日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

秋山幸二監督

2014-10-16 06:47:14 | ホークス
ホークスの秋山幸二監督が辞任することになりました。



秋山監督は指揮を取った6シーズンで優勝3回というすばらしい成績を残しました。ただ、ホークスは豊富な資金力でその間かなりの補強をしてきたわけで、この成績でも不十分だという人もいると思います。僕は南海ホークスの頃からホークスを応援してきているので、あの暗黒時代から考えると、現在は夢のような成績だと思いますし、秋山監督は十分にその責を果たしていると思います。



何しろ選手時代の成績や身体能力が傑出しているので、彼はそちらのイメージが強くて、監督としての評価はもう一つのような気がします。寡黙でポーカーフェイスであることもその理由だと思います。相手チームにとってはこれは脅威だったと思うのですが、味方にとっても何を考えているのか分からないので、つい、あれこれ憶測を呼んでしまいます。



僕は彼の最大の功績は、度重なる補強の中で、柳田、今宮を使い続けたことだと思います。特に今宮は、層の厚いホークスの野手陣の中で、お世辞にもいいとは言えない打撃成績です。でも、そんな今宮を一人前にするべくほぼ2番に固定して使い続けました。そこには川上哲治、古葉竹識に連なる熊本県人監督らしい頑なな姿勢を感じます。



現役を引退して以来、2軍監督、コーチ、監督としてチームを外から見ることがなかったので、一度チームから離れてじっくりチームを見て、また、ホークスに帰ってきて下さい。もちろん現役で戻ってくれてもいいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする