高崎山が育てたちんねん少年大学を無事卒業しましたと中国まで電話してきた。
5年前、日本一バナナが似合う少年とスイスに遠征、強化合宿の走りやカナダ遠征時のオモロイ行動は格別だった。
この時将来が期待されるはずだったが練習中の交通事故ですべてが狂った。
だが三途の川を泳げないから渡れず、閻魔大王に逆らい、あの世に行く直前で追放されこの世に帰ってきた男。
実は引き戻したのは俺で三途の川から俺に電話してきた時、なしょったか?練習せんかと激を飛ばしたら、得意のハイと掛け声は最高だった。
あの時の会話は今も覚えているが不思議。666の先輩によると病院のベットで意識が無く電話なんか出来る状態ではなかったらしい。
その後何とか動けるようになり、自転車にも乗れるようになった、でも昔の力は出せなかった。
リハビリをかね、和歌山に合宿に来たとき、記憶障害がとい言うから、食事を何食べたと質問をすると、ガンガン答える。
俺より全然ましじゃないか?
これから高崎山に帰って仕事につく、又会える日を楽しみにしてるぞ。
心配かけたぶん親孝行せーよ。