)タイアップの感想と今後の動向

2014-09-20 23:57:38 | パチンコ
 5月7日の記事でタイアップの動向について色々と書きましたが、まずはその後発売された機種を打った感想を書いておきます。

〇化物語

 ある程度予想はしていたが、パチスロほどの人気は出なかったように思う。
 発売当初にいくらか打って、勝ったり負けたりという感じだった。演出面は化物語の雰囲気を維持していて、そんなに悪くないと思うのだが、リーチアクションなどはそれほど物珍しさがなく、スペックも平凡なので、何度も打ちたいとはあまり思えなかった。

〇咲-Saki

 少し打ったが勝てなかった。あまり回らなかったし・・・。
 こちらも、良くも悪くも普通のパチンコという感じ。演出もそれほど悪くないのだが、バトル演出が2対2なのは少し抵抗があった(原作は、少なくとも試合では各高校から一人ずつ出て4人で対戦する方式しかとらない)。

〇モーレツ宇宙海賊

 それなりに打った。収支はトントンか少しプラス程度。
 ガチ抽選は、ゴト対策とはいえ、ガチ抽選なのに、ガチ抽選の空気をほとんど感じられないのが残念。ただ、ライトミドル版はST中も4Rと16Rの抽選をするので、こちらは見返りが4倍違うこともあり、ミドル版よりは少し燃える。演出は、それなりに打ったこともあり、上の2つよりは楽しめた。

〇涼宮ハルヒの憂鬱

 演出、スペックとも決して悪くないのだが、よりによってAKBと似たようなスペック、演出にしたことに激しい違和感がある。
 個人的に、パチンコのAKBは嫌いではないが、アニオタとアイドルオタが、それぞれ一緒にされることを嫌がっているのに、よりによって大人気アニメのタイアップを、大人気アイドルのパチンコと同じようなものにしたのか。それをするなら、SANKYOの子会社のサテライトが作ったアニメ「AKB0048」とタイアップして欲しかったと思う(現実的には無理だろうけど)。
 神人撃破チャレンジは間違いなくガチ抽選なのだが、回転開始から演出発生、Vアタッカー解放からVゾーン上部のストッパー解放までの時間が一定であることから、神人撃破チャレンジに当選したメモリーが点灯した瞬間に、当たるか外れるかが概ね決まってしまう(とはいえ、Vゾーン解放ギリギリのタイミングでストッパーが取れた場合は、本当のガチ抽選になってしまう場合がある)ので、モーパイ同様ガチ抽選っぽくないのは残念。ただ、モーパイよりはこちらの方がタイミングが見てわかるので、よりドキドキできるのは良い。あと、確変(正式には時短)中の、電チューの代わりにブリッジが飛び出してきて、入賞口に玉を導く様子は、なんか新鮮で面白いと思った。確変中にどうやっても玉が減る
のは残念だが・・・。

〇モモキュンソード

 導入されたばかりだがさっそく実践。フルスペックとライトミドルがあるが、岡山はほぼライトミドルしか入っていない。
 回らないのにハマリを喰らい、玉数で6750発沈んだところでやっと初当たり。これが3連チャンで終わるも、飲まれる前に次の当たりが来たと思ったら、桃子が頑張ってくれて12連。その後もう少し打ってみるも、やはり回転数は回復しなかったので終了。結果は、約400発のマイナスというショボ負けで済んだ。
 演出としては、前作を思い出させるような演出も多く、違いを楽しむことはできるが、アニメを見て心配していた通り、桃子の精悍さが薄れたのは本当に痛い。

〇風雲維新ダイショーグン

 新作が放送を終了した直後に発売されたアニメタイアップ。「最終回放送からパチンコ発売までの期間」の最短記録を(多分)大幅に更新したが、直後にモモキュンソードがあっさりと飛び越えていった。
 フルスペックということで、朝一から勝負というわけにはいかないが、途中からちょっと打っただけで2度もSTに入った。ただ、連チャンもあまり伸びなかった。当たるときはあっさり当たることもあるが、牙狼スペックなので、ハマリは相当深くなると思われる。
 実はまだアニメを全部見ていないので、実際に使われたシーンなのかどうかは知らないが、STが終了する時の演出がかなりエグイ。



 そして、今後発売される予定のタイアップ機を挙げておきます。

〇ギルティクラウン(パチスロ)

 ノイタミナから最初に発売されるのはこの作品のようです。まあ、キャラクターが多く、バトルも多いのでパチンコ向きなのは間違いないでしょう。
 メーカーがハッキリしていないのですが、パチスロらしいです。前回書いた通り、ノイタミナは京楽が制作委員会に加わっているので、おそらくこの台も京楽から出ると思いますが、パチスロだけというのが引っかかります。
 なお、前回私が候補に挙げたサイコパスについてもパチスロになる模様です。

〇おとめ妖怪ざくろ(北電子:パチスロ)

 2010年に放送されたアニメ。人間の男と、妖怪の少女が、協力して戦う・・・みたいな話だったと思います。主題歌はスフィアが歌っていますが、この曲のシングルのB面が、パチスロ「シスタークエスト2」の主題歌である、クライマックスホイッスルでした。
 しかし、北電子はジャグラー以外全く売れません。あまり期待しない方がいいでしょう。

