日本共産党の連続教室の古典教室第11回 多数者革命論の補論と次回の予告
1月24日は、日本共産党の連続教室・古典教室の第11回。第10回に続く「多数者革命論」の2回目。
エンゲルスの「『フランスにおける階級闘争』1895年版への序文」をテキストに残りの部分をやりました。
不破さんは講義の後半に、「多数者革命論」の補論を語りました。
1、エンゲルス死後のドイツ社会民主党
2、レーニンと多数者革命論
3、スターリンの革命論と「50年問題」
4、1960年の共産党・労働党会議での革命論争
5、フランス共産党とイタリア共産党のその後
6、日本共産党綱領と多数者革命論
補講に続いて、不破さん曰く、古典教室も最初のころの感想から最近の感想はずいぶんかわっていまして、最初のころは「マルクス・エンゲルスは同一人物ではなかったのか」という感想から、最近は「多数者革命論を勉強したら、ここに4中総があったか」という感想がずいぶんあったと。
不破さんは、「世界の共産党で、マルクスの目で日本の歴史を見て、エンゲルスの目で日本の社会を見て、マルクス・エンゲルスの目で日本の変革の展望を語るって党は見当たらない」という。
今、「新メガ」としてオランダのアムステルダムでマルクス・エンゲルスの著作はもとよりあらゆる手紙やメモ書きまですべて集めた本当の全集を編集しているといいます。100冊余りになって、1冊は5~6cmの厚さになるといいます。
でも、集まってきている研究者はマルクス・エンゲルスの思想が正しいと思ってやっているのではなくって、数ある偉大な思想家の2人として扱っているそうです。
そこで不破さん曰く、「日本共産党員が1年間を通して綱領と古典を学び、日々の活動の糧にしようとしている事。多少の差はあるが、すくなくともしようと試みていることは歴史的な事」だそうです。
日本にもマルクス・エンゲルス研究の歴史があると。世界で初めて「マルクス・エンゲルス全集」を出版したのは、なんと絶対主義的天皇制のもとの日本だったのだそうです。
ヨーロッパから古本を買って帰ってきたり、書き写したりして、努力を重ねて出版にこぎつけたそうです。もちろん今ある全集にくらべるとかなり収録数は少ないものでしたでしょうがね。
入れたくれも入れられなかったものに『共産党宣言』があるそうです。入れても検閲ですべて×××になるだからそうです。『共産主義の原理』は『××××の原理』で入れられたそうです。
不破さん曰く、これで古典教室を終わらせるのはもったいない。志位さんの綱領教室も12回までやるので古典教室も12回までやりたいと思う。
テーマとして、「マルクス・エンゲルス以後の科学的社会主義の理論史」と名づけたい。
マルクス・エンゲルスの理論がレーニン時代にどうなったのか、スターリン時代にどんなものになったか、それが世界を制覇したんだけど、自主独立の党である日本共産党がどうやってそれを突破して、(綱領確定後)半世紀かかったけど今日まで来ているか。
その歴史のあらすじをみなさんと一緒に振り返ってみたいということです。
こうご期待です。
最後に村主のお願い!たくさんの感想を寄せてくださいね!
1月24日は、日本共産党の連続教室・古典教室の第11回。第10回に続く「多数者革命論」の2回目。
エンゲルスの「『フランスにおける階級闘争』1895年版への序文」をテキストに残りの部分をやりました。
不破さんは講義の後半に、「多数者革命論」の補論を語りました。
1、エンゲルス死後のドイツ社会民主党
2、レーニンと多数者革命論
3、スターリンの革命論と「50年問題」
4、1960年の共産党・労働党会議での革命論争
5、フランス共産党とイタリア共産党のその後
6、日本共産党綱領と多数者革命論
補講に続いて、不破さん曰く、古典教室も最初のころの感想から最近の感想はずいぶんかわっていまして、最初のころは「マルクス・エンゲルスは同一人物ではなかったのか」という感想から、最近は「多数者革命論を勉強したら、ここに4中総があったか」という感想がずいぶんあったと。
不破さんは、「世界の共産党で、マルクスの目で日本の歴史を見て、エンゲルスの目で日本の社会を見て、マルクス・エンゲルスの目で日本の変革の展望を語るって党は見当たらない」という。
今、「新メガ」としてオランダのアムステルダムでマルクス・エンゲルスの著作はもとよりあらゆる手紙やメモ書きまですべて集めた本当の全集を編集しているといいます。100冊余りになって、1冊は5~6cmの厚さになるといいます。
でも、集まってきている研究者はマルクス・エンゲルスの思想が正しいと思ってやっているのではなくって、数ある偉大な思想家の2人として扱っているそうです。
そこで不破さん曰く、「日本共産党員が1年間を通して綱領と古典を学び、日々の活動の糧にしようとしている事。多少の差はあるが、すくなくともしようと試みていることは歴史的な事」だそうです。
日本にもマルクス・エンゲルス研究の歴史があると。世界で初めて「マルクス・エンゲルス全集」を出版したのは、なんと絶対主義的天皇制のもとの日本だったのだそうです。
ヨーロッパから古本を買って帰ってきたり、書き写したりして、努力を重ねて出版にこぎつけたそうです。もちろん今ある全集にくらべるとかなり収録数は少ないものでしたでしょうがね。
入れたくれも入れられなかったものに『共産党宣言』があるそうです。入れても検閲ですべて×××になるだからそうです。『共産主義の原理』は『××××の原理』で入れられたそうです。
不破さん曰く、これで古典教室を終わらせるのはもったいない。志位さんの綱領教室も12回までやるので古典教室も12回までやりたいと思う。
テーマとして、「マルクス・エンゲルス以後の科学的社会主義の理論史」と名づけたい。
マルクス・エンゲルスの理論がレーニン時代にどうなったのか、スターリン時代にどんなものになったか、それが世界を制覇したんだけど、自主独立の党である日本共産党がどうやってそれを突破して、(綱領確定後)半世紀かかったけど今日まで来ているか。
その歴史のあらすじをみなさんと一緒に振り返ってみたいということです。
こうご期待です。
最後に村主のお願い!たくさんの感想を寄せてくださいね!