巨匠

巨匠ピーエール、１９８０年代後半からＮＨＫで放送されたツールドフランスの映像をバイクで取り続けた男。
その世界では知らない人は居ない、ピエールが取ったツールの映像を日本の人達は興奮して見、そして憧れた。
１９８９年、パリのアンテン２で、一緒に仕事をした事があるが、遠い昔の事で接点はほとんど無かった。
それが今回、ピエールはツールドリムザン全ステージの映像を取りにやって来てくれた。
そんな彼もヨーロッパの女子のレースを取るのは初めてらしい、バイクを運転する彼も元選手だが女子のレースは初めてだった。
ツールドリムザンは道幅が狭く難しい、バイクカメラもなかりのテクニックが必要だったが良い映像を多く取り、最後にこのテープで多くの事が見えるねと言ってくれた。
特にアタックの瞬間と、ＴＴの映像は何かを教えてくれるだろう。