〇銀河機攻隊マジェスティックプリンス(パチスロ)

 前回紹介した、フィールズが版権を押さえているオリジナルSFロボットアニメです。
 メーカーはまだ不明ですが、ビスティでしょうか。

〇銀河乙女(平和:パチンコ)

 前回紹介しましたが、早々とパチンコになりました。
 キャストはやはり豪華で、声優アワード主演女優賞受賞者が4人も参加しており、他の面々も全員売れっ子という豪華ぶりですが、戦国乙女と違ってキャラクターの個性などは見てみるまで分からないため、スッと受け入れられないのではないかという不安もあります。
 まあ、それなりに期待しています。

〇バーストエンジェル(山佐:パチスロ)

 2度パチンコで発売されている爆裂天使がパチスロにもなるようです。原作はもう10年以上前のアニメです。
 パチンコやパチスロの名前には、凄く出るようなイメージの単語が使ないので、「爆裂」ではなく「バースト」に変えたという経緯があります。特に人気があった作品でもないのに、わざわざ山佐がパチスロにするのはどういうことなんでしょう。

〇ささみさん@がんばらない(DAXEL:パチスロ)

 化物語の人気にあやかったのか、シャフトの新房昭之アニメのパチスロ化です。DAXELと言えば、大型液晶を搭載したオリジナルコンテンツのパチスロ「まじかるすいーとプリズム・ナナ」が思い出されます(これもシャフトがアニメを制作しています)。せっかくの大型液晶なのに活躍するのは2頭身のデフォルメキャラばかりで、実にもったいないと思いましたが、今回もねんどろいどが活躍するようです・・・。
 まあ、バトルもありますが、登場キャラクターはそんなに多くなく、果たしてパチスロに向いているのでしょうか。

〇蒼穹のファフナー(SANKYO:パチスロ)

 かなり昔に放送されたロボットアニメ。何年か前にパチンコで登場し、役物で抽選を行うタイプということで、本当に面白いと思える台だったのですが、効果的な攻略が見つかってしまい、死んだも同然の釘にされて、早々と姿を消してしまいました。スペシャルルートをもう少し改良すれば、役物タイプでも十分いけると思うので、もう一度挑戦してほしいと思うのですが・・・。
 しかし、発売されるのはパチスロ。何となく遅きに失した感があります。これを出すくらいなら、アクエリオンEVOLを出した方がいいと思いますけどね・・・。

〇とある飛空士への恋歌

 この作品は、現時点では噂にも挙がっていない状態です。
 今年放送されたアニメです(原作はライトノベル)。一見、一般向けな作品のようにも見えますが、ダブルヒロインを演じるのは悠木碧と竹達彩奈。声優ユニット、プチミレディとして活躍している二人が演じ、主題歌もこの二人が歌っています。
 「輪廻のラグランジェ」と同様に、サミーが制作委員会に入っている上に、アニメを制作したのもセガサミーHDの子会社であるトムス・エンタテインメントです。おそらく、パチスロかパチンコになるでしょう。

(パチンコ)おひさです。

2014-07-11 12:07:31 | パチンコ
 しばらく更新をサボっていました。正直時間はありましたが、書く気になれなかったというところです。

 パチンコですが、非常に残念な事態になっています。
 消費税増税後、多くの店が等価から28個交換に変更したのですが、6月頃から、再び等価に戻す店が増えています。
 色々と経営判断があったところだろうとは思いますが、本当に残念です。以前も書きましたが、玉を現金で借りれば消費税が課せられます。1000円分の玉やメダルを借りれば、消費税は約74円です。玉なら18.5発、メダルなら4枚弱になります。この負担は決して大きくないと思います。更に、等価なら持ち玉がある状態で更に玉を借りても、客は全く損をしないので、回転率を正確に測るために、現金投資を続けるという手も使える(そういうことに関係なく、持ち玉があっても現金投資を続ける人もいる)のですが、その辺はどうなのでしょう。

 まだ28個を続けている店もあるようなので、今後はそういう店に行くようにしようと思いますが、今後それらの店が28個を維持する保証はどこにもなく、とにかく先行きが不安です。

(パチンコ)消費税増税の結果

2014-05-24 22:05:48 | パチンコ
 少し前に、消費税増税によるパチンコへの影響について記事を書きました。増税された4月1日までに対応した店は少なかったので、このまま等価で行くのかとも思いましたが、4月下旬あたりから動きがありました。

 等価の貯玉を残していた店ですが、等価から28個交換に換金率を下げました。おそらく、貯玉を増やすなどの処理はしていないので、結果的に損をする形となりました。また、この店に限ったことではないですが、貯玉システムを持っている店は、貯玉再プレーを無制限とすることで、等価と同然の立ち回りができるシステムを取っている店が多いようです。パチスロも5.6枚交換になっているはずですが、こちらの対応についてはまちまちで、同じく貯玉再プレーができる店もあれば、できない店もあるという感じです。
 貯玉システムがない店も何店か回りましたが、いずれも28個交換に交換率を下げています。

 それらの店で立ち回った私としての個人的な感想ですが、釘の状態は等価の時とほとんど変わっていないようです。消費税の負担を全て客に押し付け、店は以前の利益をそのまま取ろうという考えでしょうか。まあ、28個交換程度ではボーダーラインもそれほど上がらないので、容易に回せる状況にはないと思いますが・・・。

