トーマスと練習

トーマスよ汽車のレールは真っ直ぐだが、道は直角に曲がるからな覚えとけ。
待ち合わせの場所を全速力で通り過ぎ、シュッシュポッポと大阪湾を目指したトーマスが迷子になる。
俺が電話していなかったら何処まで行ったのだろうか？
大体サイクリングロードは１本道、間違えるはずが無いのに車道を走り俺の視界に入らなかったトーマス、電話しても日本語が下手でよく理解できない。
電話で見つけ出してから今日は一緒に練習に行った。
こんな坂あるんですかと興味深そうで、道がイタリアに似てますねと声を弾ませながらの練習、俺は運動不足解消でマダマダ走れないからペースはも異論俺のペース、どのような練習をすれば走れるようになるのかを伝授した。
帰りも道に迷わないよう分かれ道まで送り、ここから真っ直ぐ走って、突き当たったら直角に右、そのまま真っ直ぐ平群の里を目指せと言ったが少し不安。
１時間後無事着きましたと連絡があつた。
チーマスどう見ても走りそうに見えない、それにメットのヘルメットが日本一似あわない。
じゃと別れ際にふと自転車を見ると、もうこれ以上下がらないシートポスト、以前使用していたのが壊れたから取り替えたと言う、どう見てもおかしい。
体系は筋肉質でペダルは８角形に回る、これでも今期３勝目、逃げたらエンジン全開、坂を登らせたらジュニア最強、そこでふと思ったのがＴＴ、トラックのＴＴは普通だがロードのＴＴはもしかして速いのと違う。
駄馬とサラブレッドの中間かも、１２月に能力試験で試してみるか。
その前に靴のサイズが２５，５ｃｍなのに、シューズがばがばで４２を履いてやがる、そんなデカイ靴で３勝は普通の選手にはまねが出来ない、さすがトーマス。

親父

昨日は極道親父と出あった。
多分俺が思うにサイクリングロードから帰宅したら酒、酒、酒？
息子はチーム極道で所かまわづ突っ走るのが良いんじゃない。
俺も昔はそうだった。