九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

北海道が終わって

2009年09月14日 10時25分08秒 | Weblog
今から数年前、高校を卒業してすぐの内間康平をツールド台湾で目にした。
初めて見る少年の走は動物的感があり、将来強くなるだろうという光が見え隠れする、その台湾で日本人だったら協力しろと数人の日本人に声をかけたが、その時力になったのは台湾の少年と内間のみだった。そして何時終わるかわからない先頭交替を繰り広げゴールまで走った。
その後、俺が率いる最強のチームで何度も走る事になる、最年少で迎えたイランのレースでは最悪の展開に持ち込まれながら2位入賞、年齢が若い選手達の希望と戦えると言う事を足で証明させた。
その後も危険なスプリントをこなし、アジアツアーのゴールハンターとしてその名前をとどろかせる、幾度と無く表彰台に上がり俺らを楽しませてくれた。
しかし課題は山岳の力、そこでこの夏強化訓練で山岳の力を磨く、未だ未完成だが攻撃的な走りは少しずつ進歩を遂げていく。
インカレではその攻撃性が裏目にでて失速、しかし北海道では山岳をこなし新人賞でジャージを守りきった。おめでとう。
その相棒の伊藤はまさに眠れる獅子、未だあの髪型してるのだろうか?
トラックでロードを走らせてもらえず、今一つ足が回っていないらしい、おまけにゴールを間違い全てを失った。
従来U23では特質した力を備えている選手で日本で一番強いステージレースの選手だろう、そのオールラウンダーが何故崩れたのか?(崩された?)
UCIのポイントの稼ぎ頭で、アジアツアーの表彰台に幾度もあがり、その強さはプロが認める強さ、特にゴール前の高速状態から逃げる強さがあり、同じパターで2勝をあげている、あの強さは遂数ヶ月前の出来事なのに。

ピンクの越は落車で首が回らず大失速、この落車をきっかけに身体が動かなくなったらしい。まさに冬眠だが未だ終わったわけでは無い、まだまだ始まりに過ぎない、越よ九州の男の力見せてやれ。
(暗号) サル サル サル 高崎山登れ。
野中はインカレの走りで大きく跳躍するかと思われたがやはり野中だった、でもきこいつも潜在能力は高い、その能力自分で引き出してみろ。
皆よチームで戦った時の事を思い出せ、どんな逆境にも耐えて勝負してみろ、そして強くなって帰って来い。

強くなる為、忘れている事を思い出す為に、集合は南の島だ。日時は自分達で決めろ。