 それでも、結果的に「パチスロ(20スロ)は等価」という業界の定義を打ち破ったのですから、もっと換金率に差が出てもいいのではないでしょうか。8枚交換は厳しいとしても、7枚交換(=パチンコは35個交換)なら、最近のパチスロのギャンブル性を考えれば十分にアリだと思います。

 今後も、私は基本的に30個以下の店で立ち回ることになると思います。

(パチンコ)今後のタイアップの動向

2014-05-07 13:00:00 | パチンコ
 以前は、アニメのタイアップと言えばその作品のファンを取り込むことを目的としていたと思われますが、パチンコ攻略マガジンの記事で、読者が「タイアップして権利を買うお金があれば、オリジナルでやった方がいい(余計な経費がかからなくて、台を安く作ることができる)のではないか」という質問に対し、回答者が「ゼロからキャラクターの設定や舞台の設定を作り上げる方が時間もお金もかかる。既にそれらができあがっているアニメの権利を買った方が安く済む場合もある」と回答していて、なるほどと思わされました。
 ということで、それなりにヒットした作品から、とてもヒットしたとは思えない作品まで、数多くのタイアップが今後も登場しそうです。

●既に発売が決まっている作品

○モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)・・・SANKYO

 結構最近放送されたアニメ。原作はライトノベル。主人公は女子高生で、宇宙海賊の船長を継ぐことになる。主人公の声優は当時駆け出しの新人だったが、周りを固める声優が豪華だった。
 主題歌をももいろクローバーZが歌っているので、ももクロ目当てかとも思ったが、アニメ製作はパチンコを作るSANKYOの子会社でもあるサテライトが担当しており、ある意味自前の作品とも言えるかも?ラウンド数をガチで抽選するクルーンを搭載。蒼穹のファフナーと比べればインパクトは弱いが、果たしてどれだけ楽しませてくれるか?

○涼宮ハルヒの憂鬱・・・SANKYO

 ずいぶん前から噂はあったが、なかなか登場しなかった作品。一見学園ラブコメのように見えるが、SFの要素が強く、あの独特の雰囲気をどこまでパチンコで活かせるか?
 あと、病気療養中の後藤邑子がちゃんと参加できているのかも心配・・・。

○咲-Saki・・・SANYO

 漫画原作で3度アニメ化されている人気麻雀漫画。暗い雰囲気の多い麻雀漫画の分野で、女子高生達が活躍することで異彩を放っている。
 明るい雰囲気に反するように、スペックはMAXとミドルでどちらもバトルタイプ。MAXは連チャン率80%で、初当たりも大半が4ラウンドで、確変に入っても時短が20回で終わり潜伏してしまうこともある。確変中は、負ければ当然出玉ゼロで時短に突入する。
 ミドルも初当たり確率は249分の1だが、13%は突然時短なので、実質初当たりは286分の1。10%は4ラウンド通常(時短20回)で終わる。
 なお、同じく美少女たちが活躍する麻雀パチンコ「麻雀物語」の3姉妹を演じる3人(日笠陽子、伊藤静、悠木碧)は、3人とも「咲」に出演している。

○奏功のストレイン・・・竹屋

 まさに「ああ、そんな作品もあったね」という感じの作品。7年前の作品らしい。女の子主体のオリジナルロボットアニメ。何となく主役が川澄綾子ということは覚えていた。
 昔は(あくまで主観ですが)竹屋、高尾、銀座がマイナーメーカー御三家というイメージがあった。そんな中、モンスターハウスを大ヒットさせた竹屋が一歩も二歩も抜け出したが、現在は高尾の方が勢いがある感じ。銀座もKPE(コナミの子会社)の元で立て直しており、竹屋は全く勢いがない。バラエティコーナーに1台入ればいい方かも。

○化物語・・・サミー

 原作は小説で、アニメも大ヒットとなった作品。パチスロが大ヒットしたこともあり、パチンコの方も注文が殺到しているようだ。
 しかし、スペックは一昔前に一般的だったようなごくごく普通のもの。怪奇現象を再現するために、確変かどうかは見た目分からないようにするらしいが、果たして目新しさはあるだろうか。

○恋姫無双2・・・aaa

 三国志の武将がほぼ全員女性のお話。何度もパチンコになっている一騎当千とは違い、実際の三国志と同じような時代が舞台になっている。
 「1」はそんなにヒットしなかったように思うのにまさかの第2弾登場。ブルーレイを買い集めた私でも、このパチンコはあまりにも残念な出来としか言えず、なにより大して熱くもない状態なのにやたらうるさい(そのようなパチンコは多々あるが、この台は度を超えている)のがうんざり。今回は多少でも改善されているか。

○機動新撰組 萌えよ剣3・・・タイヨーエレック

 「萌え」という言葉が入っているが、キャラクター原案は高橋留美子ということもあり、今ひとつ萌えない(笑)。原作は10年以上前に登場したゲームで、その後アニメ化もされた。「萌え」という言葉が今ほど定着していない時代に登場している。
 パチンコはなぜかそれなりにヒットしたこともあり、今回の登場はそれなりに納得できる。ただ、今回のキャラクターの衣装などは「萌え」をかなり強く意識しているように見える。

