九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

久しぶりに風邪で少し不調

2011年05月20日 16時21分12秒 | Weblog
ドバイで待ち合わせして向かった先で死んだように寝続けた。
久しぶりに襲ってくる睡魔との闘い、5月始なのに家のヒーターを入れっぱなしにしていたから部屋は灼熱地獄。
おまけに床暖も全開、でもどうやって暖房を消していいのか判らない、とりあえず窓を全開にするが暑い、おまけに風とともに蚊もやってきて耳元でうるさい、体が動かない。
数時間をかけて撃墜2匹、そして死んだように寝続けた。
その後数箇所を移動、1回目は快適で一気に体力を回復、しかし次は又暑い、クーラーを入れると寒い、ダメおしにポンコツ車。
何と外は灼熱なのにヒーター全開、運転も全開、でもヒーターは切れない、ダメ押しに高速でガソリンがなくなり、ラジエータの水がなくなった。でも難なく切り抜ける、これも生きるすべか?
窓全開で5時間、ついに喉が痛み出して風邪、鼻水くしゃみで苦しさが増していく。

何百キロも離れた町でタクシーに乗り込み目的地に向かう途中、茶屋でドライバーは一休み、このドライバーかなり運転が上手い、ミッションのつながる感覚が無く曲がりくねった道を快適に飛ばす、茶屋では車を点検して洗車、食事を取り最後の数時間を運転するのだ。
ここで暇な俺は店の前をふらついていた。
すると急激に停車する車から見た事がある風貌の3人組、なんと友人、こんな所で出会うか?世界は狭すぎ?偶然の再会を茶で乾杯してしばしの座談、時間も遅いので先を急いだ。
ドライバーはここから帰るのか?日本に帰れる時間運転するのか?凄い、でもお金を払うと嬉しそうに帰っていった、メルシー。

帰りは最初の空港で3時間、ドバイで2時間待ち、見飽きた免税店を横目にバーに座り込んだ。
鼻水は止まらないが、一応喉を潤し時間をつぶす事にした。ここまでくればメールも携帯もつながる、開放感を一人かみ締めて次なる場所に移動。

リントナーが最後に座っていた場所。

2011年05月20日 08時29分23秒 | Weblog

リントナーがいつも腰掛けていた場所に、自分が腰掛けるとは思わなかった。
最後にリントナーと話した時もこの場所だった。
そのWOLFRAM Lindner彼が残した功績は大きく、現在の自転車トレーニングの基礎を作り上げ、彼が育てた選手の勝率は7000勝以上。自転車界で彼の名前を知らない者はいないだろう。
そのリントナーが晩年何時もこの場所にいた、そして同じ目線で視界に入ってくる物を見つめてみた。どんな苦悩があったのだろうか?数年前に他界した彼にもう聞くことは出来ない。