年を取ると代謝が悪くなり、太ると言う言葉に騙されていた。
この言葉こそ悪魔の囁き。
数年間の間に運動したりしなかったりを繰り返し、徐々に肥満が進行して突き出した腹。
たまにつまんでみると、つかみきれない程の醜さ、代謝も悪いし、少し運動してもへこまない腹に、もはや諦めの境地だった。
思い起こせば、今年3月頃足を捻挫して動かなくなると、肥満は加速し血圧が190、医者もびっくりで薬で下げる前に血圧手帳をつけるように指示された。
丁度この頃足も治りかけてサイクリング開始、すると血圧はみるみる下がり正常地まで落ち、薬の世話にはならなかった。
しかし自転車乗って、体重計に乗っても腹は一向にへこまない。
やっぱり代謝が悪い?
7月猛暑の時期、日本を離れビール三昧、帰国するとサイクルスポーツから店長選手権の参加依頼が来たので練習開始。
店長選手権は4年前になめてかかった大会で、あの時は足が痙攣して終わった。
このまま参加すればリタイヤは確実、少しでも楽して走ってやると選手モードに入った。
早朝と夕方に10km峠を1往復から開始、決して追い込まず徐々に走れるようにプログラミングした。どしても人は直ぐに結果を求め期待するが、トレーニング理論を知り尽くした自分は今日より明日を信じ鍛えていく。
1ヵ月もすると、代謝が悪くて痩せないはずなのに、腹がへこみ始めたではないか。
ここで調子に乗って距離も少し伸ばすと、更にいい感じで締まってきた。
2が月もすると、腹はへこんで着れなかったユニホームも切れるようになった。
食事は余り制限せず、オカラパウダーは使った。
ある一定期間連続して運動を繰り返すと、身体はかなりいい感じになった。
この一定期間と言うのがダイエットには必要で、これを超えないと余分な脂肪は除去されない。
代謝が悪いのでは無く、代謝をうながすように身体を作り上げるのだ。
今回は過激なダイエットでは無かった為に、腹はへこみ皆に痩せたと言われるが、体重はそれないりに重いままで坂は筋力で軽々上る。
この冬に出来るだけ運動をして、又太らないようにするしかないが、日本酒がうまくて飲まずにはいられない季節だ。