●まだ発表はないが発売が予想される作品

○アクエリオンEVOL・・・多分SANKYO

 テレビの放送が始まっても、旧アクエリオンの新台が出続けたのは、メインキャラクターのひとりを演じる小倉唯が高校生だったためか?今年高校を卒業し足かせは取れた。発売される可能性は高いのでは?
 なお、現在放送されている「ノブナガ・ザ・フール」も、原案は河森正治でサテライトがアニメを製作し、SANKYOがスポンサーになっている。こちらも将来のパチンコ化を見越しているかもしれないが、主要キャラのひとりに木戸衣吹が出演している。彼女はまだ高校1年生なんだが、3年待つのか・・・?

○モモキュンソード・・・多分西陣

 5年くらい前に発売されたオリジナルパチンコ。その後、無料朗読ライトノベルとして配信されたが、再度のパチンコ化の前にアニメ化が決まってしまった(7月から)。主人公の桃子姫は、ラジオをメインでやっていた浅野真澄ではなく竹達彩奈が演じる(浅野真澄も出演)。他にも、なぜか七森中ごらく部が全員出演している。
 ここまでしておいてパチンコにはしないということはないと思うのだが果たして・・・。

○銀河機攻隊マジェスティックプリンス・・・多分フィールズ(製作はビスティ?)

 5人の少年少女が活躍するSFロボットアニメ。キャラクターデザインはガンダムSEEDや蒼穹のファフナー等で有名な平井久司。版権をフィールズが押さえており、パチンコ化の可能性は大。最初の頃は、5人は戦う能力は高いのに、満足に発揮できず成果を上げられないことから「ザンネン5」と呼ばれていた。完全無欠ではない主人公が活躍するお話は、リーチを外すことが多いパチンコにはうってつけ。

○ノイタミナのどれか・・・多分京楽(オッケーかも?)

 いつの頃からか、フジテレビ系の深夜アニメ「ノイタミナ」の作品の製作委員会に京楽産業ホールディングスの名前が入っている(全部かどうかは分からない・・・放送されていないんで(苦笑))。今のところ具体的な話は全くないが、いずれはパチンコ化を考えていることだろう。今のところ最も可能性があるのは、2クール放送されて2期製作まで決定した「サイコパス」が有力か?いくら人気があっても「銀の匙」がパチンコに向いているとは思えないが・・・。

○銀河乙女・・・多分平和

 月刊ヤングマガジンでいきなり始まった漫画。BOYS BE・・・で有名な漫画家が漫画を担当しているが、原作は平和でキャラクター原案は白組。タイトルロゴも、「乙女」の部分は戦国乙女のそれとほぼ同じ形をしている。
 漫画からスタートという珍しい形だが、今後はどのように展開させていくのか。
 なお、戦国乙女の方はパチスロの第2弾がまもなく登場。西方の3人が参加する模様です。

(パチンコ)意外な安定性

2014-04-12 18:40:07 | パチンコ
 この日も変則スペックの台を打ちました。

 台の名前はCR BE-BOP~壇蜜与太郎仙歌~。タイトルからわかるように、漫画ビーバップハイスクールとのタイアップながら、なぜかタレントの壇蜜が出てくるという、最近よく見られる「意味不明なコラボレーション」の台です。

 スペックは一見ライトミドルに見えますが、200分の1に当たっても、56%は1ラウンド分の出玉をもって終了。44%にの方で当たって初めてまともな出玉が得られます。ということで、実質初当たり確率は454分の1になります。
 そちらで当たると右打ち指示が出て、Vゾーン付のアタッカー(以後、Vアタッカーと表記)が開くので、ここに玉を入れれば確実にVゾーンに入ります。そして確変に入るのですが、リミッターが40回に設定されており、途中でVゾーンに玉が入らないという不測の事態でも起きない限り、40回の大当たりは確実に消化できます。
 1回の大当たりの出玉は、80%が1ラウンド(Vアタッカーのみ)で終わりますが、6%は2ラウンド(ヘソの下にあるアタッカーが1回解放)、4%は3ラウンド(同2回解放)、10%は4ラウンド(同3回解放)となっています。仮に全て1ラウンドで終わったとしても、約4000発の出玉が得られますが、40回80%を引き続ける可能性はほぼ皆無で、普通は5~6000発の出玉が得られます(平均57.6ラウンドで、6000発弱)。
 リミッター到達後は時短に突入。とはいえ、ほぼ11回転で終了し、運が良くても(最後の当たりが2ラウンド以上だった場合)21~26回転で終了するので、連チャンする可能性は低いです。もし運よく連チャンすれば、もう1セットの大当たりが確定します。
 こういうスペックですから、初当たりまでは遠くても、初当たりを引いてしまえば安定するので、実際はライトミドルに近いスペックと考えて差し支えないと思います。ライトミドルでも、ひぐらしのなく頃のように、初当たりは潜伏や4ラウンド大当たりが多く、無事確変に入っても突然通常で即転落、逆に運良く連チャンすればあっという間に1万発以上をたたき出すような台と比べれば、遥かにおとなしいです。

 実践は二人打ちでした。運良く、二人で9Kしか入れてないところで初当たりを引き、これがまさかの時短連チャンで一気に安定モード。その後は1000回ハマリに、二人で8回連続初当たり通常を引くなど苦労して伸び悩みましたが、なんとかプラスで終われたという内容でした。

 変則スペックには攻略が付きものなので、まとめておきます。

 通常時、走っている電車の屋根みたいな画面が出たら、下アタッカーを確認し、開いていたら、ヘソメモリーが貯まっていない場合はそのまま打ち続け、ヘソが満タンの場合は右打ちしてアタッカーを狙う。左打ち時は、左からアタッカーに入賞しない分、なかなか8個入らないが、ヘソを超えて右に行った玉はアタッカーに向かうので、取りきれないことは多分ない。(電車の屋根の画面は、演出でも発生することがあるので注意)

 初当たり時は、極端な話アタッカーが空いてから打っても問題ないが、もし玉づまりなどで玉が飛ばなかったら大変なので、Vゾーンを狙え・・・みたいな表示が出たら打ち出しを開始する。

 すべてのラウンドに共通するが、Vアタッカーは4個入賞して5個目がVアタッカー近くにある時点で止めれば、玉の節約ができる。打ちっぱなしと比べ、1回で4~5個程度節約できるので、単純計算で大当たり1セットにつき160個の節約となり効果は大きい。

 初当たりに関しては、確変である44%のうちの20%が2ラウンド以上なので、下アタッカーが開く可能性が高い。もし開いたら、打ち出しを再開してラウンドを消化する。ラウンド数ランプはなく、ランプ点灯パターンで見るしかないので、ラウンドごとに停止して、開いたら打ち出し再開を繰り返すしかない。

 初当たりを消化し終わったら、デモがしばらく流れる。この間は打っても何の見返りもないので、打ち出しを停止する。ただし、ここまでで電チューに1発も玉が入っていない場合(入ったかどうかは、右のランプで確認可能。縦2連ランプが3列あり、中の列が電チューメモリ)は、1回転目にヘソメモリーが消化されてしまう。これが200分の1に当たり、かつ44%の確率を外せば、連チャンが即座に終了する。このリスクを回避したいなら打ち出しを続ける。大当たり中は電チューが一瞬しか開かないが、それでも稀に入賞してくれる。

 しばらくして、液晶に「4000」と出るあたり(初当たりラウンド数によりタイミングが違う模様)で、デジタル(右のランプパターン)が動き出すので、即座に右打ちを開始する。
 電チューは大一の加速装置と同じで戻しが1個しかないため、一瞬閉まるタイミングを避けたいところだが、高速消化されるし、保留がゼロになると高速消化が止まってしまうので、時間効率等も考慮すれば、打ちっぱなしでいいと思う。

 確変中の当たりは予告なくやってくるので、アタッカーが開いたら4カウントを待って打ち出しを停止し、アタッカーが閉じたら打ち出しを再開する。もし2ラウンド以上の当たりだった場合も、時間効率を考えれば打ちっぱなしで問題ないと思う(下アタッカーについては、ワンツー打法が通用する可能性あり)。

 よほどのことがない限り、ヘソメモリーが消化されることはないので、下アタッカー解放時は左打ちしてヘソメモリー点灯に努めても良い。

 リミッターに到達すると、ランプパターンが停止してもなかなかアタッカーが開かず、液晶上でポイント加算の演出が発生する。この時、最終的な残りポイントが120なら1ラウンド、240なら2ラウンド・・・といった感じになる。そのラウンドを消化したら一旦打ち出しを止め、再びデジタルが動き出したら打ち出しを再開する。

 時短中は、消化がスローになるので、メモリーを切らさない程度に打てば良い。残り時間がゼロになったら単発打ちで最低限のメモリーを追加し、最後にハンドルを押せと指示されたら最終回転なので打ち出しを完全に停止させる。その後終了デモが出て、サンセイのロゴが出たあと、プリペイドカードに対する注意の画面に変わったらすぐ(1~2秒の間は置いてもいいかも)打ち出しを再開し、電チューが閉まるまで打つ。こうすれば、時短回数、保留に加えて4~5回転くらい消化させられる。当たれば100%大当たりに再突入するはず(実践では一度も当たらず)。

 最後に感想。
 実質の確率が450分の1以下ですが、チャンスは唐突にやってくるように思います。逆に、何もない時は本当に何もなく、見せ場がないまま淡々と回転数が増えていきます。すると、突然サンセイ柄とかが出て当たりにつながるという感じでした。弱リーチやノーマルリーチでの当たりも見ました(確定演出などは多分なし)。また、疑似連のガセが多いのも困りものです。2連目には簡単に突入しますが、リーチ確定演出などが出ていない限り、3連目にはまず行きません。
 いくら見た目ほどギャンブル性が高くないとはいえ、一人で打つのはつらいと思います。
 あと、壇蜜は驚くほど「空気」でした。大当たり中の演出で選んだり、通常時に「上」ボタンを押さない限り、滅多に出てきません。あと、申し訳ないけど大当たり中の「仙台貨物」のPVは見苦しい以外のなにものでもありません。かといって、デカい液晶上でデフォルメキャラが延々と動いているのも鬱陶しいので、大当たり中は2番目の演出一択です。

(パチンコ・パチスロ)消費税増税まったなし

2014-03-27 20:32:41 | パチンコ
 最近のパチンコですが、なんとなく藤商事の「緋弾のアリア」ばかり打っています。
 スペックはライトミドルばかり。初打ちでは200分の1が600回転当たらず、まさに風穴を開けられましたが、その後は堅調。一番勝った時は純増2万発でした。
 こんな台、ほとんど入らないんじゃないかと思ったのですが、思ったより入ったし、意外に人気があります。同じ週に入ったモンスターハンターや海猿よりも人気があるくらいです。藤商事の大ヒット機種「リング」の「手」のように、大当たり時は画面の隅にたたずんでいるアリアのフィギュアがドーンと下りてくるのが受けたのでしょうか?まあ、原作を知っていて、ブルーレイも買った私としても、まずまず良くできているんじゃないかと思いましたが・・・。

 また、今日は高尾の「おしおきピラミッ伝」という台を打ってきました。一応グラビアアイドルとのタイアップのようですが、大半はオリジナルのアニメ風キャラクターが活躍。主人公のクレオパトラの声は、緋弾のアリアにも出演している高橋美佳子。他にも、釘宮理恵をはじめ、井上喜久子や伊瀬茉莉也などの人気女性声優に加え、子安武人まで出演しています。
 しかし、特筆すべきはそこではなく、スペックの方です。

 この台、通常時の確率は168分の1で、一見はライトミドルです。当たれば、100%確変に入り、確変中の確率は33分の1です。
 ということはST機かと思いきや、実は転落抽選タイプです。この転落確率が、何と888分の1です。つまり、一旦確変に入ってしまえば、なかなか転落しないということになります。
 大当たりすると、必ず3ラウンドの出玉あり大当たりとなり、出玉は約210発です。ところが、即電サポ付になるのは16.4%しかありません。残りは全て潜伏確変となります。
 最初の関門を突破しても、16.4%のうちの16%分は、電サポは8回転で終わりです。この8回転の間(電チュー保留での当たりは不可)に大当たりを引くことができれば、次回まで(転落まで)の大当たりとなります。0.4%分は、無条件で次まで(転落まで)となります。一旦次回まで大当たりに入れば、平均連チャン回数は何と42回にのぼります。
 これでは、通常時はあまりに厳しいかと思われましたが、実は通常時からの大当たりは、時短付となる確率が82.4%(うち0.4%は次回まで)に跳ね上がります。それでも、若干確変中と思われる台を打ったほうが有利なようですが、確変中のボーダーラインでも18回程度のようなので、時短中以外はいつ止めてもいいようです。
 ミドルスペックの皮をかぶったフルスペックのような台ですが、絵はぶっちゃけいい感じなので、一度は時短付が引けるように頑張ってみたいと思います。なお、今日の実践は初当たりが期待通り時短に突入するも8回転スルー。その後2回時短に突入しましたが、次まで時短には入りませんでした。


 前置きが長くなりましたが、消費増税についてです。

 先日、等価交換ながら2万発前後の貯玉をほったらかしていた店からダイレクトメールが届きました。内容は、システム変更に伴い、貯玉を全部おろしてくれというものでした。
 店に行ってきましたが、システムの変更は明らかに交換率の変更です。4月以降は当面貯玉不可。貯玉を下すことはできるが、4月以降はその時のシステム(要するに換金率)で交換することになるというニュアンスの張り紙がありました。この店が、換金率を変更するのは確実のようです。やはり消費税増税に耐え切れないということでしょう。これこそ、正しい姿だと思います。しかし、一物一家の問題が解決していなければ、パチスロも換金率を落とすしかありません。果たして、どれくらい落とすつもりでしょうか?

 一方、他にも等価交換で貯玉をほったらかしている店がありますが、こちらからは何の案内もありません。店に行っても、何の案内もありませんでした。このまま換金率を変えないケースも考えられますが、もし換金率を落とすとしたら、どのような対応が考えられるでしょうか?
 以前、28個交換だった店が33個交換に変えたことがありました。貯玉がありましたが、カウンターで処理をすると、28個の貯玉が33個になるように貯玉が増えました。このように、換金で損が出ないような配慮がありました。もし、そのような対応をする場合は、何の案内もしないでしょう。もしそんなことが客に知られたら、等価の間に貯玉を増やして、換金率が下がった時に最初から貯玉で有利な勝負ができます。
 しかし、消費税分のわずかな換金率の変更なら、しれっと換金率を下げ、貯玉はそのままにする可能性も否定できません。この場合は、客は損をすることが考えられます。
 この店には3万発前後の貯玉があり、どうするか悩みましたが、1万発だけ下しました。わずかであろうと、客が損するような変更を告知なくしないと思うのですが・・・。

 消費増税で店が生き残るためには、私は換金率を下げるしかないと思います。これでも換金率を下げないような店は、むしろやる気がないのではないかと思います。この消費税増税が、パチンコにとってはむしろいい状況になるよう願っています。

(パチンコ)惨劇回避

2013-09-02 16:41:35 | パチンコ
 お盆前の実践。注目のホラーパチンコ「呪怨」も導入されましたが、こちらもある意味ホラーパチンコである、「ひぐらしのなく頃に頂(いただき)」を打ちました。

 ひぐらしについては、原作ゲームは未プレイながら、アニメはそれなりに見ています。ただ、DVD購入で(ハードディスクの残り容量を心配しなくていいという意味で)安心してしまい、2期を途中までしか見ておらず、そのままになってしまっています。DVDも散らかっていて、ちゃんと揃っていません。

 パチンコのスペックですが、打ったのはライトミドルタイプ。ただ、確率はライトミドルでも実質のギャンブル性はミドル以上と言っても過言ではなく、初当たりの219.5分の1を引いても、34%は4ラウンドの出玉(約380発)が出るだけ(疑心暗鬼ボーナス)で時短もなく終了(ただし5%分は潜伏確変)。数字揃いの大当たりは時短付き確変に突入するものの、次で29%の通常大当たりを引くと出玉無しで短い時短を抜けて終了(10%の突確も同様)。確変中(時短中)は66%が16ラウンド大当たり(1584発)となるため、確変が続かなければまとまった出玉が得られない仕様です。突然確変→突然通常では出玉ゼロ。そうでなくても、初当たり通常や初当たり確変→即突然通常ではどうにもならず、逆に確変が上手く転がれば1万発、2万発という出玉も可能です。
 なお、大一の台だけに、電チューの戻しは1発しかありません。電チューからこぼれた分は確実に出玉減となるため、回す必要がある分だけ打つという、他にない止め打ちが必要となります。序盤は消化が遅いので、電チューが動いたら基本2個打ちで空きメモリー数に応じて1個打ちにしたり3個打ちにしたりという感じ。50回転ハマると加速装置が作動して消化が速くなるため、電チューが一瞬閉まるタイミングを避けて5~7発打つという感じです。また、初当たり実質12ラウンド大当たりや、確変中の大当たりで右アタッカーが開く時は、ラウンド間の止め打ちが必須です。打った玉がほぼ100%アタッカーに向かう反面、オーバー入賞は滅多に起こらない仕様になっているため、9発打って止めるだけでOK。これで、16ラウンドなら30発強の出玉を節約できるので馬鹿になりません。先ほどの電チュー止め打ちも含め、打ちっ放しの人と比べれば相当差が付くので、技術介入度は高いと言えます。

 実践結果です。
 初日は2人打ち。私が97回転で早々と出玉揃いあたりを決め、その後16ラウンド4回継続とまずまず。次は381回転(時短込み)と多少ハマるも、数字揃いで当たり、以後16ラウンド2連チャン。190回転で、ひぐらしチャンスからストーリー系でも最も期待できる「奇跡の起こし方」になり、一旦外れるも「嘘だ!」復活で大当たり。実はここまでの初当たり3回は全て「嘘だ!」で復活しています。これも16ラウンド3回。まあ、0回の可能性もあるので決して悪くはないのですが、もう少し繋がって欲しい気もします。
 92回転。これもストーリー系で「嘘だ!」復活。絵柄が「3」だったので12ラウンドの出玉が得られ、その後も16ラウンド4回とまずまず。更に47回転で、テントウ虫柄が出ていたとはいえ、弱リーチである奉納演舞リーチが直接当たり。これも16ラウンド3連チャンと安定した出玉を獲得。次も、396回転と少しハマるも、数字揃いで当たり16ラウンド4連チャン。次は70回転、全く期待できないゾンビ鬼リーチがまさかの大当たりし、16ラウンド2連チャン。
 しかし、この後は尻すぼみ。164回転で当たるも、これが16ラウンドを1回も引けずに終わり、更に335回転で突然確変を引くも、これがまた16ラウンド引けず。50回回したところで終了でした。

 連れですが、はじめに381回転ハマり、連チャンも地味なものが多くて足を引っ張られましたが、終盤になって16ラウンドを10連チャンさせて復活。しかし、最後も512回ハマり、大当たり回数は21回と、私の32回と比較しても伸びきれずに終わったという感じでした。それでも、二人で1万発以上は浮きましたが・・・。

 後日、一人で打ちに行きました。
 序盤は伸びが悪く、投資は16Kに伸びました。初日と同様、ソコソコの連チャンが続いてくれますが、爆発には繋がりません。6千~1万発付近をずっとウロウロしていましたが、終盤になって551回転のハマリを抜けて引いた疑心暗鬼ボーナスはどうも潜伏だったらしく、8回転で大当たり。これが16ラウンド5連チャンと自己新記録を更新(笑)し、出玉も再び1万発オーバー。これで十分だと思っていたら、93回転で引いた次の大当たりがまさかの16ラウンド12連チャン。あっという間に出玉を積み上げ、時短抜けで即終了となりました。





 感想。
 実践記にも書いたとおり、逆転演出の多さには少しイラッとしましたが、パチンコとしてはそれなりにまとまっています。テントウムシ柄などの強予告から4ラウンド通常に当たるようなことはほとんどないし、ショボいリーチでも運命選択チャンスに行って右打ち指示が出れば最低4ラウンド大当たり、突確の期待も十分にあります。確変中の演出も、予告の重要性が高い割には、全て弱予告でも16ラウンドになることもあり(まあ、滅多にありませんが)、バランスは決して悪くないと思いました。
 演出の方も、それなりに「ひぐらし」の世界観が分かっている人が構成したんじゃないかと思えるようなデキでした。全部見ていない私が偉そうには言えませんが、原作ファンもそれなりに納得できるんじゃないかと思います。
 また打ってもいいとは思うんですが、まあ打つ機会は多分ないでしょうね・・・。連チャン中の演出はストーリー順に次々に進んでいくという感じになっていて、2日目の大当たり回数なら恐らく最後まで見ることができるはずなんですが、初当たり時にストーリーを続きからか始めからかを選ぶ時に操作ミスをしてしまい、途中で最初に戻ってしまったのが痛かったです。その後の連チャンで猛烈に追い上げましたが、少し届きませんでした。



 最後に写真集です。



 記事中で書いた、弱リーチ「奉納演舞」が当たった時の画面です。



 確変中に出れば多分16ラウンド大当たり確定の「フレデリカの詩」です。古手梨花(ふるでりか)と名前が似てますね(笑)。詩は何パターンかあり、パチンコになぞらえたものまであります。



 詩音全回転が見られました。




 何度も活躍してくれた、レナの「嘘だ!」です。確変中は、ラウンドランプを見れば(16ラウンドが点灯していれば)、復活演出が発生することが確定するので、簡単に写真を撮れます。




 疑似連は4回続けばオーラがレインボーになるので大当たり確定だと思いますが、5回目まで続いて羽入が登場しました。その後リーチが発生し、ノーマルのまま即当たり。こんな当たり方が、2回目の実践でなぜか2度も発生しました。



 テントウムシ柄です。ゼブラ柄やキリン柄とかと比べるとインパクトが薄いように思いますが、慣れるとそれなりにドキッとします。通常時に関しては、メモリーがテントウムシになるケースを何度か見ることができました。信頼度は相当で、7~8割は当たりに繋がったように思います。

(パチンコ&パチスロ)今後のタイアップパチンコ

2013-08-10 11:28:31 | パチンコ
 今週はお盆ウィーク前の最後の週ですが、パチンコでは大一の「ひぐらしのなく頃に」と、パチスロではスパイキーの「学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッド」が登場しています。どちらも、アニメは見ている作品なので、一度は打ってみたいところです。
 更に、この後も驚くべきタイアップが次々に発売が予定されています。

 まずは、ナムコの人気ゲームシリーズ「テイルズ・オブ・ディスティニー」。正直、私は一度もプレイしたことがないし、アニメでシリーズ作品を見た程度の知識しかないのですが、一番驚かされたのは、このタイアップを発売するのが、ジャグラーシリーズで有名な北電子だということです。北電子ということで、当然パチスロです。
 どんな仕上がりになるのか興味はありますが、以前「ケータイ少女」という携帯ゲームのタイアップを打って、非常にげんなりさせられた(とにかく演出がショボすぎる)苦い思い出があるため、あまり期待できないかもしれません。

 続いて、山佐のパチスロ「スタードライバー」。山佐は、もうすぐアニメタイアップ「ゼーガペイン」を発売しますが、その次もアニメタイアップです。日曜日(土曜日だったっけ?)の夕方に放送されていたオリジナルアニメでした。今年、まさかの映画化を果たしましたが、これが理由だったか(笑)。まあ、私も一通りは見ているので、期待したいです。

 続いて、サミーのパチスロ「化物語」。まさかの物語シリーズのパチスロ化です。しかも、作るのがサミーだけに期待させられます。アニメでは実に独特の演出が繰り広げられましたが、これがどのようにパチスロに生かされるでしょうか。

 続いて、ニューギンのパチスロ「ペルソナ4 The SLOT」。人気ゲームが原作で、アニメの方は私も見ました。独特の演出とスタイリッシュな音楽は、パチスロにも合うのではないかと思います。ペルソナ3の方はタイヨーエレックからパチンコが発売されています。ペルソナと言えば、製作したアトラスの親会社のインデックスが経営破綻し、アトラスがどこに売却されるかという問題も気になるところです。セガサミー(タイヨーエレックの親会社)あたりが買いそうな気もしますが・・・。

 最後に、パチンコになるのが「百花繚乱サムライガールズ」。戦国乙女のように、戦国時代の武将の名前を持つ美少女が次々に登場する作品です。パチンコだけに、エロ描写は控えめにならざるを得ないと思いますが、こちらも演出は独特なので、うまく生かせばパチンコにも向いているのではないかと思います。
 そして、このパチンコを作るのが何と平和です。平和は戦国乙女を作った会社です。これは、将来的には戦国乙女とのコラボレーションまで期待できるかもしれません。
 戦国乙女と言えば、お盆明けに戦国乙女のパチスロが登場予定です。どうやらパチンコの第1弾より前のお話のようで、主人公は新キャラである足利ヨシテル。キリッとした感じが凄く魅力的です。演じるのは小清水亜美。今回については、想定内のキャスティングと言えますが、全武将のリーダーになるような立ち位置のキャラクターに、若い声優を持ってきたところにセンスを感じます(戦国乙女初期メンバーの中で、小清水より若い声優は、ヒデヨシ役の新名彩乃のみ)。